こんにちは蓮花です。
今日は久しぶりに兄が来ていました、
少し早めのお盆のお参りに来てくれたのです。
お盆やお正月などの節目の数か月振りに会って感じたことを綴ります。
兄の家族とは、うちの母が兄嫁と揉めて
行き来がなくなってからもう何年経ったのか…
疎遠になってから、兄は自分だけこっそりとお参りに来ます。
兄が来る日はいつも平日の午前中なので、
今まで私は仕事に行っていて何年も会わずでした。
それが昨年の夏に数年振りに会うこととなりました。
伝授※ヒーリングの受け付けはこちらより
去年の夏に久しぶりに会ったときは、少し緊張して(お互いに)
どう話そうかなと考えましたが、今日は自然にいろんな話が出来ました。
昔は母のことをほったらかしにして、音沙汰もないのが不満でした。
母と兄嫁の不仲をうまく仲裁できなかったことへのいら立ちもあり
顔を見たら、なんで?どうして?と文句しか出ませんでした。
それが、昨夏に会った時に変わったんです。
私は文句を言うのはもう止めよう、もめ事からはもう何年も過ぎたのだからすべて水に流そう、穏やかに話をしたいと思ったんです。
たぶん、兄は久しぶり会った時 ものすごく緊張していたようで
私が怒ると思ってたのでしょう、けれど拍子抜けするほど穏やかな私を見て
兄もほっと力が抜けたようで、何年か振りに静かに話をしたんです。
そして今日、また兄がやって来ました。
前回はわだかまりを溶かすような対面でしたが、今回はもっと自然に話せて
兄の家族のこと、実は困っていることなどをぽつりと話し始めたんです。
話を聞いていると、それは困るな、深刻だな、と思うことでした。
今までずっと黙って兄は一人で抱えていたのです。
私に話したからと言って何か変わることはありませんが、
心を許して話してくれたことが嬉しかったです。
将来私に出来ることで助けになるなら、手助けしたいですし
また少し、兄との関係が良くなってほっとしています。
家族との関係、親戚など近しい人との関係ほど
こじれた時に修復が難しくなります。
それは、お互いに遠慮がなく、言いたいことを言うのもあり
また
相手に対する期待が大きいからです。
こうしたら、こうだろう!と思う期待
それが叶わないと裏切られたと感じます。
そして不満がつのり、ケンカやひどくなると関係が絶たれる
悲しい結末になってしまいます。
私の身近でも、そうしたことがあって寂しい悲しい思いをしたから
今思うことは
身近な間柄こそ「遠慮が必要」だということ
なんでも思ったことをぶつけないで、一呼吸おいて発する
相手を思いやり、相手に期待し過ぎず、執着を手放すのです。
これをすると、私と兄の関係はぐっと良くなりました。
この考え方は人間関係の基本ですが、肉親などの近しい人
親や子供や兄弟姉妹などだと、つい垣根を越えてしまうんです。
ついつい、余計な一言を発して後悔する、ありますよね?
けれど大丈夫です、また気持ちを入れ替えて
相手を思いやり、相手に期待し過ぎず、執着を手放せば
相手の心が解けていきます。
久しぶりに兄といろんな話をして、思い出したのが幼い頃の自分です。
二人兄妹の私は、小さな頃はいつも兄の後を追っていました。
兄がすることは何でも真似して
ウルトラマンが流行ればそれを一緒に見て
仮面ライダーの変身ごっこを真似してやってました。
一番近くにいた、年の近い遊び相手で
一緒に育った思い出がたくさんで
いつもそばには兄の存在があったのです。
優しい気持ちが懐かしい思い出を蘇らせてくれました。
もし家族の誰かと仲たがいしてしまったり
思い違いで疎遠になってたりしても
自分が心を開いて向き合えば関係は変わるのだと知りました。
相手を思いやり、相手に期待し過ぎず、執着を手放す
これを忘れないで、心を開いて優しい気持ちで話せばきっと伝わります。


