こんにちは蓮花です。
今日は良い天気ですが、寒さが戻って冬の気配の一日です。
風が強く空の雲がどんどん姿を変えて、さっきまでは雲がたくさんだったのに今は無く、と
見るたびに違うのが面白く、なんだか人の心の中のようだなと思いました。
人の気持ち、心の中は目には見えませんが一日のうちでもコロコロと変化します。
朝は爽やかな気持ちだったけど、夕方になると疲れてふさいだ気持ちになったり
綺麗な花を見て元気が出たけど、ネガティブなニュースを見て暗くなったり
はっきりした理由はないけれど、小さな揺れや、気持ちの上下は常にあると思います。
人間であれば、気持ちの上下は必ずあり、それが無い人はいません
もし全く無いなら、もう人ではなく神のような、この世界ではなく別世界にいる存在になってる
だから、気持ちが変化するのは自然なことだし、悪いことでない。
ですが、あまりに大きく気持ちが落ち込み過ぎるのはしんどいですよね
個人的に注意したいのは、ネット上のネガティブな話です。
特に見ようと思ってなくても、どこからか情報がやって来て興味を誘いますし
それを見てしまうと、次から次へと怖い話が出てきます。
怖い話が本当なのか?どうかは分かりませんが、この数年そんな話に振り回された人が多くいたでしょう
私もコロナなど、出始めた時はドキドキしました。
すごく不安になったし、心配し過ぎてなんだか具合が悪くなるような気がしました。
そんな数年前の自分を振り返って、あの時の心配の気持ちは要らなかったなと思います。
それはコロナが落ち着いたから、安心したという訳ではなくて
今を生きてなかったからです。
いつの時代にも不安に思う要素はありますが、不安ってほとんど未来を心配しているんです。
○○になったらどうしよう、や、△△になったら困る、など
今ではなく、先のことを心配して不安になるのです。
この不安な気持ちは、生きる上で必要な自分を守るためでもあるけれど
不安はほとんど、現実にはなりません
昔、自分が心配していたあれやこれやを思い出してみても、どうってことなく終わっています。
そんな過去の自分の不安との付き合いから学んだのは
今、自分が安心しているなら、それでいい、です。
不安が湧いてきたら→今の自分はどうなのか?俯瞰してみると、ほとんど大丈夫なはず
○○が心配→じゃあ、今の自分は?と問いかけると、何の問題もない
でも、もし△になったらどうする?→そうなるとは限らないし、今は大丈夫だよ
こんな感じで、今の自分に繋がると不安は小さくなっていきます。
自分の中にあるエゴは不安をあおるのが大好きなので、事あるごとに「でも、だって」と不安にさせます。
これも太古の昔から人が生きて来た生存本能なので、仕方ないところもあるけれど
エゴの声が出て来たら、立ち止まって「今の自分に戻る」
○○が心配っていうけれど、でも今の私は平気だし大丈夫と言ってみましょう。
今を生きることは、本当に大事です
過去でなく、未来でなく、今の自分を生きる
過去の傷の痛みを繰り返し感じたり、未来の不確定な不安に振り回されるのでなく
今の自分を生きる
そうすれば、不安に取り込まれず、安心な世界が生きられるんです。
安心は外側から与えてもらうのでなく
自分が変われば得られるのです。

