こんにちは蓮花です。
暖かな日が続き、過ごしやすい冬の一日
自分の周りの人は自分を写す鏡、そんな言葉を体感しました。
それは久しぶりに兄が家に来た時のことです。
※公園の池も冬は渡り鳥がたくさんやって来ます。
めったに家に来ない兄は家を出て何十年、自分の趣味で集めた物を置き去りにしてます。
大量のレコードや大量な本
元の自分の部屋に積んでいた物は納戸に移してそのままになってました。
あまりに量が多くて納戸の床が歪みそうな気がするほどで、なんとかして欲しくて
兄が家に来ると、ついつい不満が出るこの数年でした。
片付けをして欲しくて、その気持ちから口調がきつくなり責めてしまう…後味の悪さ
そんな時は肝心な片付けは全然進まず
また、そのうちで終わってしまう
何年間かそんなことを繰り返し、あきらめかけたこの頃です。
そして今回、兄がやって来た時に少し違うアプローチをしました。
私が伝えたのは、こんな感じです。
「納戸のレコードを少しでもいいから片付けて欲しい」
「一緒に手伝うから、ちょっとずつやろう」
「まずは、見てみよう」
そして一緒に納戸へ行き、私が率先して箱を開けてレコードを出して手渡すと
兄は素直に片付けを始めたのです。
片付けとは関係ない雑談をしながら
次々に手渡すと、テキパキと分類してかなりの量を仕分けしてました。
時間が無いので(兄の)全部ではありませんが、半分位は箱を減らせました。
何年も手付かずだったのが嘘のようです。
今迄の片付けて欲しいとの思いは手放し
どちらでもいい
出来れば嬉しい
私も手伝うよ、の気持ちで話したら
すんなりと物事が進んだんです。
確かに荷物を放ったらかしについては
腹が立ってましたが、それをそのままぶつけてもいい結果にはならず
かえって
やりたくない気持ちにさせた
今回のことで
言葉の使い方は大事だと分かりました、
とくに家族などの近しい間柄は気をつけた方がいいです。
つい思ったことをそのまま伝えて
よく言えば親しさで、悪く言えば遠慮ない
親しい仲にも礼儀あり、とはその通りでした。
仲が良い気心がしれた人にほど
優しさや思いやりを持って話す
言葉を選ぶのが大事だと気がついたのです。
よくあるパターンでは
親が子供に上から目線で〇〇しなさい、など言うのも同じかなと
そう言われたら、やりたくない!って子供の頃に反抗したのを思い出しました。
相手が年下だろうと、自分の子供であっても
言葉を選んで優しさと思いやりを忘れずに接したら、反応は変わると思います。
今回の兄とのやりとりはとても良い学びになりました、皆さんにも参考になればいいなと思ってます


