鶴見緑地(4) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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《参考》タイルの魅力をお伝えします!

https://nakamuratile.blog/2021/07/02/19/

・・・このモザイク大階段を見ずには帰れない。

・・・何度見てもあきないし、新しい発見がある。

《環境美術とからだのアンテナ》文★谷岡知子(たにおか・ともこ/陶額堂代表)

「Ŝtuparo・シュトゥパーロmemoro pri la maro kaj la ĉielo(海と空の記憶)」

https://www.brh.co.jp/publication/journal/025/salon_1

現代建築は、一つ一つ場所もかたちも異なるが、いわば工業製品であり、施主も設計者も、その建築の用途目的に合う、機能的で合理的な空間を求めている。そのため往々にして、建築自体が空虚になる恐れが出てくる。そこで、改めて建築の意図を象徴する美術が要請される。それが環境美術である。私は、建築のエントランスや外構スペースに環境美術を計画立案し、提案図に沿って、工房でガラスや陶による部分を制作、現場で施工・完成させる仕事をしている。

建築の中の美術というと、しばらく前までは特定の有名作家の作品が求められることが多かったが、近年は変わってきた。建物の真の用途やコンセプトを具体的に「体感」できる環境美術づくりが要請されるようになったのである。人は誰でも、身体に所属した視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚というアンテナを外に向けており、このアンテナが受信した回路を通して、精神や身体が楽しんだり、感激したり、悲しんだりする。そんな「体感」ができる場をつくりたいと私は思ってきた。大阪の花博の跡地のコンクリートの大階段を陶片で再生させた。壊れてしまったもの、捨てられようとしている焼き物を再構成し、新しい価値に再生させようと思い、生命科学が解明した生物の構造や近くに生息する動植物などを陶片で描いていった。すると、花に蝶や虫が群がるように、子どもたち、若者、老人たちが集まってきた。そして生物に対する新しい発見をし、なんでもない陶片がイキイキと語ってくれることを体験している。新しい自然空間の誕生であり、それは、芸術がもつ効果とほとんど同じと言ってもよい。このように意図どおり完成した時は本当に嬉しい。1997

【谷岡知子】国際陶芸アカデミー理事・日本事務局長

〈日本事務局閉鎖のお知らせ〉

平成28年12月末日をもってIAC日本事務局を閉じました。国際陶芸アカデミィーは、今後もこれまで通り運営されます。日本会員の皆様は、他国の会員同様スイス★ジュネーヴ本部と直接連絡をとっていただく事になります。

《株式会社「陶額堂」》

604-8101京都市中京区御池通柳馬場南西角柳八幡町65京都朝日ビル7F/075-222-0282

http://togakudo.co.jp/

http://togakudo.co.jp/records.html

《参考》大阪市立環境学習センター(生き生き地球館)

大阪市鶴見区にあった大阪市都市環境局所管の環境教育施設。愛称は生き生き地球館。★2014年3月30日で閉鎖された。1990年に開催された国際花と緑の博覧会では国際陳列館として利用された建物の3~4階部分を本館、博覧会後に国際陳列館の南側で新たに建設された建物を別館として利用していた。展示室、研修室、図書室、シアター、自然体験観察園などがあった。

・・・今回あらためて調べると、「陶額堂」さんが手がけられた作品の多くを様々な場所で見ていたことがわかりました。素晴らしい!

・・・「花博」のキャラは「チューリップ」でした、なんか今さらですが新鮮な気持ちになりました。