・・・「アート・スリッポン」にもっとも多く登場するキャラクターが「ココペリ」です。
《ココペリ (Kokopelli)》Wikiより
アメリカ・インディアン、ホピ族のカチナ(神・精霊)の1柱。豊穣の神(男神)。ココピラウとも。笛を吹くことで豊作・子宝・幸運などをもたらす。ココペルマナ (Kokopelmana) を妻とする。美術では縦笛を吹くキリギリスの姿で、横からの絵で描かれる。古典的にはファルスや触角が描かれるが、現代では省略され比較的擬人化された性のない姿で描かれることが多い。ココペリは猫背で笛を吹く様子で描かれることが多く、アニミズム信仰により様々なネイティブアメリカンによって古来から描かれてきた。ココペリは先史時代のアメリカ合衆国南西部の文化において「土地を肥沃にし、その背中から種をまく」と語り継がれ、五穀豊穣の神として人々に信仰されてきた。飢饉の時代にはココペリはうつぶせの姿で描かれ、これはココペリの魂がその土地を離れたことをさす。
・・・「ココペリ」との出会いは、作業場「すくらんぶるアートヴィレッジ」で竹細工にはまっていた頃です。竹を使ったランプを制作するにあたって、ふさわしい模様として「ココペリ」を採用しました。今回は「スリッポン」ですが、またまた「ココペリ」に救われました。
【山下マヌー】
編集者を経てコラムニスト、旅行作家に。海外渡航回数350回超。海外に関する著作は60冊を超え、その多くがロングセラーに。特に『気になるハワイ』他、ハワイ関連本は累計100万部を超え、快適ハワイ旅行の第一人者です。「お金はあるけどお金にはうるさい」旅の楽しみ方、旅スタイルが書かれた著作数は55冊を数え、多くのファンを得ている。テレビ東京系列の『ソロモン流』ほかTV番組、FM番組、トークイベント出演も多数。BEAMS LIGHTSと旅をコンセプトにしたアパレルも手がける。
https://lineblog.me/yamashitamanoue/
★「元気になることば―ココペリからの贈り物」
ココペリは、ネイティブ・アメリカンに伝わる精霊。ずっとずっと古くから愛されている、幸せを運ぶ守り神。精霊「ココペリ」からの言葉のギフト。
●「ココペリの旅」
彼らの言葉はしあわせへの鍵、明日を強く生きるヒント。幸せと成功、出会いを運ぶ精霊「ココペリ」がネイティブアメリカンの生き方を解き明かす。ココペリのお守りカード付き。
・・・山下マヌーさんの本との出会いもあり、スリッポンのメインキャラとして「ココペリ」は不動の地位を確立しました。
・・・かわいい「ココペリキッズ」そして、バリ在住のJAZZオーボエ奏者tomocaさんをイメージした「バリペリ」も創作しました。さらに妊婦さんからの依頼を受けて、おなかの大きいココペリも登場しました。
・・・ストリート・ピアノを弾くのを楽しみにされている方との出会いがあり、エールの意味で「ココペリ楽団」を描き始めています。「ココペリ」が縁となって、ますます「アート・スリッポン」の輪が広がっていけば幸いです。