H・S・Z(5)スケッチ | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・今回「測量野帳」に出会って思い出したことがあります。高校時代、意識して「方眼」ノートを使用していた時期がありました。

 

《NEWS》2017.6.8読売オンラインより

https://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/20170607-OYT8T50061/

方眼ノート人気/理由は“懐の深さ”?

なぜ今、ここまで方眼ノートに注目が集まっているのか。方眼ノートを題材とした書籍のヒットも一つの要因だが、やはり最大の理由は★方眼罫の使い勝手の良さにある。優秀な人ほどノートもわかりやすくまとめられていることが多いが、そんな★“整理されたノート”を意識せずとも作れるのが、方眼ノートの魅力だ。方眼罫は1マスに1文字を書き込む使い方のほか、4マスを使って大きめの文字を書くなど、★大小さまざまな文字サイズを容易にそろえることができる。その上、横書きの場合、縦線を★目安に行の頭出しもきっちり合わせられる。チェックボックスを書きたい時もマスを使うことができるし、情報を図やグラフで表したい場合も縦横の罫線が目安となってくれる。方眼罫を活用することで、あとで読み返したときに★わかりやすい、きれいなノートを作ることが可能なわけだ。だが、実は愛用者が口をそろえて語る方眼ノートの魅力は、これだけではない。もう一つの魅力、それは「方眼罫なら時には罫線を無視できる」ことだ。正確には「無視してもいいと思える」というべきだろうか。実際に多くの愛用者がそうした感想を抱いており、実は筆者もそれが方眼ノートの最大の魅力だと考えている。これまでのノートではなぜか、文字が罫線からはみ出してはいけないような気がして窮屈に感じる人が多かった。しかし、方眼罫だと罫線があるにもかかわらず、★それに必ずしも縛られない。文字の大きさをそろえたい時やわかりやすく整理したい時は、罫線を最大限に利用する。イレギュラーなメモや図形を書く時、太いペンや大きな文字で思いを書きなぐりたい時、自由に伸び伸びとイラストを書きたい時などに、★方眼罫はスッと存在感を消す。方眼罫は薄い色で印刷されていることが多いが、それが理由ではない。罫線が従来のノートと同じ濃さであっても同じなのだ。従来の罫線は、あくまでも2本の線に挟まれた空間しか生み出さなかった。だが、方眼罫になった瞬間、線は格子柄の地模様にも見え、四角いマスの空間を生み出すと同時にノート全体を広々とした空間にも見せてくれる。このように見えてくると罫線は気にならなくなる。きっちりと罫線が引かれているのに、さながら無地の紙のようにも使える柔軟性。普段はガイドとしての役目を完璧に担ってくれるけれど、★時には斜めになったり、はみ出したりすることも許容してくれる懐の深さ……。愛用者たちは方眼罫に、そんな心地よい包容力を感じているのである。

 

・・・なるほど、そうだったのか~使っていながら気にしてなかったことに、今さら「眼からウロコ」です。そして「測量野帳」に出会いました。

 

●コクヨのホームページより

https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/fieldnote/

『1959年発売の測量野帳は、発売の10年前(1949年)に測量法が制定されたのをきっかけに、ニーズが増大した測量業務の現場の声を反映し開発されました。』と、掲載されています。測量野帳はもう60年以上前から発売されている、”超”ロングセラー商品です。品質改善のための仕様変更があった以外ほとんどデザインが変わらない珍しい商品です。屋外で、片手に持って筆記しやすいように、そして耐久性を持たせるように。特殊なサイズは、現場の方の作業着のポケットに入るように。そのようなコンセプトで開発された、まさに”測量士や測量技師の為の手帳”が測量野帳です。★測量野帳はノートではありません。コクヨの測量野帳の品番を見てみると…『セ-●●』となっています。“セ”で始まるコクヨの品番は製図用品を示します。ノートではない事の証明ではないですが、コクヨの測量野帳は”セ”で始まることからノートではなく製図用品です。ノートは『ノ-●●』、ファイルは『フ-●●』、伝票は『テ-●●』です。このように、コクヨ製品は品番でどのような製品かが分かりやすいようになっています。

野帳には、発売当初から中の★罫線によって、レベル、トランシット、★スケッチの3種類があるんです。このうちレベルとトランシットが、測量士さん向けのもので、それぞれ、水準測量とトランシット測量に対応した罫線になっています。★スケッチは3mm方眼なので、アウトドアではこのスケッチタイプが活躍!!イラストを描いてもいいし、普段使いで日記を書いてもOK。サイズも、アウターのポケットにすっぽり収まるお手頃サイズです。そしてなんと言っても特徴的なのは、★深いグリーンの硬い表紙。この表紙のおかげで、立ったままメモしたり、集めたチケットの半券や拾った落ち葉など折らずに挟んで持ち帰ることもできるし、家では立てて収納することができますよ。カラバリも定番のグリーンの以外にも、ネイビーの表紙の再生紙版、ブラウンの耐水タイプ、オール樹脂製で耐水性抜群のブライトカラー。それから老アウトドア雑誌との別注品もいくつかあり、博物館などでオリジナルフィールドノートとして売っていることもあるので探してみるのもいいかも!さらに市販品に満足できなくなったヤチョラー(ヘビーな野帳使い)は、カスタムファクトリーで、自分仕様に。★100冊からオーダーできます。

 

・・・この「ホップステップ造形教室」にあたり、「書く」「描く」「画く」ことについて再考したいと思います。

 

《参考》「書く」「描く」「画く」の意味と違い/社会人の教科書より

https://business-textbooks.com/kaku-difference/

●「書く」の意味合いは、主に2つあります。1つは「文字や符合を★しるす」というもので、例えば書類に名前や電話番号を記入するといったことが、これにあたります。もう1つの意味合いは、「文章を★作る」というもので、こちらは日記をつける、本や小説、論文を著すといったことをさします。1つ目の意味合いは、通常ペンなどを用いて自分の手で記入することをさしますが、2つ目の意味合いではそうした方法に限らず、文書作成ソフトや後述筆記といった方法も含まれます。

●「描く」とは、「絵や模様、図をえがく」という意味の言葉です。通常文字や文章をしるす際には使われず、イラストやデザイン、設計図などを★手がける際に使われます。具体的には、「人物画を描く」「マンガを描く」「見取り図を描く」と言った具合に使われます。ちなみに読み方は、「かく」と「えがく」の2つがあり、「えがく」の場合は「思い浮かべる」などの意味も加わります。

●「画く」は、「描く」と同じ意味合いの言葉です。やはり、「絵や模様などをえがく」ということを表しています。「日本画を画く」「地図を画く」「グラフを画く」のように使われます。こちらも「かく」のほかに「えがく」の読みがあり、その場合には-d 「思い浮かべる」「想像してみる」といった意味合いが加わります。例えば、「理想を画く」「夢に画いた光景」のような具合です。

 

・・・このように区別できるわけですが、実際にアレコレ考えたり思い浮かべている段階では、「書く」「描く」「画く」行為は混然一体に、「ノート(帳面)」「スケツチブック(画帳)」時には「メモ用紙」「付箋」等に★「かく」わけです。

 

《参考》ちょう‐めん【帳面】

ものを書くために紙をとじて作った冊子。ノート。また、広く★帳簿のこと。江戸時代、寺子屋では★手習草紙と称して、半紙を綴じたものに手習いの練習をしていた。1887年(明治20)ころには、鉛筆で記入する雑記帳または帳面と呼ばれた和紙(更紙)製のものが小学生の学習用に用いられた。大学ノートは、1884年に東京大学前の松屋が販売したものが最初といわれる。

 

《参考》「几帳面」

[名]角柱の角につけた面の一。角そのものは残すように、両側に段をつけたもの。もと★几帳の柱によく用いられたところからいう。

[形動][文][ナリ]細かいところまで、物事をきちんと行うさま。決まりや約束にかなうように正確に処理するさま。「几帳面な性格」「時間を几帳面に守る」

https://www.oscarhome.co.jp/2018/05/40021

 

・・・この際いろいろ調べてみたわけですが、いやあ知らないことばかりで奥が深いなあ。そんなこんなで「しらべる」「かく」「かんがえる」そして、新しいイメージやアイデアが「うかんだり」「ひらめいたり」するんだと納得です。

 

《参考》意外と知らない!「デッサン」と「スケッチ」と「クロッキー」の違い

https://gimon-sukkiri.jp/drawing/

「デッサン」と「スケッチ」と「クロッキー」は専門家や地域によって定義が異なりますが、一般的な使われかたについて解説していきたいと思います。

まず、「デッサン」は物体の形状や質感や明暗や位置★関係などを意識しながら時間をかけて平面に描画することです。

次に、「スケッチ」は人物や風景などを★大まかに描写することです。

そして、「クロッキー」は主に人物や動物など動きがあるものを★素早く簡潔に線のみで描くことです。

つまり、「デッサン」と「スケッチ」と「クロッキー」は★どこまで描くかが違います。

 

《参考》「アイデアスケッチ」の描き方を習ってわかった10のポイント

https://dailyportalz.jp/kiji/170427199454

 

・・・結論「質より量」、「かいてかいてかきまくる」こと。「下手な考え休むに似たり」、かくという行為を通して考える。手を止めるな立ち止まるな、前へ前へ。