・・・ハブラシ「カマキリ」では針金をアシにしましたが、今回はムシ全体を針金で作ってみたいと思います。
・・・まずは針金を巻きます。手で巻くのはたいへんなので、針金「巻き取り機」をつくってみました。工作の基本は「楽しく」ですから、こういう道具類も工夫することが大切です。
・・・結構たのしいですよ。
・・・巻いた針金の中にビー玉を入れて、落ちないように巻き付けていきます。
・・・ある程度巻けたら、針金を長く引き出してアシを作っていきます。一度に6本を出さずに巻きながら本数をふやしていくのがいいでしょう。
《参考》ビー玉の語源は/「ねとらぼ」より
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1704/17/news123.html
あるTwitterユーザーが投稿した「『ラムネ玉』の製品規格で合格したものが『A玉』、不合格だった規格外品が『B玉』だったのだ」とする説。不良品(B玉)は駄菓子屋などで取り扱われ、後の玩具、ビー玉になったというのです。「A玉」「B玉」という説は、1990年に出版された「びんの話(山本孝造・著)」という本がきっかけで広まったものです。この本を出典元にして、いろんな本やリーフレットが作られていますが、そもそもこの本になぜそうした情報が載ったのか、という経緯についてはこれまで明らかになっていません。なお、倉敷鉱泉によるとラムネ瓶にはもともとコルク栓がされていたといわれており、ビー玉を使用するようになったのは、1872年のことなのだとか。イギリスのコルク会社でセールスマンをしていたハイラム・コッド氏が炭酸飲料を密封する画期的な方法の容器として発明したことがきっかけとのことでした。ラムネに使用するビー玉は、多少傷があったりゆがんでいたとしても全然問題がないんです。というのも、ラムネ瓶の中には「くちゴム」という太い輪ゴムのようなパーツが入っていて、これと瓶の中に充満した炭酸がビー玉を支えています。ですから、一部でもきちんとハマっていれば、炭酸は抜けません。今は技術が発達したので、人の目だけでなく、機械での検品もできます。しかし、明治、大正、昭和初期に「これはA」「これはB」と検品すること自体が難しかったんじゃないかと思うんです。分かるとしても規格より大きい、小さいという程度でそこまでロスはでないんじゃないかなと。「ビー玉」という資料的な本にも書かれていますが、大正13年創業のビー玉製造会社「日本特殊硝子球工業株式会社」は、自社の製品を「ガラスマーブル玉」「ビードロ玉」と呼んでいたとされています。このことから、ポルトガル語でガラスを意味する★ビードロ玉が語源なのではないかと考えています。
・・・アシらしく曲げて、眼をつけたら完成です。眼は各自でいろいろ工夫してみてください。
・・・ビー玉を使ったので、「ビー玉虫」と名付けました。かわいがってくださいね。