虫々プロジェクト(9) | すくらんぶるアートヴィレッジ

すくらんぶるアートヴィレッジ

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

・・・けいはんな記念公園でのワークショップ企画「虫々プロジェクト」ブログ(8)まで掲載、さらに玉手箱プロジェクトとしても展開継続していきます。

 

・・・紙、ペットボトル、アルミ缶と蝶を切ってきましたが、最近は蝶をとまらせたいので「磁石」がつく「スチール缶」や「ブリキ」を使用することが多くなりました。しかし、カタイので苦労します。ふと気になったのですが、

 

《参考》トタンもブリキも錆びやすい物質である「鉄」の耐食性向上(錆びにくさを上げる)のためめっきの方法のことをさします。そして、トタンとは鉄に亜鉛(Zn)のめっきを行ったものをさし、ブリキは鉄にスズ(Sn)のめっきを実施したものを示しています。覚え方としては、あえんとトタンの響きが似ていることに着目するといいです。

亜鉛のイオン化傾向は鉄よりも大きいため、亜鉛の方がイオンになりやすいわけです。そのため、トタンに傷がつき、そこに水分などが付着し、腐食が進行したとしても亜鉛の方が優先的にイオンになり、素地の鉄自体は劣化しなくなるのです。ただ、傷がついていない状態では、亜鉛の方が鉄よりも錆びやすいため、亜鉛自体の劣化は進む傾向となります。

ブリキは表面がスズであり、鉄よりもイオン化傾向が強い材料です。そのため、傷がついていないような状況であれば、錆びにくいスズによって、鉄を守ってくれる力を高められるわけです。ただ、一旦傷がついた状況では、鉄の方がスズよりもイオン化傾向が高まるために、鉄がより錆びやすくなるというデメリットもあります。

https://kimika.net/m2tetsumekki.html

※ガルバリウム。現在、建物などに最も使われている建材。屋根材や外壁材として用いられている。めっき成分はアルミニウム (Al) 55%+亜鉛(Zn)43.4%+珪素 (Si) 1.6%の合金。最近ではSGLと呼ばれるより耐久性の高いめっき成分、アルミニウム (Al) 55%+亜鉛41.4%+珪素 (Si) 1.6%+マグネシウム(Mg) 2%の合金のものも登場した。

 

★スパングル【spangle】

http://www.jfe-kouhan.co.jp/products/steel_sheet/qa14.html

溶融亜鉛めっき鋼板のスパングル(亜鉛結晶の花柄模様)スパングルには、普通(レギュラースパングル)、小(ミニマムスパングル)、無(ゼロスパングル)の3種類があります。用途と需要家の好みに応じて選ぶことができます。スパングルの有無で亜鉛付着量に差がでることはありませんし、耐食性にほとんど影響はありません。

 

・・・なんともはや、知らないこと多いですね。ともあれ「新作」です。

 

・・・「め」と「あし」をつければ、なんでも「むし」になる。今回は「ハブラシ」です。これまでも絵の制作に使用してきましたが、使いやすくするために熱で先を曲げたりしています。そして気づいたのです、「カマキリ」だと。

 

・・・足をつけるためには、やはりドリルで穴をあけなければなりません。

 

・・・どうですか?カマキリに見えるかな。