・・・作業場(SAV)からの帰り、久しぶりに「のらや」に立ち寄りました。
《のらや富田林店》
富田林市中野町西2-243-1/0721-24-8121
https://www.noraya.com/restaurant/details/tondabayashi.php
2001年3月に8号店として初めて外環状線にオープンしました。車で走っていても目立つ外観と、囲炉裏席中心の客席は、オープン当初から地元のお客様のみならず、遠方からもわざわざご来店いただいております。広い駐車場を完備しており、夏のPL花火大会の時は絶好のポイントかも!?
・・・駐車場に入ってビックリ、美しい「レンゲ畑」が広がっていました。さらに、そのむこうには「ブロッコリー」?の花が。
《ブロッコリー》
https://www.maff.go.jp/j/kids/crops/broccoli/column02.html
学名:Brassica oleracea var. italica/科・属:アブラナ科・アブラナ属原産国地中海沿岸別名芽花野菜(メハナヤサイ)
ブロッコリーの花言葉は「小さな幸せ」。茎の先に緑色の粒々とした蕾をたくさん付ける姿から、付けられたそうです。最近ではこの花言葉にちなんで、結婚式の場面で男性がブロッコリーでできたブーケを投げる「ブロッコリートス」が、人気の催しの1つとなってもいます。そもそもブロッコリーは、花を食用していたキャベツの1種が、イタリアで改良された末に生み出されたそうです。古代ローマ時代から親しまれていたようで、15世紀前後に栽培が始まったといわれています。なお日本に渡来したのは明治の初期。和名のメハナヤサイ、ミドリハナヤサイなどとして知られ、第二次世界大戦後には本格的に栽培されはじめました。そして昭和40年代から一般的向けに広く販売されるようになり、1980年のうちには普及し、今ではすっかり食卓の顔の1つです。私たちは普段食べている花蕾の部分を、花の蕾が集まったまま、収穫せずに放っておけば花が咲きます。アブラナ科アブラナ属にあたる緑黄色野菜ということもあってか、菜の花に似た黄色やクリーム色をしています。ただアブラナ科特融の辛み成分があるので、通常の虫などは寄り付きづらい方なのですが、この独特の香りにモンシロチョウを寄せつけます。
・・・そして我が家に戻りますと、自宅近くの畑にも「レンゲ」が咲いているではありませんか。なんと、「灯台下暗し」とはこのことですね。
・・・さらに周辺を探してみると、いくつかの「レンゲ畑」を発見。嬉しくなりました。
《ゲンゲ》(紫雲英、翹揺 Astragalus sinicus)
マメ科ゲンゲ属に分類される越年草である。中国原産。レンゲソウ(蓮華草)、レンゲとも呼ぶ。湿ったところに生える。全体に柔らかな草である。茎の高さ10-25 cm。根本で枝分かれし、暖かい地方では水平方向に匍匐して60-150 cmまで伸びる場合もある。茎の先端は上を向く。また、根本から一回り細い匍匐茎を伸ばすこともある。葉は1回羽状複葉、小葉は円形に近い楕円形、先端は丸いか、少しくぼむ。1枚の葉では基部から先端まで小葉の大きさがあまり変わらない。花茎は葉腋から出てまっすぐに立ち、葉より突き出して花をつける。花は先端に輪生状にひとまとまりにつく。花色は紅紫色だが、まれに白色(クリーム色)の株もある。ゲンゲの花は、良い「みつ源」になる。蜂蜜の源となる★蜜源植物として利用されている。ギリシア神話では、祭壇に捧げる花を摘みに野に出た仲良し姉妹の話が知られている。ニンフが変身した蓮華草を誤って摘んでしまった姉のドリュオペが、代わりに蓮華草に変わってしまう。★「花はみな女神が姿を変えたもの。もう花は摘まないで」、と言い残したという。化学肥料が自由に使われるようになるまでは、緑肥(りょくひ = 草肥:くさごえ)および牛の飼料とするため、8-9月頃、稲刈り前の水田の水を抜いて種を蒔き翌春に花を咲かせていた。これはゲンゲ畑と呼ばれ★「春の風物詩」であった。化学肥料は、20世紀に入ると生産が本格化したが、原材料が軍事物資という側面があり農業分野で大量に使用することがはばかられていた。このためゲンゲを水田や畑に緑肥として栽培することで化学肥料の使用を抑える手法が取られていた。戦後は、化学肥料の大量生産や使用が自由になったこと、また、保温折衷苗代の普及によりイネの早植えが可能になり、緑肥の生産スケジュールと被るようになったことも、ゲンゲ畑が急速に姿を消す原因の一つとなった。
・・・夕刻のレンゲ畑、なかなかのものです。