坂倉準三 | すくらんぶるアートヴィレッジ

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《参考》「蓑虫庵」

518-0848伊賀市上野西日南町1820/0595-23-8921

http://www.basho-bp.jp/?page_id=46

芭蕉翁が帰郷した時には、兄のいる生家だけでなく、門弟の庵を一時の住居としたこともありました。そうした庵の中で、無名庵、西麓庵、東麓庵、瓢竹庵、蓑虫庵を芭蕉五庵といいます。その中で唯一現存するのがこの蓑虫庵です。芭蕉翁の門弟服部土芳の草庵で、貞享5年(1688)3月庵開きの祝いとして芭蕉翁が贈った句「みの虫の音を聞きにこよ草の庵」にちなんで名づけられました。四季の花が美しく、「古池や蛙飛びこび込む水の音」の句碑古池塚や土芳の「卒度(そつど)往(ゆき)てわかな摘ばや鶴の傍」の句碑若菜塚などがあります。土芳はここで芭蕉の俳論を体系化した『三冊子』を執筆した他、『蕉翁句集』など芭蕉の言葉や作品をまとめて後世に伝える仕事をしました。

 

《NEWS》2019.3.27伊賀タウン情報より

異例の事務手続きで決定「旧上野市庁舎」を市指定文化財に/伊賀市教委

伊賀市教育委員会は3月27日、文化財保護審議会から答申があった建造物1件と絵画2件の計3件を新たな市の指定文化財に決定したと発表した。そのうち旧上野市庁舎(上野丸之内)に対する指定は、答申から市教委定例会で議案提出されるまでに約2年の空白期間があり、放置とも取れる極めて異例な事務手続きだったことが明らかになった。旧上野市庁舎は鉄筋コンクリート造り3階建て(5437平方メートル)で、建築家坂倉準三の設計。1964年に完成した。市教委によると、答申から約2年の空白期間があったのは過去10年で1度もなく、理由については新市役所が完成する昨年12月まで市役所本庁舎として維持管理されてきたが、移転後は空き家状態で「貴重な建造物の保護・保存が図られなくなったから」としている。26日に開かれた市教委定例会の採決結果も異例だった。市教委によると、過去10年で全会一致はないケースは初めてで、賛成に挙手したのは笹原秀夫教育長と教育委員4人のうち2人。採決前には委員から「なぜこの時期の指定なのか」という質問があったという。27日の記者会見で、笹原教育長は「移転して誰も使っていない状況では、せっかく良いものも劣化してしまう。夜によく傍を通るが、暗い中に建物が悲しんでいる感じがすごくする」と説明。旧上野市庁舎を巡って、保存改修を主張する岡本栄市長と過去に庁舎取り壊しを決議した市議会の対立を背景に、2年の空白期間は市議会への配慮だったのではないのかとの問いに、笹原教育長は「(配慮では)ない」と答えた。他の絵画2件は、昨年4月に市民から市に寄贈された「明治7年伊賀上野博覧会図」(縦82・7センチ、横114・7センチ)と、1854(嘉永7)年に発生した安政伊賀上野地震の上野城と城下町の被害状況を描いた2枚1組の「伊州御城下破崖損所絵図」(個人所蔵)。今回の3件を含め、市指定文化財は286件に上る。

★「旧上野市庁舎」図面180枚

 

《NEWS》2020.11.10伊勢新聞より

伊賀市長に岡本氏3選、旧庁舎利活用の推進協調/三重

任期満了(20日)に伴う三重県の伊賀市長選は8日投開票され、無所属の現職で元★関西テレビ放送アナウンサーの岡本栄氏(69)=下友生が、元市議で無所属の新人、森川徹氏(43)=阿山ハイツと共産の新人、釜井敏行氏(38)=平野東町を破り、3選を果たした。当日有権者数は7万2504人(男3万4950人、女3万7554人)。投票者数は3万8303人(男1万7908人、女2万395人)。投票率は前回比4・95ポイント減の52・83%。平成16年の49・22%に次いで合併後2番目に低かった。6市町村の合併から5度目の市長選。新型コロナウイルス感染症の対策や地域経済の再興に向けた施策、市役所移転後は使われていない旧庁舎の利活用、旧市町村ごとに置かれている支所を廃止する計画の是非などが争点となった。岡本氏は「こども、くらし、にぎわい」をキャッチフレーズに、2期8年の実績を強調した活動を展開。子育て世代支援策としての小学校給食無償化や市役所の旧庁舎を中心とした市街地の活性化を訴え、連合三重から推薦を受けるなど幅広く支持を得た。

 

一方、森川氏は自民系の議員から支援を受けての選挙戦。「若さと行動力」を前面に押し出し、市が計画する支所廃止の撤回や工業団地への投資による雇用の創出を掲げたが、得票は伸び悩んだ。釜井氏も支持基盤とする共産以外からの得票に苦戦した。岡本氏の支持者らが集まった同市上野東町の「うえせん白鳳プラザ」に8日午後10時過ぎ、当選確実の一報が入ると、支持者は歓声を上げて岡本氏と万歳。中川正春衆院議員や竹上真人松阪市長、亀井利克名張市長、櫻井義之亀山市長らも祝福に駆け付けた。支持者から花束を受け取った岡本氏は「市内をくまなく歩き、伊賀は一つでなければならないと肌で感じた。訴えに理解をいただけたと思っている」と選挙戦を振り返った上で「次の4年間も、しっかりとかじ取りをさせていただきたい」と決意を述べた。この後、報道陣の取材に応じた岡本氏は、★旧庁舎について「今さら逆行は許されない」と述べ、利活用を進める考えをあらためて強調。関連議案に反対する市議会に対しては、次期市議選で特定の候補者を推薦するなど、何らかの対応を検討することを示唆した。将来的な進退については「この4年間はしっかりやらせていただき、後半には出来具合を持って考えさせてもらう」と説明。「進捗によっては鞭を打ってやらないといけないケースもあるかもしれないが、基本的には4年間で課題を片付けたい」と語った。

 

《伊賀市立上野西小学校体育館》設計:坂倉準三1966

518-0873 三重県伊賀市上野丸之内112/0595-21-2821

http://www.iga.ed.jp/uenonishi-e/

 

・・・渡り廊下がレストハウスと似た形状の庇になっていたので、嬉しくなりました。

 

《上野公園レストハウス》設計:坂倉準三1963

518-0873三重県伊賀市上野丸之内117-3

 

・・・天守閣に向かいます。