《NEWS》2020.7,21J-CASTニュースより
飲み終わると★「青春」が浮かび上がる...カルピスウォーター「夏限定ボトル」誕生秘話
カルピスウォーターのボトルパッケージに凄い仕掛けが施されていると、ツイッターで写真が投稿され、大反響となっている。浮かび上がるイラストが、まるで青春そのものとの感想も漏れて...。このアイデアを考えたアサヒ飲料の担当者に話を聞いた。
■裏面からは、楽器を抱えたもう1人の女子高生が
サックスのような楽器を片手にした制服姿の女子高生が、手を挙げて、向こう側の誰かに呼びかけている。アサヒ飲料は2020年7月14日、そんなイラストなどを描いた夏限定カルピスウォーターのボトルを発売した。このボトルには、ある仕掛けが施されている。それは、ボトルを使い終わると、別のイラストが重なり合うように浮かび上がってくるというものだ。その脇には、「きみの放課後が動き出す。」とのメッセージが添えられている。別のイラストの方は、ユーフォニアムのような楽器を抱えたもう1人の女子高生が、入道雲も見える海をバックに、先の女子高生の呼びかけに応えているような風景だ。パッケージの裏面に描かれており、飲み終えると、そのイラストがうっすらと浮かび上がる。遠近法の効果が出ており、物語のような青春の一コマになっている。この仕掛けについて、ツイッターユーザーの「インプミサイル!」さん(@Tomoya2000STI)が18日、「これ考えた人すごい!」と写真2枚を着けて紹介すると、大きな反響を呼んだ。「いいね」が30万件以上も寄せられており、「これはステキですね、★夏の匂いがする!」「考えた人のセンスが光ります」「やべえこれ めっちゃ萌える」といった声が寄せられている。似たようなアイデアを見たことがある、京都アニメーションの作品★「響け! ユーフォニアム」を思い出させる、といった声もあったが、このアイデアを採用したことに好意的な反応の方が多くなっている。
※「京都アニメーション」
https://www.kyotoanimation.co.jp/works/euphonium/
原作:武田綾乃(宝島社文庫)/高校1年生の春。中学時代に吹奏楽部だった黄前久美子は、クラスメイトの加藤葉月、川島緑輝とともに 吹奏楽部の見学に行く。そこで久美子は、かつての同級生・高坂麗奈の姿を見かける。葉月と緑輝は吹奏楽部への入部を決めたようだったが、まだ踏み切れない久美子。思い出すのは、中学の吹奏楽コンクールでの麗奈との出来事だった。吹奏楽部での活動を通して見つけていく、かけがえのないものたち。これは、本気でぶつかる少女たちの、青春の物語。
■「透明なラベルの提案を採用し、レンズのように写るボトルを生かした」
イラストは、3種類あり、女子高生2人が波打ち際で波を蹴るなどして楽しんだり、男女の高校生が手をつないで海辺の踏切を渡ろうとしたりするものもある。ともに、ボトルを使い終わると、もう1人が浮かび上がるという仕掛けだ。夏限定ボトルは★「高校生の放課後をもっと面白くする」をテーマにしたアサヒ飲料のプロジェクトの一環だ。パッケージのイラストは、イラストレーター★かとうれいさんが描いた。アイデアを考えたきっかけについて、アサヒ飲料のマーケティング2部の前田遼さん(29)は7月21日、J-CASTニュースの取材にこう答えた。「ラベル会社から、ボトルの表面に巻き付ける★透明なラベルがあると提案を受け、何かに使えないかと開発チームで検討しました。カルピスの色を美しく見せるために2017年に開発したホワイトボトルは、★四角い形状でかつ下部に溝がなく凹凸が少ないため、裏側がレンズのように写ります。ほかのボトルではできない見え方ができるため、巻き付けたラベルの反対側の裏にあるイラストが飲み終えると見えるような仕掛けを考えました」★遠近感が出るように、裏側のイラストは、色も淡くしたという。通常のカルピスウォーターは、ボトルの上部にだけラベルを巻き付けてあるが、★夏限定は下部にも巻き付け、1枚の絵ができるようにした。「すごく好意的な意見が多く、うれしく思っています。楽しんでいただけて、とてもありがたいですね。これから暑くなると思いますので、売れるようにと願っています」夏限定ボトルは、8月中旬までの1か月分を想定しているというが、ツイッター上などでは、なかなか手に入らないとの嘆きも聞こえる。この点については、「順次出荷していますので、もう少しお待ち下さい」と話している。
・・・そうなんです。ちょっとしたことなんですが、「暑さ」吹き飛びますね。3種類購入して(もちろん普通?のカルピスも)再度じっくり鑑賞しています。やはり「透明」の成せる業(技、戯)ですね。ちょうど制作において「レジン」を使い始めただけに、さらなる研究・工夫を積み重ねていきたいと思う次第です。
《NEWS》2020.7.22静岡放送より
なんでも透けちゃう!掛川で「スケスケ展」開幕(静岡県)
https://kakegawa-edu.net/center/
様々なモノや生物の中身が透けて見える展覧会、その名も「スケスケ展」が7月22日から掛川市ではじまりました。「スケスケ展 スケると見える仕組みの世界」が始まったのは、掛川市生涯学習センターです。会場には、スクリーンに近づくと人の動きに合わせて骨や血管・筋肉が映し出されるものや、透明のピアノで鍵盤を叩くと音が出る仕組みが分かるものなど6つのカテゴリーで、合わせて約100点のスケスケアイテムが展示されています。初日の22日は地元の幼稚園児が会場を訪れ、不思議なスケスケの世界を夢中になって体験していました。
https://kakegawa-edu.net/news/detail/29
<女児>「(Q、何のスケスケが面白かった?)ん~、自分かなぁ」
<男児>「すごーいきれい。(Q、何が一番楽しかった?)骨の形とか…、手とか知らなかったところが楽しかった」
掛川市生涯学習センターの「スケスケ展」は、8月30日まで開催されています。
・・・思い切った?タイトル「スケスケ」、でもわかりやすい。
・・・「生涯学習センター」は各地にありますが、大人も子どもも集える施設として、様々な企画、展覧会を開催してほしいです。よろしく。