・・・あいにくの雨、電車に乗ったのは何ヶ月ぶりだろうか? エスカレータの手すり、電車のつり革も特別なもののように思えて、触れることさえはばかられる。マスク着用のない人を避け、あらゆる場所で社会的距離をとりつつ、暑さを耐えつつムレムレマスクで目的地へ。なんとも異質、異次元体験であった。
《キャノンプラザ》
★キヤノンフォトコレクション「渡部雄吉」写真展:MOROCCO 迷宮への道
2020年6月15日(月)~7月8日(水)
https://cweb.canon.jp/gallery/archive/watabe-morocco-2020/index.html
キヤノンでは、写真文化の発展のため日本の優れた写真家が撮影した作品を1994年より収集しており、現在キヤノンフォトコレクションとして約1,900点の作品を収蔵しています。その中から、戦後40数年間フォトジャーナリズムの一翼を担い続けてきた渡部雄吉氏の収蔵作品による写真展を開催いたします。ドキュメントや人物写真など幅広い分野で戦後日本を追いかけた渡部氏が7度も訪れたモロッコ。他国では味わえないエキゾティシズムを感じながら、日干し煉瓦のカスバ、砂漠やモスク、迷路の街をモノクロでとらえた作品「MOROCCO 迷宮への道」より展示いたします。作品はキヤノンF-1、New F-1のフィルムカメラで撮影されています。妖しい魅力を持つ国モロッコ、迷宮を彷徨いながら一瞬のタイムスリップをお楽しみください。
《中之島三井ビルディング》2019年9月2日(月)リニューアルオープン
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2019/0829_01/
大阪のビジネス街・中之島にある中之島三井ビルディングが、竣工以来初となる大規模リニューアルを実施した。入居テナントのオフィスワーカー同士の「つながり」を促進、またさまざまなアイデアやイノベーションが生まれることを期待し4階にある食堂スペースの大胆な刷新が行われたほか、1階と2階の共用部分にも働く環境を付加した。事業主の三井不動産によると、オフィスビル内にこれだけの規模のコミュニティースペースやコワーキングスペースを設置するのは関西圏では初めてという。2002年8月に竣工した同ビル(大阪市北区中之島3-3-3)は「最先端のIT対応を実現する関西地区の旗艦ビル」と位置付けられ、着工時国内最高の容積率1450%指定を受けた。規模はS・SRC造地下2階地上31階建て塔屋1層延べ7万1269㎡。設計はシーザーペリアンドアソシエイツ(デザインアーキテクト)と日建設計、施工は鹿島・三井建設(現三井住友建設)・東レ建設・日東みらい建設(現みらい建設工業)・藤木工務店JVが担当した。竣工時は大阪で有数のテナントビルだったが、完成から17年が経過した現在、周辺には関電ビルディング(04年完成)や中之島ダイビル(09年)、ダイビル本館(13年)、中之島フェスティバルタワー(12年)、中之島フェスティバルタワーウエスト(17年)といった高層ビルが建ち並ぶ。また13年に大阪駅前に誕生した「グランフロント大阪」など、ここ10年で大阪都心に最新の設備や機能を備えたオフィスビルが急増したこともあり、同ビルの★存在感が薄れてきたことへの危機感があったとリニューアルの背景を説明する。
●4F「中之島アートウォール」で★大阪中之島美術館を紹介!
この9月より、中之島三井ビルディング(大阪市北区中之島3丁目3番3号)4階のカフェテリアに、2021年度開館予定の大阪中之島美術館のコレクションや建設計画を大型パネルで紹介する「中之島アートウォール」が新設されました。13枚のパネルが並び、コレクションから選りすぐられた傑作10点を解説付きでご覧になれます。美術館建築や開館後の活動内容についての紹介コーナーもあります。内容は、今後随時更新する予定です。中之島でのお食事の際などに、どうぞお立ち寄りください。
・・・最初の目的地、「大阪中之島美術館」建設現場です。
《大阪中之島美術館》
★開館プロモーション動画を公開中
https://bijutsutecho.com/magazine/news/headline/21420
館名称や館長人事などが続々と発表されるなか、同館のシンボルマーク、ロゴタイプ(美術館の名称部分の文字)を含むヴィジュアル・アイデンティティ(VI)が正式に決定された。「未来に向かって変化する美術館」というVIコンセプトをもとに、アートディレクター・大西隆介率いるdirection Qが制作を担当した。黒く塗られた平面が目を引くシンボルマークは、同館を思い起こさせる特徴的な黒い建物の外観とNakanoshimaの頭文字「N」の、ふたつのモチーフを組み合わせたもの。実際の建物の図面を参考にマークの比率を割り出すなど、明快でありながら忠実な仕上がりとなっている。直線的で横長なシンボルマークと響き合うように、ロゴタイプもデザイン。細く軽やかなラインによって親しみやすさや先進性を表現するとともに、英名では頭文字「N・M・A」を引き延ばすことによって独自性も示している。また、同館の略称は「NAKKA」に決定。「NAKANOSHIMA MUSEUM OF ART, OSAKA」の最初の3文字「NAK」と最後の2文字「KA」を組み合わせ、「はじけるような軽快な発音で、大阪に誕生する新しい美術館を連想させる意図」が込められている。なお、同館の設計は遠藤克彦建築研究所が担当。(美術手帖より)
・・・2021年度オープンです。