JAZZ2 | すくらんぶるアートヴィレッジ

すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・JAZZ好きになった理由の一つにジャケット・デザインがあります。洗練されているというか、アート心をくすぐるのです。衝撃を受けたのがウエス・モンゴメリーの「吸殻」に残る口紅、数々の美しいブルージャケットそして、

 

 

《クール・ストラッティン》(1958年1月5日録音)

アート・ファーマー(tp)、ジャッキー・マクリーン(as)、ソニー・クラーク(p)、ポール・チェンバース(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)

★スリット入りのタイト・スカートを履いたキャリア・ウーマンらしき女性がさっそうとマンハッタンを闊歩しているジャケットもカッコいいが、演奏もこれまた最高にカッコいい。ジャズに限らず音楽には、その時代の空気を真空パックして後世に伝えるタイム・カプセル的効用があるが、1958年録音の本作を聴くと、即座にあの時代にタイム・スリップできる。なにしろこのアルバムには、これぞハード・バップ、これぞファンキー・ジャズといった空気が充満しているのだ。なにがいいといって、まずソニー・クラークのオリジナルが泣かせる。覚えやすいメロディのタイトル曲で聴く者の心をぐっとつかみ、マイナー・ムードの<2>でダメ押し。この2段攻撃はすこぶる強力で、あっという間にその世界に引き込まれてしまう。アート・ファーマー&ジャッキー・マクリーンをフロントとする2管クインテットは、ハード・バップ時代の王道といえる編成。そして、そのマクリーンの泣きのアルトが情感たっぷりで、これまた素晴らしい。(市川正二)

 

・・・もうハート鷲づかみ、です。

 

 

・・・彫像でいうと「トルソ」、全身が見えないからこそかきたてられるイマジネイション、です。

 

 

・・・さらに、アヴァンギャルド(ヴァンガード)つながりで、

 

★【neco】

ロックバンド”Chartreux”(シャルトリュー)ギターボーカル担当

https://ameblo.jp/necoboshi/

https://m.facebook.com/Chartreuxofficial/

【Chartreux】読みはシャルトリュー。Vo.necoがBa.松本と2011年に結成。純粋、幻想、崩壊、生命をコンセプトに美しいメロディと透明な歌声が混在するシューゲイザーロックバンド。

2012年6月3日カバ-アルバム

洋楽ヒットソングをJAZZアレンジカヴァーした”BAKERY JAZZ”にてVocalを担当!HMV、タワーレコード、★ヴィレッジバンガード、Amazonにて全国発売決定!

2016.4.6より初のフルアルバム『int-C』が、タワーレコード、ヴィレッジヴァンガードにて全国リリース決定!

<芸歴>

●CCREより、カバーアルバムシリーズ「Lumiere」の第2弾「calendar~明日のヨテイ~」のボーカリストとして収録曲全曲にVo参加。第1弾「Diary~フツウの一日~」と合わせて25万枚のセールスを記録。iTunes総合ダウンロードランキング16位オリコンインディーズチャート初登場6位●ファンケル、C1000武田のCMソング(2006年ONAIR)●「COVER LOVER PROJECT」にVo参加●島村楽器主催ホットライン2003全国大会準優勝●村松英治監督「シュアー」(SKIPシティ国際映画祭2008出品作品)の主題歌提供と主役を演じる●カバーアルバム「Sweet Flowers」(LooLaLoo Birdsとの共作でVo参加)をユニバーサルより発売(2009年)●上出優之利氏(初代東京ミッドタウン音楽プロデューサー)制作アルバム「SEPTEMBER NOTE」にVo参加(2009年)●ミニアルバム「茜色の歌」を自主制作で発表(2009年)●ASTRO HALL 10thAnniversary「NEW DAYS -special- live」出演

 

《ヴィレッジバンガード》

本社:465-0025愛知県名古屋市名東区上社1丁目901番地/052-769-1150

https://corp.village-v.co.jp/

「遊べる本屋」をキーワードに、書籍、SPICE(雑貨類)、ニューメディア(CD・DVD類)を融合的に陳列して販売する小売業。

 

・・・そうなんです。私の好きそうなものが所狭しと置いてある雑貨屋さんです。そこで偶然★necoさんのCDを発見、即行で購入。新しい時代にふさわしいジャケット・デザインに、眼からウロコでした。

 

 

・・・多くのアーティストがジャケットデザインを手掛けています。

 

 

【アンリ・マティス】(1869~1954)

https://www.musey.net/artist/78

★『ジャズ』(1945~1947)

https://www.musey.net/5734

『ジャズ』は、切り紙絵を原画とする20点の挿絵と自筆のテキストを収めたマティスの挿絵本の集大成です。挿絵のテーマはサーカスと劇場に関わるもの、珊瑚礁、またハート型や単純化されたトルソといった抽象的な題材に分けられます。出版者テリアードに依頼された当初、マティスはサーカスを主題にした版画集を構想しましたが、完成までのあいだにタイトルはジャズに変更されました。版の制作についても、まず木版が試されましたが、最終的に切り紙絵のシャープな輪郭線を再現できる紙製のステンシル版が用いられ、あらゆる面で理想の書物が追究されました。この本のなかで、マティスは次のように記しています。「ジャズ―生き生きとして激しい色調のこれらのイメージは、サーカス、民話、そして旅の記憶が結晶化したものから派生している。私はこのページを、私の色彩とリズムの即興によって同時におこる効果を和らげるために書いている。それぞれのページは、音が鳴り響く場を形成し、それらの個性にあわせて支え、包み込み、守っている」。

★ブルー・ヌード(1952~1954)

https://www.musey.net/814

本作は、グワッシュ(不透明水彩絵具)を塗った紙を切って貼りつけた作品で、マティスが集めていたアフリカの彫刻や1930年代に訪れたタヒチからヒントを得たものである。彫刻や旅から得たインスピレーションを独創的な連作に仕上げるまでに20年の歳月を要したのは、病を得て絵筆を持てなくなってしまったからだった。彼はこれを“紙で描く”作業といい、切り紙の間にあるスペースで人物の輪郭を表現した。まるでレリーフと見紛うばかりの効果が出ているが、これは二次元作品だ。本作は、色彩と形の完璧なる融合を長年追求してきた画家の最高傑作で、ある意味、終点に到達した作品と言えるだろう。

 

・・・マチス最晩年に到達した世界は、「ジャズ」そして「ブルー」素晴らしい。