《ラミネート加工(lamination)》
複数の材料を貼り合わせて積層させる加工をさす。最初から積層構造で材料を製造する場合にはラミネート加工とは呼ばれず、あくまで別々に製造された材料を後から貼り合わせる場合の工程をラミネート加工と呼ぶ。 貼り合わせる材料は異種の材料同士が多いが、同種同士の場合もある。ラミネート加工は様々な産業分野で行われているが、日本においては家庭などで紙などをプラスチックフィルムで挟む★パウチ加工が一般的に有名である。ラミネート(laminate)という英単語はあくまで動詞であり、名詞の場合はラミネーション(lamination)であるが、日本においては名詞として「ラミネート加工」あるいは単に「ラミネート」「ラミ」が使用される場合が多い。
《パウチ加工》
主に保護のために紙の表面に透明なプラスチックフィルム等を張り合わせる加工をさす。ラミネート加工の中では日本国内において多くの人にとって最も馴染みの深いものと言える。この目的に使用する簡便なラミネート機をパウチラミネーターという。このパウチラミネーターは日本に十分普及していない時代に明光商会が広くテレビCMを行った「パウチッ子」の商品名が広く知られ、パウチラミネート加工を施すことが俗に「パウチッ子する」「パウチする」と呼ばれることもあった。なお明光商会は既に「パウチッ子」の名を自社製品に使用していない事もあり、「パウチ」よりも「ラミネート」という言葉が一般的になっている。パウチ加工の目的としては、印刷物を保護し、色落ち・摩耗の防止、美観を良くしたり、高級感を増す事にあり、また不正な改造・改竄を防止するために、定期乗車券や身分証明書類に用いられることもある。
《参考》「24年前のパウチッ子でゴミを宝に」文:古賀及子
https://dailyportalz.jp/kiji/130905161644
・・・この機会に「パウチ」「ラミネート」について調べたのですが、ますます大切に使用していきたいと思いました。使用しているのはパーソナルラミネーター「LAMI BOX」です。
https://www.fueru-mall.jp/nakabayashi/list/218.html
・・・さて、これまで★長方形を基本に「三曲屏風」のように仕立ててきました。部分的に★三角に変形するなど工夫してきましたが、今回は全体を★不定形にしたいと思います。そのためにはまず、ミニチュア・スケールモデル(縮尺模型)を作って、安定して立つように設計しなければならないからです。ところが、
・・・とは言うものの、発泡スチロール・ボードを無駄のないように切断しなければなりませんので、結局はぶっつけ本番状態で組み合わせていきました。クヨクヨしていても制作が進みませんので、下地作りそして彩色を重ねつつ、成り行きに任せます。
・・・なかなか思うように構成できず、仕方なく木枠をつけて蝶番でつなぎました。そして、屏風というよりモニュメントのような衝立になってしまいました。
・・・観る方向によって、まったく違った表情になります。それもいいかな?と妥協しつつ、細部の表現を積み重ねていきます。もうすっかり「ころな」どころか、日々「こもる」状態が続いています。ははは