ころな・こまる・こもる(3) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・「葛城アート2016」で賞をいただいたまでは良かったのですが、偶然にも作家部門で出品していた★教え子から「どうして一般部門で出品したの?」と、ダメだしをくらいました。さらに画廊巡りで、これまた偶然★「ギャラリーいろはに」オーナーと出会い、その場で「個展」を即決。まさしく本格的に★造形作家としての活動をスタートしたのでした。

 

 

・・・当時は★コラージュを主体とした作品作りが中心で、基底材としては★発泡スチロール板を用いていました。片面だけに貼るとボードが反ってしまうので、両面に貼る必要があります。どうせなら両面とも作品にしたらと考え、さらにボードを切断、変形・進化していきました。その大きな分岐点となったのが「葛城アート2017」に出品した作品です。

 

 

・・・この年は「茶室」への展示はできないということで、場所を「奥院庫裡」に変更しました。イーゼルに載せて展示することになっており、ならばイーゼルも作品に取り込んでしまおうと。個展案内状にも、使用しました。

 

 

・・・そして、現在の作風を確立したのが「長居アートステージ」です。展示場所が植物園、しかも温室ということでガラス張りの部屋ですから、作品の裏面も見ていただくことができるわけです。さらに自由にぶら下げられる木枠もありましたので、楽しく展示できました。

 

 

・・・窓から外を眺める、隙間から人の営みが見える。景色・風景と一体となる、そんな作品でありたいと思ったのです。