・・・兵庫県立美術館ならびに原田の森ギャラリーで、「卒展」が開催されていました。
《神戸芸術工科大学》
651-2196神戸市西区学園西町8-1-1/078-794-2112
★「卒展カオス」
https://www.kobe-du.ac.jp/2019/12/67960/
本学は、国際都市・神戸を拠点に「科学と技術」と「芸術と文化」を融合させ、世界の人々に感動を与える「アーティスト」「デザイナー」そして「クリエーター」を養成する大学です。「カオス2020神戸芸術工科大学卒展」には、学部卒業生と大学院修了生の制作と研究の成果を展示発表する若者たちの努力と成長の姿があります。本年は神戸市内3会場で約400名の学生が卒業研究・修了研究を発表します。作品展示、映像・映画上映会、ファッションショー、選抜研究発表会など充実した成果をご覧ください。
◆【兵庫県立美術館王子分館「原田の森ギャラリー」】◆
657-0837神戸市灘区原田通3-8-30/078-801-1591
https://hyogo-arts.or.jp/harada/
平成14年4月に兵庫県立美術館「芸術の館」がHAT神戸に開館されたことにより、旧・兵庫県立近代美術館を活用し、その分館という位置づけで、平成14年10月1日に貸しギャラリーとしてオープンしました。旧・兵庫県立近代美術館は、昭和45年に県政100周年記念事業として誕生したメモリアルな建物であるとともに、都道府県立近代美術館としては全国で2番目に開館した美術館であり、我が国を代表する建築家★村野藤吾の作品でもあります。また、この地はかつて「原田の森」と呼ばれており、大正末期には新進の芸術家たちが★新興美術運動を巻き起こした場所でもありました。このような歴史的背景を踏まえ、当館は全国の都道府県立のギャラリーとしては日本最大級の展示面積を誇る造形芸術の拠点として、多くの方々に利用していただけるよう運営を行っております。
《参考》大正末期「新興美術運動」
大震災のために、岸田劉生や谷崎潤一郎が関西へ転じたように、それは新興美術運動が地方へと展開する契機ともなった。
《NEWS》2019.1.24 Lmagazineより
菓子空箱で超絶工作、話題の神戸の芸大生
https://twitter.com/02esyraez4vhr2l
ツイッターで投稿した工作が、11万を超えるリツイート、35万を超えるいいねを獲得し、話題となった空箱作品。制作したのは★「空箱職人はるきる」という名で活動中の、「神戸芸術工科大学」(神戸市西区)3年生の河口晴季さん。学校の作業机で制作中のはるきるさんを突撃した。「プリングルス」を1人の紳士に、「トッポ」を空中都市に、「アーモンドチョコレート」を馬に乗った騎士に、「コアラのマーチ」をマーチングバンド姿のコアラに・・・と、お菓子の空箱を使用し、さまざまな立体物に変身させた作品で大きな注目を集めてきたはるきるさん。「一体どんな設計図を・・・?」と尋ねると、全作品、設計図は書かずにいきなりハサミを入れて作っていくというから驚きだ。「プリングルスは『お調子者かな』とか、それぞれの性格をイメージしながら作っていきました。設計図は頭のなかで書いているので、暗算をするみたいな感覚。空間認識能力みたいなものには自信がありますね」と話す。筒のパッケージを薄く剥がして服のシワを細かく再現。靴のひも、胸ポケットのハンカチ、指の関節といった細部まで作り込まれている。ベストの赤は円柱の上蓋部分を使うなど、プリングルスの空箱のほか、ハサミ、瞬間接着剤、セロテープといった簡単な道具のみで1人の紳士が誕生した。
https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/entertainment/entry/2019/020489.html
「はい、神戸芸術工科大学のアート・クラフト学科フィギュア・彫刻コースに進学し、ペーパークラフトを学んでいます。Twitterなどで発表しているペーパークラフト作品は、大学の授業の課題も兼ねているんです」
「このコースは立体作品であれば表現を問われないので、僕の場合はペーパークラフトに専念して、そのスキルを大学で磨きつつ、アーティストとしても活動しています。周りには美術教師や画家志望の人、あとはデザイナーとして就職する人もいますね」
「明確なキッカケはないんですが、子どもの頃からペーパークラフトが好きで、当時好きだった仮面ライダーの変身ベルトをチラシで作ったりしていました。そうやって趣味で続けてきたペーパークラフトを専門にしたいと考えたので、現在の大学へ進学したわけです」
・・・「卒展」のシーズンです。次は、大阪芸大に行きたいと思います。