・・・来年の「氣になる玉手箱展」で、ギャラリー内防空壕での「記憶の玉手箱」ピースアクションを取り組むにあたり、ぜひ長谷川義史さんの「戦争やめて」シールを配布したいと思います。そこで、原画展も観れるので直接「空色画房」に行くことにしました。先日も「ドーンセンター」訪問で天満橋に来たところですが、今回は橋を渡り、東から西へと歩きます。
《8月6日のこと》作:中川ひろたか/絵:長谷川義史/出版社:河出書房新社2011
人気絵本作家コンビが挑む「核と平和」。これは66年前、ほんとうにあったお話です。瀬戸内海はその日も おだやかな海でした。絵本作家・中川ひろたかが、広島で亡くなった自分の伯父、被爆者となった自分の母の体験を伝え、子どもたちへ問いかける。
《へいわってすてきだね》作:安里有生/絵:長谷川義史/出版社:ブロンズ新社2014
6歳の少年の詩を、長谷川義史が魂で描いた。2013年、沖縄県「平和の詩」最優秀賞受賞作品。慰霊の日の式典で、6歳の少年が朗読する凛々しい姿が報道され、全国で大きな反響を呼んだ。長谷川義史が、与那国島の安里有生を訪れて描きあげた絵本。「へいわってなにかな。ぼくは、かんがえたよ。ねこがわらう。おなかがいっぱい。やぎがのんびりあるいてる。ちょうめいそうがたくさんはえ、よなぐにうまが、ヒヒーンとなく。へいわっていいね。へいわってうれしいね。みんなのこころから、へいわがうまれるんだね。ああ、ぼくは、へいわなときにうまれてよかったよ。これからも、ずっとへいわがつづくように、ぼくも、ぼくのできることからがんばるよ。」
・・・この本はギャラリーにあったので購入、「戦争やめて」シールもたくさんいただき、「8月6日」の方は帰宅してから注文しました。
《空色画房》
530-0046大阪市北区菅原町1-5/06-6365-6650
http://www.eonet.ne.jp/~mousebbb/sorairo.html?platform=hootsuite
★あべ弘士絵本原画展『しもやけぐま』作:今江祥智
2019年12月5日~21日/木金土12:00~18:00
【あべ弘士】(1948~)
http://ehon.kodansha.co.jp/archives/interview_sakka14.html
北海道生まれ。1972 年から25 年間、旭山動物園飼育係として勤務。現在は、絵本を中心に創作をしている。『あらしのよるに』(講談社)で講談社出版文化賞絵本賞、産経児童出版文化賞JR賞受賞。『ゴリラにっき』(小学館)で小学館児童出版文化賞受賞。「ハリネズミのプルプル」シリーズ(文渓堂)で赤い鳥さし絵賞受賞。『どうぶつゆうびん』(講談社)で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞。その他の作品に『えほんねぶた』『みんなのせて』『エゾオオカミ物語』(いずれも講談社)などがある。
《NEWS》2015.3.20産経新聞より
「ぼんぼん」などの作品で知られる児童文学作家の今江祥智(いまえ・よしとも)さんが2015年3月20日午前6時47分、肝臓がんのため、京都市内の自宅で死去した。83歳。通夜は22日午後7時、葬儀・告別式は23日午後2時、京都市東山区五条橋東3の390、公益社中央ブライトホールで。喪主は妻、栄里子(えりこ)さん。大阪市出身。同志社大学卒業後、名古屋市内で中学校の教員を務めながら、童話の創作を始めた。昭和42年、「海の日曜日」でサンケイ(現・産経)児童出版文化賞、49年に「ぼんぼん」で日本児童文学者協会賞を受賞。平成9年8月から13年3月末まで、産経新聞夕刊(大阪本社発行)にエッセー「私の寄港地」を連載した。