・・・続いて第7位に入ったのが、
《この装丁がすごい!~漫画装丁大賞~2017》
https://yoicomic.blog.fc2.com/blog-category-14.html
良いコミックがお送りする年1企画、『この装丁がすごい!~漫画装丁大賞~2017』の発表です。好きな作品を紹介するにしてはタイトルがすさまじいなと他人事のように思いながら企画を続けて8回目、中身は大体いつも通りになっています。それでは紹介数ベスト100+α、どうぞご覧ください。
●対象:2016年12月1日から2017年12月4日に発売された作品
★【7位】「ルーヴルの猫」全2巻/作:松本大洋/出版:小学館/装丁:孝橋淳二
ルーヴル美術館で働く人たちと美術館の屋根裏を根城にする猫たち。絵の中に消えてしまった少女をめぐる、一匹の白猫の不思議な冒険を描いた作品。
美術館に佇むオッドアイの白猫。上部の帯エリアは上巻・下巻でイラストに合わせて白と黒を振り分け、美術館の昼の顔と夜の顔を見せている。フランス語のタイトル部分は銀の箔押し。キャンバス地のような凹凸と手触りを持つ紙と合わせて絵画のように仕上げつつ、漫画作品のそれとしても違和感を感じさせない絶妙のバランスのカバーに感じられた。作中に登場する絵画として上巻、下巻の両方にカラーで収録された『アモルの葬列』にはちょっとした仕掛けあり。
出版:小学館/装丁★孝橋淳二
【孝橋淳二】
https://booklog.jp/users/takahashi-j
装幀および本にまつわる意匠を制作しております。
・・・「猫アート」のきっかけになったお気に入りで、個人的な漫画装丁大賞ですが選ばれていると嬉しいものです。さらにオールカラー版も出ています。
https://comics.shogakukan.co.jp/news/11841
・・・Tシャツも欲しいなあ。
・・・暑苦しくない「色」と「線」、さりげない「日常」を「子ども」の視点や視線で切り取る松本大洋さんに、はまってしまいました。。そして「装丁」って大事、ブティックの「マネキン」レコードの「ジャケット」、いつもいつも心揺さぶられて衝動買いの日々。近々大阪で「原画展」やらないかなあ。待っていても仕方がないので、開催している「猫アート」を観に行きました。
【市来功成】(1956~)
1956年 鹿児島県に生まれる
1981年より広告業界に従事。主に、TV,新聞、雑誌、ポスター、パンフレット、カレンダーを中心にイラストレーターとして活動。
1993年 新美術協会(東京都美術館)洋画初出品入選。摂津市美術展にて佳作受賞(94年、95年 議長賞受賞)。
1994年 吹田市展にて市展賞受賞(95年、96年 市長賞受賞)。新美術協会(東京都美術館)洋画新人賞。
1995年 新美術協会(東京都美術館)洋画奨励賞 会友
1996年 摂津市美術協会会員。新美術協会(東京都美術館)洋画奨励賞。
1997年 吹田市美術協会会員。
1998年 吹田市美術協会 理事、審査員。
2002年 箕面市選抜美術選展入選(03年 入選、04年 筆塚賞)
2004年 箕面市美術協会会員。
2005年 この年より全国の有名百貨店、ギャラリーにて個展開催。大阪市在住。
【山岡康子】
http://www.andor-net.com/yamaoka2016may.html
京都市出身、京都市立芸術大学美術学部卒業。
1969年〜 モダンアート展入選5回
1994年 初[個展]ギャラリーハウスMAYA
1996年〜 ギャラリー・カプリス、ボザールミュー、北鎌倉ギャラリーネスト、世界観ギャラリー、柏木画廊等で[個展]多数
1999年 ポーランドミニアチュール版画展入選
2000年〜 銅版画に加えて油絵も出品
2003年 札幌三越[個展]
2004年〜 神戸大丸、大阪梅田大丸、京都大丸、阿倍野近鉄で油絵のみの[個展]開催
https://www.art-frame.net/lists/category?id=298
1994年頃からはじめた版画は、ジャズ、猫、女、パリをモチーフにすでに絶大なファンを獲得している。2000年には油絵を本格的に描き始める。猫とパリの風景を主題としているが、全国で出展も増え、高い人気を得ている。