・・・様々な素材を使用しての造形・工作に活躍するのが、「リサイクルばさみ」です。これまで試した中でもっとも使いやすいのが、
《参考》「長谷川刃物」
501-3911岐阜県関市肥田瀬3664-2/0575-22-1511
http://www.hasegawacutlery.com/
http://www.hasegawacutlery.com/canary/
《参考》「長谷川刃物」
501-3911岐阜県関市肥田瀬3664-2/0575-22-1511
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日本のほぼ中央に位置する岐阜県関市は、緑あふれる山々に清らかな川、美しい自然環境に恵まれた「刃物のまち」です。関市で刃物作りが始まったのは、今から700有余年前の鎌倉時代のこと。元重という刀祖がこの地を訪れた際に、刀の原料である良質な★「焼刃土」を発見し、後に移り住み刀剣鍛冶を始めたのがきっかけだと言われています。関の刀は★「折れず、曲がらず、よく切れる」の優れた実用性と芸術性の高さで、多くの武将たちに愛用されました。その後、時代の流れとともに、刀匠も包丁や鎌など生活に必要な刃物を打つようになり、商人たちとの取引が始まりました。明治9年(1786年)の廃刀令後は、ほとんどの刀鍛冶が包丁などの家庭用刃物の生産に転向し、明治時代中頃には欧米から入ってきたポケットナイフの生産も始まりました。高い品質とデザイン性に富む刃物の産地である関市は、イギリスのシェフィールド、ドイツのゾーリンゲンと合わせて「刃物の3S」と呼ばれるようになりました。現在では海外への輸出が4割を占めており、関の刃物は世界に誇るブランドとして認められています。
※焼刃土/刀身に「焼き入れ」を行なう際に、刀身に塗る特別に配合された土のこと。日本刀(刀剣)制作においては、大まかに「たたら製鉄」によって、材料となる「玉鋼」(たまはがね)を精製することに始まり、刀匠による鍛錬や「火造り」(日本刀[刀剣]の形に打ち出すこと)などを経て、焼き入れが行なわれます。焼き入れによって刀身を構成する鋼が変態して硬化すると共に「刃文」などが出現することで、日本刀(刀剣)の美術的価値にも直結。焼刃土が登場するのは、言わば、日本刀(刀剣)に命を吹き込む総仕上げの場面なのです。「焼刃土」は、耐久性のある粘土を主成分とし、そこに木炭や砥石の粉などを入れて水を加えて練り合わせた物で、焼き入れの際に剥がれ落ちないようにするため、粘りがあります。これを焼き入れ前の刀身に塗ることで、刀身を熱したあとで「舟」(水またはぬるま湯を張った水槽のような物)の中に入れた際に、急速な冷却を促して刀身(刃先)を硬化させると共に、刃文をコントロールすることが可能に。焼刃土の配合比率等については、日本刀(刀剣)のできを左右する物であるため、刀匠によって異なる★「企業秘密」です。
・・・スゴイですね、知らなかったなあ。さて、「くるみボタン」は大人なら簡単に切断できる固さですが、小さな子どもには無理かもしれません。大人が用意してあげてください。注意としては、切断後とがっている部分があったりするので、ケガをする前に丸~く切っておくことです。キャップにかぶせると、ほ~らピッタリでしょ。
・・・続いて、キャップに穴を開けていきますが、「千枚通し」よりも★「目打ち」と呼ばれる先の短いものが最適です。申し訳ありませんが「キケン」な作業が続きますので、子どもさんの発達段階にあわせて大人がサポートしてくださいね。穴は、もちろん6ヶ所です。キャップの溝などを目安にしながら、6角形をイメージして穴をあけてください。穴の位置は、できるだけキャップの「カド」に近い位置です。
・・・針金はやわらかいので、半分に折り曲げたりしながら、穴に通してください。通し終わったら、昆虫の「アシ」をイメージしながら折り曲げます。図鑑などを見て、参考にしてくださいね。
・・・キャップの「中ぶた(半透明の部品)」を元通りにはめますと、針金の「ぐらつき」が少くなるのでお勧めです。さらに「くるみボタン」の「裏金具」もキャップにはめ込んでおくと(少し固いですが)、「輪っか」があるのでカーテンに縫い付けたり壁にぶらさげたりするのに便利です。
・・・次に顔を作ります。穴の開いた「ビーズ」と穴にピツタリの「木ねじ(ビス)」が必要になります。キャップに穴を開けて「ドライバー」でねじこみますが、少し先が出るくらいで止めてください。そこに「細い針金」を「ヒゲ」として巻き付けます。それから、締めこんでください。
・・・くるみボタンの「羽根」にも穴を開けて、キャップにできるだけ小さなネジで「ねじ止め」します。虫らしくなりましたね。
・・・最後に、顔に「眼」を描き入れてください。細い油性マーカー(なまえペン)が最適です。これで完成ですが、さらに模様をつけたり、様々なバージョンに挑戦してみてください。ちょっと太りすぎた「ふたむし」は、世間一般に「ぶたむし」と呼ばれているかも?
・・・いろいろ新種を開発していますが、とうとう「ピカッチュウ(輝虫)」が完成、素晴らしい(自画自賛)。