・・・まもなく「G20」、
《G20サミット》
https://www.2019-g20-osaka.jp/
G20サミットとは、メンバー国や招待国の首脳、国際機関など、37の国や機関が参加し、経済分野を主要議題として毎年開催される国際会議です。2019年は日本が議長国となり、大阪で開催されます。日本がこれまで経験したことのない大規模な国際会議となります。メンバー国は、G7(フランス・アメリカ・イギリス・ドイツ・日本・イタリア・カナダ・欧州連合〔EU〕)のほか、アルゼンチン・オーストラリア・ブラジル・中国・インド・インドネシア・メキシコ・韓国・ロシア・サウジアラビア・南アフリカ・トルコ(アルファベット順)となっています。また、招待国・国際機関は、オランダ、シンガポール、スペイン、ベトナム、ASEAN議長国(タイ)、AU議長国(エジプト)、チリ(APEC議長国)、セネガル(NEPAD議長国)、国連(UN)、国際通貨基金(IMF)、世界銀行、世界貿易機関(WTO)、国際労働機関(ILO)、金融安定理事会(FSB)、経済協力開発機構(OECD)、アジア開発銀行(ADB)、世界保健機関(WHO)となっています。近年取りあげられる議題として、世界経済、貿易・投資、開発、気候・エネルギー、雇用、テロ対策、移民・難民問題等があります。
https://www.police.pref.osaka.lg.jp/topics/G20/7402.html
★G20大阪サミット開催のため、大阪府内の高速道路や一般道で通行止め規制が実施されます。交通規制中は、皆様にご不便をお掛けしますが、交通規制と交通混雑緩和にご理解ご協力をお願いします。
・・・無事に開催できることを祈るばかりです。とにもかくにも、このG20をはじめとして様々大きな行事やイベントが開催されます。当然のこととして、これまで以上に諸外国からお客さんが日本・大阪に来られるわけです。東京オリンピックの誘致にかかわって「お・も・て・な・し」という言葉が流行語にもなりましたが、これから「お・も・て・な・し」本番が始まるわけです。そこで考えました。
《参考》ウィキペディア(Wikipedia)より
おもてなし(お持て成し)とは、心のこもった待遇のこと。顧客に対して心をこめて歓待や接待やサービスをすることを言う。「もてなし」に「お」をつけて、丁寧にした言い方である。"自ら考える教育"を受けている外国人観光客からはただのおせっかいだと思われることがほとんどである。
お遍路におけるお接待など、★布施の精神に基づくものが、日本の文化として知られる(遍路接待には、良い行いの実践としての意味、功徳を積むという意味がある)。
地方公共団体には「おもてなし課」を設置しているところが存在する。
※「県庁おもてなし課」
https://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/020201/
人気作家有川浩氏が2011年に発表した小説で、作者の出身地でもある高知県庁に実在する部署を舞台にした物語。2013年には、実写映画も公開された。この『県庁おもてなし課』に登場する『おもてなし課』は今もなお、観光振興部に属し、県内の観光資源をソフト・ハード両面で整備することをミッションとして活動している。
日本国政府は、日本の国家政策として観光立国を打ち出し、外国人観光客を毎年2000万人以上にすることを目標値にした。観光立国の実現のためには各地域において、国外・国内からの旅行者の受け入れ体制を向上させる必要があるので、観光庁は2014年(平成26)に、各地域の観光協会等に参加を促し「観光おもてなし研究会」を設置した。
http://www.mlit.go.jp/kankocho/omotenashi.html
しかしながら、日本には★チップ習慣が無く接客サービスに対する対価認識が低い消費者意識も相まって、「おもてなし」を過度に要求することは無賃労働の強要であると言った問題も指摘されている。
・・・ウィキには「ただのおせっかい」と断定的に書かれていますが、そのあたりをわきまえつつ、結果として日本・大阪に来て良かった楽しかったと思っていただけるように、押しつけがましくない「おもてなし」ができればと思うわけです。
《日本の伝統文化おもてなし協会》
2017年に藤沢ビジネスフォーラムの中のひとつのプロジェクトとして産声を上げた日本の伝統文化でおもてなしプロジェクトは、2019年1月、一般社団法人として法人化いたしました。これにより、神奈川県はもとより、市町村からのご依頼により、日本の伝統文化承継者を派遣し、訪日外国人の方々にお茶やお花、和食や日本酒などを体験してみてもらうことが出来るようになりました。2020年に向けてますます増加の傾向にある海外からの訪日外国人の方々に、日本の素晴らしさを実感していただき、そしてその感動を帰国された後も語り継いでいただき、またのご来訪を熱望していただけるように協会会員一同はますます努力をいたします。
《おもてなし八王子》
https://hachi-navi.com/omotenashi
https://hachi-navi.com/omotenashi/japan/top
伝統文化とは、長い年月を重ね、原型をとどめながら受け継がれてきた文化や芸能のことです。
《日本の伝統精神とおもてなし》松下政経塾より
https://www.mskj.or.jp/report/3343.html
日本の伝統精神について松下幸之助は「和を貴ぶ」「主座を保つ」「衆知を集める」と述べている。
おもてなしの語源は「表なし」という1つの意味がある。つまり、★裏表がないということとされる。その根底に流れているものは古くから存在する、神様への「おもてなし」が儀式として日本の中で続けられてきたことと深い関係がある。目に見えないものに対しても敬意を払い、感謝をする。それは日本人が昔から続けてきた「裏表なく、見えないところでもきちんとする」ということである。今でも続いているものの一例としてお盆がそれにあたる。目に見えない先祖をお迎えするためにきゅうりの馬とナスの牛を作る(精霊馬)。その意味も★「帰ってこられる時は馬で早く、帰りは牛に乗ってゆっくり帰っていただく」という目に見えないものに対する思いやりが込められている。相手のことを考え、人に気づかれなくても目に見えないところにまで気を使う、できることを精一杯するというのが「おもてなし」なのである。では、これは相手のことだけを考えて行われているものなのだろうか。お盆の行事には仏や僧や大勢の人たちに供養すれば、先祖は苦しみから逃れられ、生きている自分達も幸せになれるという意味があるという。つまり、相手に精一杯のおもてなしをすることで★自分達も幸せになれると信じて行ってきたのである。
《参考》「送る」と「贈る」
おくるの漢字「送る」と「贈る」は同源だが、「祝電を送る」と「祝電を贈る」、「送る言葉」と「贈る言葉」では意味が違ってくるため、使い分けに注意が必要である。送るには、物や情報を届ける。人をある場所へ行かせる。去る人や死者を見送る。時を過ごす。順に移す。送り仮名をつけるといった意味がある。贈るは、感謝・敬意・祝福・愛情・同情などを表すため、人に金品や、官位・称号などを与えることを表す。物をおくる場合、物理的に荷物を届けることを表す場合は「送る」だが、その物が感謝や敬意などの気持ちを表すための物の場合には「贈る」と書く。祝電の場合も、物理的に届ける「配送」の意味であれば「送る」、祝福のメッセージを届ける意味であれば「贈る」を使う。
弔電の場合は、死者に対するお悔やみで、祝福のメッセージではないため、「送る」になるが、普通は「弔電を打つ」、丁寧な表現にするならば「弔電を手向ける(たむける)」という。在校生が卒業生におくる別れの言葉は「送辞」といって、去る人を見送るための言葉なので「送る言葉」である。海援隊の「贈る言葉」は、歌詞に「去りゆくあなたへ」とあるため、「送る言葉」の方が正しいように思える。しかし、「愛するあなたへ贈る言葉」「飾りもつけずに贈る言葉」ともあるように、気持ちを込めた、はなむけの言葉を贈ることなので、「贈る言葉」で正しい。もし最初の「去りゆくあなたへ」が「去りゆくあなたを」だった場合には、その人を送り出す意味になるため、「送る言葉」が正しくなる。
《参考》ふりがな文庫より
https://furigana.info/r/%E3%82%82%E3%81%A6%E3%81%AA%E3%81%97
●「旧主人」/著:島崎藤村1902
旦那様も早く銀行から御帰りになる、御二人とも御客様の★御待遇(おもてなし)やら東京の御話やらに紛れて、久振で楽しそうな御が奥から聞えました。
●待遇/饗応/款待/歓待/饗應/欵待/持做/接待/接持など
《飧(夕食)》
http://www.kennya.jp/sahou/motenasi/
この漢字を読める人は少ないだろうなと思います。でも。漢字を構成しているパーツを見ると。意味することはどなたにも分かると思います。夕食のことです。この漢字の読みですが。音読みは「ソン」。どんな意味なのか。全く分かりません。訓読みは。『字通』に3つ載っています。「めし」「ゆうげ」ここまでは。妥当なところと感じます。そして。3つめです。「もてなし」と読みます。その昔も。夕飯時には人がやってきていたのでしょうね。だから。夕飯でもてなしたのだろうなと思います。夕飯時になったら。お客さんは夕飯にかかってはご迷惑と思い。腰を上げますが。主の方は。もう準備が出来ていますからと。夕飯を勧めます。お客はいったんは断りますが。主が進めるので。それでは・・・となります。昔から。こういったことがあって。そのもてなしの中に夕飯が位置し。この漢字に「もてなし」をあてがったのでしょうね。
・・・さて前置きが長くなりましたが、「玉手箱プロジェクト」としても「おもてなし」をしたいと思うわけです。