《鉄砲鍛冶屋敷》
590-0928堺市堺区北旅籠町西1丁3-22
https://www.sakai-tcb.or.jp/spot/detail/27
江戸時代から続く堺の鉄砲鍛冶井上関右衛門の居宅兼作業場兼店舗。1689年の元禄ニ年堺大絵図にも店舗の記載がある。堺にただ1つ現存する当時の鉄砲鍛冶屋敷。内部には火縄銃や懐銃、大筒やふいご、御用礼などが保存されている。現在部屋となっている母屋の北側は鍛冶場で、南の家を次々と入手し鍛冶場を広げ、大座敷を設けたよう。江戸初期から末期に亘る鉄砲鍛冶の生活の実態を知る上で貴重な建物。
・・・現在は「特別公開」のみですが、ぜひ日常的な「一般公開」を。古墳群の「世界遺産登録」も目前、見学者の方々に伝統文化の息吹も伝えてほしいものです。
《鉄砲館》
590-0928堺市堺区北旅籠町西1-2-7/072-205-5909
https://www.sakai-tcb.or.jp/spot/detail/378
江戸期の鉄砲鍛冶屋敷(内部非公開)など戦前の街並みが残る北旅籠町界隈に、★地元の有志たちが築約100年の町家を利用して平成21年オープンしたもので、堺鉄砲の歴史に触れることができます。建物内部は鉄砲を鍛造した炉が再現され、造りかけの銃身や時代物の道具類が置かれています。大床の鉄砲掛けには実戦に使う足軽筒から侍筒、彫金が見事な大名筒まで並び、鴨居に目を移せば陣羽織や陣笠がずらり、鍛冶屋と陣屋が一見できる古い屋敷です。土・日曜日、祝日のみの開館。火縄銃の使い方など詳しい説明を受けることができます。急変する戦国に堺鉄砲がどのような影響を与えたのか、既成概念に毅然と立ち向かった武将は誰なのか、そのスキルと鉄砲の威力は・・・・・、館長のミニカルチュアも聴くことができます。また、希望すれば鎧兜と陣羽織を着用できる「武将変身体験」(有料100円)を楽しむこともできます。
・・・地元の有志、ボランティアの方々の努力は素晴らしいものがあります。
《参考》「堺火縄銃保存会」
http://sakai-hy.jp/index.php?FrontPage
昭和55年(1980年)堺市在住の有志で堺火縄銃保存会を結成する。中世の自由都市、堺商人の文化遺産、堺火縄銃の歴史とその文献資料を後世に伝承し、文化振興を図ると共に古式砲術の学術研究および保存に努める事を目的で設立いたしました。
《参考》さかい七まち「鳳翔館」
590-0926堺市堺区綾ノ町西1-2-17/072-205-5909
開館日時: 土・日曜の午前11時~午後5時
https://ameblo.jp/maeda-sakaip/
鳳翔館は阪堺線綾ノ町電停の西側すぐにある私設の休憩所です。古い町屋を改造した室内は堺の歴史と文化の展示室であり、観光客と近隣住民の交流の場になっています。お気軽におたずねください。
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・・・コンパクトな「ふいご」を制作(製作)しましたが、メインはどちらかというと、私の「はさみ」や「小刀(切り出し)」コレクション?かも。
・・・さて、「ふいご」と「時計」は深~い関係にあるのです。