珈琲物語(2) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・缶コーヒーのことも書いておきたいと思います。

 

《NEWS》2018.7.23食品産業新聞社より

世界初の缶コーヒー「UCCミルクコーヒー」がギネス世界記録に認定

UCC上島珈琲の缶コーヒー「UCC ミルクコーヒー」が、販売期間49年で缶コーヒーのロングセラー製品としてギネス世界記録に認定され、7月4日にギネス世界記録認定授与式が行われた。同製品は、コーヒーの新たな飲用文化を創造し、現在、約3億5000万箱規模といわれる缶コーヒー市場の礎を築いた。1969年に発売された★世界初の缶コーヒー「UCCコーヒーミルク入り(当時の商品名)」は、UCC創業者の上島忠雄氏(1910~1993年)の、「いつでも、どこでも、一人でも多くの人においしいコーヒーを届けたい」という創業精神から誕生したという。認定授与式に出席した同社の上島達司会長は、「“UCC ミルクコーヒー”の登場は、国内のコーヒー飲用の裾野を大きく広げ、業界を活気づけました。発売から49年、多くの皆様にご愛飲頂いたことに感謝を申し上げます。これからも創業精神を胸に、社員一丸となって取り組んでまいります」とコメントしている。

商品誕生の背景には、こんな逸話がある。あるとき、上島忠雄氏が駅の売店で冷蔵の瓶入りのコーヒー牛乳を購入した際、ひと口飲んだ時に電車の発車ベルが鳴り、当時、瓶は回収されていたため、大半を飲み残して瓶を返却せざるを得ないことがあった。この時の★「もったいない」という思いが、常温長期保存が可能で、車内などにも持ち運びのできる“缶入り”のアイデアにつながり、自らが中心となって開発をスタートしたという。しかし、製品化には苦労し、コーヒーとミルクの分離、高熱殺菌による風味の劣化など、専門家の協力を得ながら試行錯誤を繰り返した。特に、缶に含まれる鉄イオンとコーヒー成分のタンニンが結合し、コーヒーが真っ黒に変色するという難問には、製缶会社との取り組みで、缶の内側に特殊コーティングをする技術を開発したという。これらの活動により、いつでもどこでも飲める飲用スタイルや安定的な品質保持にこだわった缶コーヒーが誕生した。だが、1969年4月の発売当初は、なかなか売り上げは伸びなかったという。脚光を浴びたのは、翌1970年の3月から大阪で開催された★「日本万国博覧会」で、来場した多くの人の目にとまったことで全国に広がっていった。現在まで、49年間で累計約150億本を販売している。「UCCミルクコーヒー」(250g缶)は、幅広い世代が楽しめるミルクの甘みがやさしい、まろやかなミルクコーヒー。時代とともに変化する嗜好に合わせてリニューアルし、現在の商品は9代目となる。レギュラーコーヒー100%使用で、香料不使用。★パッケージの赤、白、茶の3色は発売当時から変わっておらず、それぞれ完熟したコーヒーの実(赤)、花弁(白)、焙煎豆(茶)を表現しているという。

 

 

・・・とにかく缶コーヒーと言えばUCCですから、本当によく飲みました。もちろんミュージアムにも行きました。お土産は「髭用カップ」、即買いでした。

 

《UCCコーヒー博物館》

650-0046神戸市中央区港島中町6丁目6-2/078-302-8880

https://www.ucc.co.jp/museum/

1981年3月20日から9月15日まで開催された★神戸ポートピア博覧会に「UCCコーヒー館」を出展。個性豊かなパビリオンが並ぶ会場で、巨大なコーヒーカップ型パビリオンは注目を集めました。「コーヒーカップ」の骨組みは、コーヒー文化に影響を与えたイスラム教の「モスク」をモチーフにした建物へ変化しました。これはイスラム教のモスクにおいて、コーヒーが重要な飲み物として扱われ、後に世界に飲用を広める契機となったという史実にもとづいています。「コーヒーの素晴らしさを一人でも多くの人に伝えたい」。創業者 上島忠雄の熱い想いを実現するために、1987年10月1日(コーヒーの日)に創業の地である神戸にコーヒー専門の博物館が誕生しました。コーヒーの歴史や文化をはじめ、コーヒーのいれ方、楽しみ方など、コーヒーが生み出す心豊かなくらしのヒントに繋がる情報を紹介しています。世界中で愛飲されているコーヒーの物語をぜひお楽しみください。

 

 

《参考》世界初のカップ入り麺として、大阪万博開催翌年の1971年、日清食品の創業者・安藤百福氏の手によって発売されました。チキン・ラーメンも、安藤百福氏による世界初の即席麺として知られています。日清食品の本社は大阪にあり、日清によるインスタントラーメン発明記念館も大阪の池田市にあります。安藤百福氏は藍綬褒章他、池田市の名誉市民賞も受けておられます。そして、カップヌードルのパッケージデザインは、大阪万博のアートディレクターとして桜の花をモチーフにしたシンボルマークを制作されたことでも知られるグラフィックデザイナー・大高猛氏によるものです。大高猛氏は2000年1月にこの世を去られました。

 

・・・1970「大阪万博」の頃、世界初がいろいろ登場したわけです。さて2025「大阪・関西万博」はどうなるでしょうね。UCCの次にはまったのが「エメラルドマウンテン」でした。

 

 

《NEWS》2019.4.15ガンダムinfoより

「ジョージア エメラルドマウンテンブレンド」×『機動戦士ガンダム』コラボデザイン缶、4月22日より期間限定発売!

https://www.gundam.info/news/hot-topics/news_hot-topics_20190415_09.html

★「自動販売機型ガンダム」が期間限定で渋谷に出現!?

4月29日(月・祝)から5月5日(日・祝)までの7日間限定で、『機動戦士ガンダム』のモビルスーツ仕様になった自動販売機が渋谷マークシティに登場する。購入ボタンを押すと、アムロやシャアの名言とコラボレーションした「オリジナルボイス」が流れるので、ぜひ足を運んでみよう!

https://www.georgia.jp/

https://www.georgia.jp/gundam_cp/

ジョージア(GEORGIA)は、日本コカ・コーラの缶コーヒー、およびレギュラーコーヒー、缶ココアの各ブランド名。名称の由来はザ コカ・コーラ カンパニーの本拠地がジョージア州アトランタにあることから。ただしアメリカでは販売されていない。かつては同ブランドの烏龍茶・緑茶・紅茶なども存在したが、綾鷹や紅茶花伝などの別のブランドで発売されるようになり、今はコーヒーとココアのみである。

 

 

・・・もちろん豆から挽いて淹れるのが最高ですが、毎日のことなので珈琲豆は中挽きのものを購入しています。特別な珈琲を飲む時には、豆から挽いて淹れます。大学時代は「SPONG」の手動コーヒーミルを使用していましたが、今は2005年11月発売「カリタ電動ミルC-120」(すでに廃盤)です。

 

《SPONG COFFEE MILL》

1855年創立の「SPONG社」といえばコーヒーグラインダーで広く知られた存在ですが、もともとは肉挽き器や胡椒挽きなど調理器具を製造していたそうでコーヒーグラインダーの製造については1895年に★世界で最初のコーヒーミル「スポングミル」をジェームス・オズボーン・スポングという方が考案されてたそうです。その後1980年前後に秤で有名な「SALTER社」に吸収合併され、「ソルターミル」として販売を行なっていましたがその後「SALTER社」が倒産してしまい、歴史ある「SPONG社」の幕を閉じてしまいました。

100年ほど生産されていた、歴史あるコーヒーミル。非常にシンプルな構造で、ずっしりとした鋳鉄製。自立しない形状のため、壁にビス留めするか、下部のクランプでテーブル等に固定して使用する。挽き具合は裏側のネジの締め具合で調整するが、ほんの少しの回転で大幅に挽き目が変わるため、調整は難しい。締めすぎるとハンドルが回らなくなるし、ちょっとでも緩いと挽き目が安定しなくなる。また、構造上挽いたコーヒー粉が非常にこぼれやすく、使用後は周囲の掃除が必須。

http://www.0141coffee.com/mill/union.html

★復元を思い立ったのが、喫茶器具の元祖である合羽橋ユニオン。

http://www.kappabashi.or.jp/shops/162.html

ユニオンは残っていた在庫を分解、それぞれの型を取り、輸入されなくなった元祖ミルを自分で作ってしまったのです。それがこのミル。肩部分には、“UNION”の印が誇らしげに刻まれています。壁掛にもなるので、実用はもちろん、インテリアとしてもおすすめです。

 

・・・もはや使ってはいないけど、購入しといて良かったなあ。

 

 

《参考》Kalita 50周年 SLミル/限定400台

https://www.kalita.co.jp/

1958年、東京日本橋で有限会社カリタを創業。喫茶店ブームに乗って業務用コーヒー機器で業績を伸ばす。名古屋、大阪、札幌等への支社・営業所開設にしたがい、家庭用コーヒー機器販売にも参入。1980年代からは欧米の高級コーヒー機器の輸入業務を開始。 環境志向を先取りした形の家庭用無漂白ペーパーフィルターは、同社がいち早く開発したとされる。

全長48cmと、まさに大迫力の鉄道を模した機関車モデルのSL電動コーヒーミルが、操業50周年を記念して販売されました。シックな黒のボディの煙突部分がホッパーになっています。土台は落ち着いた色合いのウッド。粉受け部分は手挽きミルのような引き出しタイプになっています。性能面は通常のナイスカットミルと同様ですので、実用性も抜群。おうちやお店のインテリアとしても見応えのあるSLコーヒーミル、持っているだけで自慢になりそうなとても粋なデザインは、自分用だけでなく、贈り物としても最高級の一品。

 

・・・欲しいけれど、置くところもなければ使うこともない、どこか近くの喫茶店に置いてないかなあ。せめて、★「ミニカリタ」でも揃えようかなあ。