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《NEWS》2019.4.17朝日新聞デジタルより

モンキー・パンチさん死去/日テレ、追悼でルパン放映

「ルパン三世」の原作者で、漫画家のモンキー・パンチ(本名:加藤一彦)さんが11日午後7時26分、肺炎のため死去した。81歳だった。葬儀は近親者で済ませ、後日、しのぶ会を開く予定。北海道生まれ。高校卒業後、上京してデビュー。1967年、「漫画アクション」(双葉社)で「ルパン三世」の連載を始めた。米国の漫画やイラストの影響を受けたシャープで荒々しいタッチが特色。71年にテレビアニメ化され、世界を股にかける怪盗ルパン三世をはじめ、次元大介、石川五エ門、峰不二子、銭形警部ら魅力的なキャラクターで大きな人気を呼んだ。アニメはその後も、続編のシリーズや、宮崎駿監督が手がけた「カリオストロの城」(79年)などの映画版、テレビ特番が継続的に制作され、世代を超えて愛されている。2014年には実写映画化、15年には宝塚歌劇にもなった。作品はほかに「一宿一飯」など。漫画の制作に、パソコンやペンタブレットなどデジタル技術を早くから取り入れたことでも知られる。デジタルマンガ協会の設立を呼びかけて会長も務めた他03年には東京工科大大学院に入学するなど晩年まで様々な表現に取り組んだ。

https://www.teu.ac.jp/grad/ms/index.html

日本テレビは17日、モンキー・パンチさんの訃報を受け、19日の「金曜ロードSHOW!」(日テレ系、午後9時)の放送予定を変更し、映画「ルパン三世 ルパンVS複製人間(クローン)」(1978年)を放送すると発表した。同作はモンキー・パンチさんが原作を手がけた劇場版第1作。クローン技術をテーマに、主人公・ルパンが謎の男マモーと戦う。19日に放送する予定だった映画「名探偵コナン天空の難破船(ロストシップ)」の放送は未定。

 

 

《人生は夕方から楽しくなる》2017.3.24毎日新聞より

https://mainichi.jp/articles/20170324/dde/012/070/002000c

上質な作品追求へ、何でもチャレンジ

「その機種は何ですか?」。写真部記者が一眼レフカメラを向けると、興味深そうに尋ねてきた。機械いじりがとにかく好きらしい。子どもの頃はラジオを自分で組み立てたほど。パソコンに初めて触れたのは1975年、米国の友人宅に置いてあった1台だった。「これは何の機械だろうって。当時の価格で50万円ほどしたかな。すぐに現地で購入して持ち帰りました」。コンピューターでの作品作りは88年から。仕事場に置かれたマッキントッシュ。スイッチを入れてもらうと、色鮮やかな作品が浮かび上がった。国民的漫画「ルパン三世」を描いてから50年を迎える。こんなに長く愛される理由は、作者自身も分からないという。

 

《NEWS》2019.4.17日刊スポーツより

ルパンの愛車「フィアット」公式が感謝のツイート

イタリアの自動車会社フィアットが17日、「FIAT JAPAN」公式ツイッターで11日に亡くなった漫画「ルパン三世」の原作者のモンキー・パンチさんに感謝のツイートを投稿した。「『ルパン三世』の良き相棒として、FIAT500をこよなく愛してくださったモンキー・パンチ先生。本当にありがとうございました。心よりご冥福をお祈り申し上げます」とルパンと次元が同車に乗り込む画像とともにツイートした。同社の旧「FIAT500」(通称チンクエチェント)は、ルパン三世の愛車のひとつとして知られる黄色いレトロで小さな車。宮崎駿監督が手掛けた映画「ルパン三世カリオストロの城」の冒頭の逃亡、カーチェイスの場面など登場し、多くのファンの印象に残っている。

宮崎駿さんは、かつて株式会社二馬力という会社を設立していましたが、この二馬力の名前はご自身が持っていたシトロエン「2CV」から取ったようです(2CVはフランス語で二馬力)。それもあって「ルパン三世 カリオストロの城」には2CVを登場させたのでしょう。ヒロインのクラリスが2CVに乗って追手から逃げる一連のシークエンスは、本作のなかで序盤の最も重要な場面です。この2CVはフランス自動車史に燦然と輝く名車で、いわゆる「国民車」として1948年に発売され、それから40年以上ものロングセラーになりました。劇中ではフェンダーやドアが外れてボロボロになりますが、その壊れ方も実車に忠実で、これは宮崎駿監督のこだわりだったと思います。「ルパン三世 カリオストロの城」に登場するクルマで、もっとも重要なのがフィアット「500(チンクエチェント)」です。冒頭のシーンから主題歌が流れるシーン、そして前述のカーチェイスのシーンで大活躍し、エンディングまで全編に渡ってフィアット「500」が登場します。フィアット「500」は1957年に発売。ちょうど日本の軽自動車のような位置付けで、500ccの空冷2気筒エンジンをリアに搭載し、まさにイタリアの「足車」として大ヒットしました。劇中のカーチェイスのシーンでは、クラリスの2CVを追いかけるためルパンが足元のレバーを引くと、リアフードが開いて一気に性能がアップするというギミックが描かれています。これはフィアット「500」をアバルトの手によってチューニングされたアバルト「695SS」をモチーフにしていたと思われます。ルパン三世TVシリーズの記念すべき第一話、はF1レースのシーンから始まります。それほど、ルパンとクルマは切っても切れない関係にあります。クルマを単なる小道具としてではなく、ストーリーの重要なポジションに据えていたのは、モンキー・パンチさんの粋な計らいだったのかもしれません。

 

 

・・・「こども心」「あそび心」を貫いたモンキー・パンチさんだったと思います。そして、偶然ではありますが「玉手箱プロジェクト」に「ルパン」が登場(出演)しているのです。

 

 

・・・「祭り」をテーマに制作を始めたわけですが、まずは「箱」で「スマートボール」その蓋部分に「金魚すくい」という具合に構成していきました。そして、祭りの雰囲気をかもしだすための様々な小道具類を配置したわけですが、最後のオチはどうしたものかと考えていた時、「射的」→「ピストル」→「ルパン」と飛躍したわけです。もちろん祭りには「お色気」が大切な要素ですから、「峰不二子(フジコちゃん)」を登場させて、一件落着ははは。

 

 

・・・どうぞ山之口商店街で、「ルパン」を探してみてください。