ロボット(2) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・そして、もっとも身近なロボットは、

 

《鉄腕アトム》(Mighty Atom)

手塚治虫のSF漫画作品及び同作を原作としたテレビアニメ、特撮テレビ番組の作品名、並びに作品内の主人公である架空のロボットの名称である。テレビアニメ版で使用された主題歌の曲名でもあり、同シリーズゲームのタイトル名にもなっている。21世紀の未来を舞台に、原子力(後に核融合)をエネルギー源として動き、人と同等の感情を持った少年ロボット、アトムが活躍する物語。米題は『ASTRO BOY(アストロ・ボーイ)』。本作は、★1951年(昭和26)4月から翌年3月に連載された『アトム大使』の登場人物であったアトムを主人公として、1952年(昭和27)4月から1968年(昭和43)にかけて、「少年」(光文社)に連載され、1963年(昭和38)から1966年(昭和41)にかけてフジテレビ系で日本初の30分テレビアニメシリーズとしてアニメ化された。このアニメ第1作は平均視聴率30%を超える人気を博し、その後、世界各地でも放映された。1981年には、様々な形で、本作が出版された数の累計が1億冊を突破した。1980年(昭和55)に日本テレビ系でカラー版の『鉄腕アトム (アニメ第2作)』が制作され、さらに1作目と同じくフジテレビ系にて2003年(平成15)に『ASTRO BOY 鉄腕アトム』として、2回目のリメイクが放映、2009年にはCG映画『ATOM』が公開されている。現在の日本のロボット工学学者たちには幼少時代に『鉄腕アトム』に触れたことが★ロボット技術者を志すきっかけとなっている者も多く、現在の日本の高水準のロボット技術力にはこの作品の貢献が大きいともいえる。一方で、『「核」論』等、原子力の利用に対する現状との関係を検証する書籍も出されている。なお、原作者は原子力発電を推奨する意図はないと述べている。アトムの髪型は、作者である手塚のくせ毛がモデル。アトムの特徴は★Mighty Mouseを元にしており、英題もMighty Mouseに倣って「Mighty Atom」としている。また、『少年』連載時には手の指は4本で描かれることが多かった。原作の公式設定では、本作の連載が始まった★「少年」の発売日4月7日がアトムの誕生日とされる。製作者は天馬博士。交通事故死した博士の息子の「天馬飛雄」に似せて作られ、当初は「トビオ」と呼ばれていた。トビオは、人間とほぼ同等の感情と様々な能力を持つ優秀なロボットであったが、人間のように成長しないことに気づいた天馬博士はトビオをサーカスに売ってしまう。サーカスにおいて団長に「アトム」と名付けられる。やがて法律が制定されて感情を持つロボットに対して人間と同等に暮らす権利が与えられるようになると、アトムの可能性に着目していたお茶の水博士に引き取られた。そして情操教育としてロボットの家族と家を与えられ、人間の小学校に通わされるようになる。学校での生活は、同級生達と紆余曲折しながらも仲良くやっている。

 

 

《宝塚市立手塚治虫記念館》

665-0844兵庫県宝塚市武庫川町7-65/0797-81-2970

http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/tezuka/index.html

手塚治虫は、5歳から24歳までの約20年を宝塚で過ごしました。手塚マンガを再現した館内で、マンガやアニメ、アニメ制作体験などをお楽しみください。手塚治虫記念館は「空調機器の更新」と「展示内容等のリニューアル」を実施するため、2018年12月25日(火)から2019年3月31日(日)まで★休館します。

 

・・・どのようにリニューアルされるのか、楽しみですね。

 

 

《NEWS》2014.4.7ハザードラボより

4月7日/鉄腕アトム誕生と手塚治虫の”憂鬱”

https://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/5/5/5534.html

2003年4月7日、高い知能を備えた人型ロボットが誕生した。マッハ5で空を飛び、聴力は人間の1000倍。どんな計算も1秒でこなし、操る言語は60カ国語。サーチライトの目で闇夜を照らし、10万馬力で悪を倒す。もちろん、これはフィクションの話。正体は、ピンととがった髪型がトレードマークの「鉄腕アトム」だ。手塚治虫の「鉄腕アトム」の連載が月刊『少年』で始まったのが62年前の1952年の4月7日、そして、物語の中でアトムが誕生したとされるのが「2003年4月7日」なのである。アトムと言えば、ららら♪と耳によみがえるアニメの主題歌。心優しく弱気を助け、強気をくじく正義の味方。国産アニメ第一号として放映され、平均視聴率30%と大人気を誇ったアニメ作品では、確かにそんな「明るいイメージ」が強い。が、アニメの元となった漫画では、アトムはもうちょっと複雑な存在だ。例えば、「アルプスの決闘の巻」。芸術への感性や恐怖などの感情を持たないアトムは、人間の友人たちが音楽にうっとり耳をすませる姿をうらやましく思い、お茶の水博士に「人造心臓」を付けてもらって感情を得る。川のせせらぎ、鳥の声に感動し、喜んで森を駆け回るアトム。しかし、それを見ていた悪者に「感情のあるアトムなら倒せる」と狙われ、自分の体の数倍もあるロボットと対峙して恐怖に足がすくんでしまう。敵を倒すため、「人造心臓」を破壊してもらうアトム。戦闘が終わった後、自分はこれでいいんだ、と納得した様子だが、その背中はちょっとだけ寂しい。またある時には、敵から「悪の心を持たないアトムは不完全な存在だ」=ただ敵を倒すための道具じゃないか!と言われてショックを受けたりもする。(このあたり、かなり”感情”を持っているような気もするが……)子ども向けとは言え、アニメのアトムがあまりに「勧善懲悪」になりすぎているのを、原作者の手塚治虫は複雑な思いで見ていたのだろう。アニメ絶頂の時期にはわざわざ、アトムがロボット軍に協力し、人間に反旗を翻す「青騎士の巻」を描いている。エッセイで★「アトムは最大の駄作の一つ」とまで酷評した手塚治虫。原作(漫画)とアニメが違う!というのは、現代の漫画家さんたちにも共通する悩みかもしれないが、一方で、アニメ人気の恩恵もあってアトムが連載開始から半世紀を経て愛されているのも事実だろう。物語の中では、ロボットゆえになかなか市民権を得られなかったアトム。現実の社会では2003年、アニメスタジオのあった埼玉県新座市で市民に登録され、アニメキャラクターとしては初めて★「特別住民票」も手に入れている。

 

 

《NEWS》2016.6.2日経トレンディネットより

タカラトミーの家庭用ロボットシリーズ「オムニボット」から、新機軸の猫型ロボットが発売された。「Hello! Woonyan(ハロー! ウ~ニャン)」は、猫特有の自由奔放さを再現。人から離れてどこかへ行ってしまったかと思えば、突然甘えてきたり、放っておくと勝手に眠ってしまったりと、予測できない動きをするのが特徴だ。頭とほほにタッチセンサーを備え、スキンシップも楽しめる。頭やほほをなでるとゴロゴロと喉を鳴らす姿は、猫そのもの。しばらくなでると「甘えん坊モード」になり、「アイラブユー」と鳴く他、なで方によっては嫌がるそぶりを見せるなど非常に“芸達者”だ。「従順な犬とは異なり、猫の気ままな動きを盛り込んでいる」(タカラトミー)という。また、目には赤外線センサーを備える。顔の前に手をかざすと動きを検知し、「じゃれモード」に移行。手を追いかけてきたり、はしゃいで動き回ったりする。付属の「じゃれボール」を使えば、猫じゃらしで遊ぶように楽しむことも可能だ。コントローラーで動かすタイプではないため、ウ~ニャンを操ることはできないが、動きに翻弄されるうちに愛着が湧く。脚の先がタイヤになっており、動きは素早い。前進や後退の他、回転や飛びかかるような動きにも対応。伏せをしたり、伸びをしたりと、猫特有の動きも再現する。さらに、実際の猫にはできないような“芸”も仕込まれている。背中のボタンを押すと、12種の得意技を順番に披露。例えば、歌を歌ったり、後ろ脚でジャンプしたり、犬のまねをしてほえる機能まであるのだ。2015年以降、「ネコノミクス」という言葉が生まれ、空前の猫ブームが到来している。関連グッズの経済効果は、年間2兆円ともいわれるほど。リアルな猫を飼えない人でも、ウ~ニャンなら猫らしさを手軽に楽しめるとあって、子供だけでなく大人にも受けそうだ。

 

 

《NEWS》2016.6.29日本経済新聞より

ソニーが家庭用ロボットに再び参入する。★1999年に犬型のペットロボット「AIBO(アイボ)」を発売し、大きなブームを巻き起こしたが、2006年に生産を終了していた。最近のAIの進歩につれ、話し相手になったり、触れ合ったりして人を癒やすようなペットロボットが次々に登場しており、老舗の復帰で普及が加速しそうだ。ソニーは29日、都内で経営方針説明会を開き、人工知能(AI)を活用してロボット事業に再参入すると明らかにした。記者会見した平井一夫社長は「心のつながりを持ち、愛情の対象となるロボットを作りたい」と意欲を示した。5月に出資した米有力ベンチャー「コジタイ」のAIを活用する。

 

・・・さて、「玉手箱プロジェクト」でロボットの作品を制作しようと思った直接の原因は、孫と段ボール箱で遊んでいた時の1枚の写真からでした。

 

 

・・・孫を喜ばせようと、これまでイロイロなものを作ってきました。そういう意味では、孫そのものが「玉手箱」のような存在かもしれません。