《漫画週刊誌の日》
1959年(昭和34)3月17日、日本初の少年週刊誌「少年マガジン」と「少年サンデー」が創刊されました。講談社発行「少年マガジン」は一冊40円で、表紙は大関朝汐でした。小学館「少年サンデー」は30円。表紙を飾ったのは、野球界のスーパースター長嶋茂雄です。
・・・今でもクッキリと覚えています。それまでは月刊誌「少年」「ぼくら」そして「冒険王」などを購入していましたが、この日から怒涛の「マンガ人生」が始まりました。
《参考》「60年代懐かしの宝箱」HPより
http://mtomisan.my.coocan.jp/page125.html
●1960年代以前の少年雑誌について
戦後少年雑誌の黎明期(1954年頃まで)冒険活劇文庫(後に「少年画報」)、漫画少年(学童社)、少年クラブ(講談社)、少年(光文社)、野球少年(芳文社)、痛快ブック(芳文社)、おもしろブック(集英社)、冒険王(秋田書店)などが乱立する。
・・・「ロボット」との最初の出会いは、
《鉄人28号》
1956年(昭和31)漫画『鉄人28号』が月刊誌★『少年』で連載開始される。
1959年(昭和34)ラジオドラマ『鉄人28号』がニッポン放送で放送される(放送メディアでの作品化はこれが最初)。
1960年(昭和35)実写テレビドラマ『鉄人28号』(全13話)が日本テレビ系で放送される。スポンサーは日立製作所。
1963年(昭和38)テレビアニメ第1作『鉄人28号』(白黒アニメ)(全84話)がフジテレビ系で放送される。スポンサーは江崎グリコ・グリコ乳業。
横山光輝の漫画作品『鉄人28号』およびその派生作品に登場する架空のロボット。もともとは「28号」と呼称されていたが、『太陽の使者』以降は「鉄人」と呼称されるようになった。28号なのはB-29が由来である。太平洋戦争末期、日本帝国が起死回生を目的として乗鞍岳の研究所において極秘裏に建造していたロボット兵器、その28番目の設計機。 原作では敷島博士が中心となって完成を見るはずであったが、起動実験の失敗を最後に計画は中止となり、研究班は特攻機開発のため南海の孤島にある秘密研究所へと配属された。しかし研究所の存在がアメリカ軍の知るところとなり島が爆撃を受け、研究員の大半が失われた事によって鉄人計画そのものも忘れられていた。戦後になり、計画に携わったと思われる謎の覆面の男によって乗鞍岳にて完成をみる。
《参考》潮漫画文庫「鉄人28号」全18巻
http://www.usio.co.jp/comic/ushio_manga
★「鉄人28号」生誕60周年記念復刻版
https://natalie.mu/comic/pp/tetsujin
・・・そして、阪神淡路大震災のモニュメントとして鉄人と再会しました。
《鉄人28号モニュメント》
http://www.city.kobe.lg.jp/ward/kuyakusho/nagata/jyouhou/midokoro/tetsujin28.html
★2009年10月に、鉄人28号の巨大モニュメントが完成しました。
阪神・淡路大震災の復興のシンボルとして、2009年10月に新長田エリアに完成した鉄人28号モニュメント。7年経過したことで塗装修復工事にかかっていたが、約2週間ぶりに「お色直し」をした姿が★2016年11月6日、「若松公園」(神戸市長田区)でお披露目された。
https://www.feel-kobe.jp/facilities/detail.php?code=0000000126
JR新長田駅南側、若松公園内に設置されている、直立時の設定が18mにも及ぶ「鉄人28号」の巨大モニュメント。神戸出身の漫画家、故・横山光輝さんの1956年の作品「鉄人28号」に登場するキャラクターを再現したものです。新長田にゆかりの深い横山光輝さんの作品の魅力でまちを盛り上げようと、地元の商店街などが中心となって立ち上げられたNPO法人「神戸鉄人プロジェクト」が、震災復興と地域活性化のシンボルとしての期待を託し、作られました。モニュメントの周囲は「鉄人広場」として整備されているほか、周辺の商店街には、同じく横山光輝さんの代表作である「三国志」を紹介する展示施設や作中に登場する武将の石像などが設置されています。また鉄人28号モニュメント制作風景映像を流したり、鉄人28号関連展示やグッズ販売をする「KOBE鉄人三国志ギャラリー」もあります。
《NEWS》2015.12.17ぐるり東海【長久手通信】より
愛知県長久手市塚田のワンルームマンションの植え込みに、両手を振り上げた高さ1・5メートルの鉄人28号が立っている。夕方から午後9時まで足元から照明を浴びて赤い目が光り、全身の影が壁に落ちる。足元の金属板には「君ならできる」というメッセージが刻まれている。3年半前、このプラスチック製の巨大模型を据え付けたのは、このマンションのオーナー会社の社長、大倉章敬さん(40)=名古屋市東区。買い取った中古マンションだが、植え込みには枯れかかった木が一本だけ。「寂しいなあ」。その時、ひらめいたのが、鉄人28号。リモコン次第で敵にも味方にもなる不器用だが、たくましいかつてのテレビアニメのヒーローだ。メッセージは、大倉さんが考えた。「鉄人28号が君の夢を毎日応援するよ」などともある。鉄人28号の足元を毎日、子どもたちが通学する。いつか、「おかげで夢を持ち続けました」と、元少年がお礼に来ないかな。「地球を動かすぞ」という大志を込め、自分で起こした会社を「アースドライブ」と名付けた大倉さんの夢だ。
《NEWS》2018.6.29ITメディアニュースより
バンダイ、シニア市場参入「鉄人28号」などコラボの「杖」で
バンダイは6月28日、往年のロボットアニメ「鉄人28号」「マジンガーZ」「ゲッターロボ」とステッキ(杖)をコラボレーションさせた「テイコブコラボステッキ」(各税込1万584円)を、7月13日に発売すると発表した。★50代以上の男性をターゲットにした商品で、シニア市場に参入する。シニア用品製造を手掛ける幸和製作所のステッキ「TacaF」(テイコブ)のステッキに、各ロボットのイメージカラー(鉄人28号モデルは濃いブルーと赤、マジンガーZモデルは赤と黒と銀、ゲッターロボモデルは赤と銀)を採り入れ、普段使いでき歩くことを楽しめる商品をめざした。長さは10段階に調節でき、69.5~92.5センチ・重さは305グラム。全国の量販店などで販売する。
・・・はたして売れるのでしょうか?