《鈴木三重吉記念碑「夢に乗る」》作:圓鍔勝三
昭和30年(1955年)5月、鈴木三重吉顕彰会建立。彫刻家・圓鍔勝三氏によるブロンズ像で、小鳩を抱えた子どもが魚に乗っている。台座の「鈴木三重吉記念碑」は、小宮豊隆氏による。圓鍔勝三氏の出身地尾道市御調町の圓鍔記念公園には、同じく「夢に乗る」と名付けられた像があり、こちらはラッパを吹く少年が魚に乗るモチーフとなっている。
《新聞少年の像》作:朝倉響子
雨にも風にも負けないで元気に新聞を配る少年たちそれは働く少年の象徴です。その清純な姿が朝倉響子先生の手によって表現されました。この像は、少年たちには仕事への誇りと責任をおとなたちには、働く少年への深い愛情と理解をと叫びかけています。昭和38(1963)年10月20日新聞少年の像建設の会
《5-Daysこども文化科学館》
730-0011広島市中区基町5番83号/082-222-5346
http://www.pyonta.city.hiroshima.jp/index.html
寝台急行「安芸」を牽引したC59-161号機。C59の全容をとどめるものは、静態保存されている僅かに3両を残すだけで、その一両がここ広島市こども文化科学館横に静態保存されています。
《新聞少年の像》作:朝倉響子
雨にも風にも負けないで元気に新聞を配る少年たちそれは働く少年の象徴です。その清純な姿が朝倉響子先生の手によって表現されました。この像は、少年たちには仕事への誇りと責任をおとなたちには、働く少年への深い愛情と理解をと叫びかけています。昭和38(1963)年10月20日新聞少年の像建設の会
《トーテム・愛》作:空充秋
《友愛》作:速水史郎
《広島県立総合体育館》
730-0011広島市中区基町4-1/082-228-1111
http://www.sports.pref.hiroshima.jp/
《輪になって》作:山口牧生(1927~2001)
1927(昭和2)年6月20日、福岡県戸畑市に生まれる。44年、神戸高等工業学校精密機械科に入学。46年、京都大学文学部哲学科に入学、はじめ印度哲学を専攻するが、のちに美学美術史に転科した。50年、同大学を卒業、翌年から大阪市立美術研究所に入所した。はじめ絵画を描いていたが、しだいに彫刻に関心をもつようになった。また、この同研究所で、福岡道雄、保田春彦を知り、影響を受けることになった。53年、第17回自由美術展に初入選、58年の第13回行動美術展に出品、60年には行動美術協会彫刻部の会友に推挙されたが、63年には同協会を退き、以後、団体に属することはなく、東京、関西の画廊での個展による発表活動をつづけた。68年、公共の場に野外彫刻の設置をすすめるグループ「環境造形Q」を、小林陸一郎と増田正和と結成した(88年に解散)。74年、第4回神戸須磨離宮公園現代彫刻展に「股間の鳥」を出品し、京都国立近代美術館賞を受賞。75年には、第6回現代日本彫刻展に「日の鞍」を出品し、兵庫県立近代美術館賞を受賞。76年には、第5回神戸須磨離宮公園現代彫刻展に「棒状の石あるいはCosmicNucleus」を出品、神奈川県立近代美術館賞を受賞した。79年には、第8回現代日本彫刻展に「四角い石」を出品、北九州市立美術館賞を受賞。80年の第7回須磨離宮公園現代彫刻展、82年の第8回展でも、それぞれ神戸市教育委員会賞、国立国際美術館賞を受賞した。とくに第8回展の出品作「15°」によって、翌年の第14回中原悌二郎賞を受賞した。また、環境造形Qの活動でも、84年に名古屋市名城公園に設置した「水の城」は、同年の名古屋市都市景観大賞を受賞し、翌年の第2回本郷新賞の対象ともなり、高く評価された。87年の第12回現代日本彫刻展では、「サン・サドル‘87」により大賞を受賞した。能勢の黒御影石を素材に、ときに表面にベンガラを塗るなど、ダイナミックなフォルムの抽象彫刻を制作し、自然と調和した野外彫刻の分野で高い評価をうけていた。
《八丁座》
730-0021広島市中区胡町6-26★福屋八丁堀本店8階/082-546-1158 (イイコヤ)
1929年(昭和4)8月に開業した福屋が、1938年(昭和13年)に現在地に新店舗として開館。店舗棟は本館・東館・南館からなり、相生通りを挟んで反対側が事務所棟の別館となる。本館は1945年(昭和20年)原爆により被爆しており、現存する被爆建物の一つである。
2008年の松竹東洋座閉館後しばらく、福屋八丁堀東館8階のテナントは空き家だった。2010年夏には広島市内でサロンシネマやシネツイン本通などを運営している「序破急」が松竹東洋座跡地に映画館を開館させることを発表。館名は公募を行い、八丁堀という地名などに因んだ「八丁座」に決定した。2010年11月26日に八丁座が開館。11月26日の初回上映作品は『男はつらいよ 寅次郎相合い傘』。