MUSIC(6) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・相愛大学つながりで、改修工事が終わったフェニックスホールへ。 

 

《ザ・フェニックスタワービル》 

530-0047 大阪市北区西天満4-15-10/06-6363-0311 

1995年1月竣工/高さ145.45m/地上29階/地下3階。 

国道1号、2号、さらに御堂筋の分岐点として、正面を飾る一対の柱に、ビルの設計者と世界的美術家である★ラファエル・ソトによって「のぼり」をテーマに「北の幟」としてデザイン。この「のぼり」は、発注芸術として多くの協働によって完成したものです。心触れあう町づくりの大阪市長賞を受賞しています。ビル横に設置されている鳥像フェニックス(不死鳥)は、1936年(昭和11)竣工の「同和ビルヂング」の名称で広く市民に親しまれた同和火災海上保険株式会社のシンボルとして、本社旧社屋の正面玄関上部を飾っていたものであり、「同和火災フェニックスタワー」の建設を機にメモリアルプレートとして保存したものです。フェニックスは、エジプト神話の霊鳥で、500年ごとに自らその身を焼いて灰となり灰の中から再び甦る鳥とされています。

 

 

【Jesús Rafael Sotoヘスス・ラファエル・ソト】(1923~2005) 

https://www.perrotin.com/videos/sphere-lutetia-interview-de-jesus-rafael-soto-paris-1996/591

ヴェネズエラ出身、フランスの美術家。カラカスの美術学校で学び、1950年パリに渡り定住する。視覚の魔術師と呼ばれ、造形の中に動きの要素を取り入れたキネティック・アートの代表的芸術家。細い縞目の画面に細い棒を平行にし、モアレのような視覚的効果を意図するキネティック・アートの作品。代表作に「レリーフ、純粋関係」(’65年)など。 

 

《あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール》 

http://phoenixhall.jp/

ザ・フェニックスホールは1995年、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社の前身会社の一つ、旧同和火災海上保険株式会社の創立50周年にあたり、旧大阪本社内に開設されました。ホールのコンセプトは、あいおいニッセイ同和損保の社会貢献活動の拠点として芸術、文化を長期的に支援していくことにあります。客席数301席(1階増席可最大335席)というこぢんまりしたホールで、音楽を最高の環境でお楽しみいただくため、ホール内の随所に斬新かつ聴衆との調和を配慮した試みがなされており、“キラリと光るコンサートホール”です。このホールが皆様に愛され関西の芸術、文化振興に寄与することを願っております。 

http://phoenixhall.jp/hall/

フェニックス(不死鳥)の翼をイメージしてデザインされた天井や壁には、ホールの響きをきめ細かく調整できるよう、随所に反射/吸音の可変機構が組み込まれています。楽器の特徴に応じ、流麗で豊かな響きを得るように適度な残響条件を追求しました。大開口ガラススクリーン越しに、街を眺望しながらコンサートを楽しむ空中劇場。遮光壁をおろせば、完全な室内ホールとなります。

 

★改修工事に伴う休館のお知らせ 

【休館期間】 2018年 (平成30年) 1月25日(木) ~ 4月30日(月) 

平素より、あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホールをご愛顧いただき誠にありがとうございます。この度、舞台設備・空調設備の改修工事に伴い、下記のとおり休館いたします。この工事は、今後の不具合発生の防止や設備機能維持向上のための重要な工事となります。ご利用の皆様には、ご不便・ご迷惑をお掛けしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。なお、2018年5月の貸ホールご予約につきましては、通常どおり2017年5月1日(月)10:00~お電話にてお問い合わせください。

 

 

《参考》ザ・フェニックスホールのアート・ディレクション「松井桂三」さん 

http://phoenixhall.jp/interview/2005/02/01/790/

昭和21年(1946年)京都に生まれ、3歳からオフクロの実家がある広島で育ちました。この時期の広島は★原爆抜きに語れません。昭和20年8月6日朝、ピカドンが炸裂した時、オフクロは疎開中で広島郊外の山腹で暮らしていました。爆風で屋外に吹き飛ばされたんですが、庭のゴヨウマツが風を抑えてくれ、助かった。母の実家は、今の平和祈念公園に近い広島市鷹匠町(現中区本川町)にあり、広い庭に築山まであるような邸だったそうです。 

 

【松井桂三】 

http://osaka-geitan.jp/departments/designarts/teacher.html

感動デザイン研究所Designart代表・大阪芸術大学教授。AGI(国際グラフィック連盟)及びADC(東京アートディレクターズクラブ)会員。世界各地の美術館で300点の作品展示巡回。ドイツ、メキシコ、ロシアなど海外講演や世界各地の国際コンペで多数受賞。政府広報のシンボルマーク制作、マッキントッシュの基本パッケージデザインシステム構築ほか。

 

 

★アートインザホール 

http://phoenixhall.jp/hall/artinthehall/

あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホールでは2階ホワイエ、3階4階ロビー、階段にさまざまな絵画や彫刻が飾られています。 

 

・・・大好きな「ギヤマン」が満載です。

 

 

《ジョイントリサイタル》 

上田明美(ソプラノ)加瀬美佐子(メゾソプラノ)★新居幸枝(ピアノ) 

2018年5月20日( 日 )13:30開演 

▼モーツァルト:歌劇「魔笛」K620より“夜の女王のアリア” 

▼シューベルト:岩の上の羊飼いop.129 D965
▼モンポウ:「夢のたたかい」より“あなたの上にはただ花ばかり”
▼グノー:歌劇「ロミオとジュリエット」より“私は生きたいの” 

▼武満徹:小さな空 ▼越谷達之介:初恋 

 

【新居幸枝】 

2001相愛大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。同大学卒業演奏会に出演。同大学音楽専攻科修了。第6回KOBE国際学生音楽コンクール優秀賞受賞。入賞記念ガラコンサート出演。ベルギーフランドル交流センター主催、関西の音楽・芸術大学生による「新春フレッシュ・アーティストの競演」室内楽部門に出演。柴田翠、小坂圭太、田村義一の各氏に師事。

 

 

・・・音楽、美術そして建築。大満足のひとときを過ごさせていただき、本当にありがとうございました。