●愛媛県美術館、町立久万美術館(共同開催)
「洲之内徹と現代画廊-昭和を生きた目と精神」巡回展
2014年1月25日(土)~3月16日(日)
http://www.ehime-np.co.jp/info/sponser_event/2013/12/post-76.html
《参考》愛媛県立図書館「洲之内徹を読みつくせ!」
2014年2月1日(土)~3月21日(金)
https://www.ehimetosyokan.jp/contents/moyoosi/ippan_tenji/H26-02.htm
愛媛県美術館で開催中の「洲之内徹と現代画廊」展(2014年1月25日(土)~3月16日(日)町立久万美術館と共同開催)にあわせ、県立図書館では洲之内徹が書いた★「気まぐれ美術館」シリーズをはじめとするさまざまな著作と、洲之内徹について書かれた文献を集めた展示を行います。美術館の展覧会とあわせてご覧いただくことでより豊かな洲之内徹の人物像が描けるようになるのではないかと思います。ぜひご覧ください。
《芸術新潮》
http://www.shinchosha.co.jp/geishin/
1973年(昭和48)美術に関する初めての書き下ろしエッセイ集『絵のなかの散歩』を上梓、翌1974年から月刊誌「藝術新潮」にエッセイを連載することになった。連載にあたって、洲之内はメイン・タイトルをどうするかいろいろ悩み、『絵で考える』、『本日休館』、『絵のない美術館』、『画廊の灰皿』、『芸林彷徨』、『芸林無宿』などの候補が挙がったが、結局★『気まぐれ美術館』に決定し、同年の新年号から連載を開始した。自身が収集した美術品にまつわる話題を中心にしたこのエッセイは好評で、洲之内は執筆の軸足を小説からエッセイに移し、以後は画商とエッセイストとして活動した。連載は、洲之内が急逝する1987年(昭和62年10月28日)秋まで通算165回を数えた。「芸術新潮」 1987年(昭和62)年11月号、長い間連載されていた「気まぐれ美術館」が最後の掲載となった。『気まぐれ美術館』の連載全165回分は、1974年の連載開始後、新潮社から順次単行本化され、『気まぐれ美術館』(1978年)、『帰りたい風景』(1980年)、『セザンヌの塗り残し』(1983年)、『人魚を見た人』(1985年)、『さらば気まぐれ美術館』(1988年)の5冊にまとめられている。また、この連載に先だって発刊されたエッセイ集『絵のなかの散歩』は、現在では『気まぐれ美術館』と同列の作品と見なされている。同じ装丁で文庫化もされた。なお紹介記事『芸術新潮特集―洲之内徹 絵のある一生』(1994年11月号)を改訂し、図版本『洲之内徹★絵のある一生』新潮社〈とんぼの本〉が、2007年10月に刊行されている。
《参考》「洲之内徹の言葉」本日休館HPより
http://honjitukyuukan.com/tag/_01
「本日休館」は、本サイト館主・運営者の海野清が主宰し、海野の知己・友人からの寄稿・提供情報によって構成・編集される、謂わば仲間ウチのWEBマガジンです。この、同人誌ともコミュニティ誌ともつかないWEBマガジンの発企は、洲之内徹の著作★『気まぐれ美術館』シリーズ(新潮社・刊)と出会った時からはじまりました。それは洲之内徹の独特な「私小説的美術評論」世界の言葉に触れたことによる<逸脱>でした。洲之内徹の眼力はもちろん、その視線・視野の一端に至ることは到底無理としても、その言葉を杖として、美術・絵画の領域だけでなく、多分野・諸領域の「現代」を、知己の人たちと歩んでいきたいと思っています。主宰者の発起に対して、それを了する、あるいは意を同じくして和す友人・知人数人が早速に参画して、2007年「本日休館」のWEBサイトが立ち上がりました。以後、一応「季刊」として年4回の更新を基本に運営しています。
・・・目次ページの背景は、やっぱり「猫」です。
《久万高原町立久万美術館》
791-1205愛媛県上浮穴郡久万高原町菅生2番耕地1442-7/0892-21-2881
http://www.kumakogen.jp/site/muse/
「米山蒐集と洲之内徹―山本發次郎の松山滞在譚」展を開催。「洲之内徹生誕100年記念企画」の第3弾で、1月25日より始まる「洲之内徹と現代画廊」展に向けたプレ企画です。
★愛媛県美術館・町立久万美術館2013年度企画展
「洲之内徹と現代画廊―昭和を生きた目と精神」
2014(平成26)年1月25日(土)~3月16日(日)