・・・やっとやっと中之島「香雪美術館」に行ってきました。
《NEWS》2018.3.20神戸新聞NEXTより
茶道具や刀剣などのコレクションを展示する「中之島香雪美術館」が大阪市北区の高層ビル「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」内に完成し、開館前日の20日、報道関係者向けの内覧会が開かれた。神戸市東灘区の香雪美術館開館45周年を記念し、2番目の施設として中之島にオープンする。同館の敷地内にある茶室「玄庵」(1911)を原寸大で再現し、「市中の山居をめざした」という。所蔵品は、実業家の村山龍平(1850~1933)が収集した日本と東アジアの古美術品。開館初年は「珠玉の村山コレクション愛し、守り、伝えた」と銘打ち、★五つの会期で計約300点が出展される。
《中之島「香雪美術館」》
530-0005大阪市北区中之島3-2-4
中之島フェスティバルタワー・ウエスト4階/06-6210-3766
http://www.kosetsu-museum.or.jp/nakanoshima/
朝日新聞社創立者で、茶人でもあった村山龍平(1850~1933)の収集品を収蔵展示するため、1972年(昭和47)に財団法人香雪美術館(2010公益財団法人香雪美術館へ名称変更)が設立され、翌1973年(昭和48)に開館した。館名の「香雪」は村山の号である。村山は伊勢国(現在の三重県度会郡)の出身で、上野理一とともに朝日新聞の創設者である。高橋健三、岡倉覚三(天心)らが中心になって1889年(明治22)に創刊された美術雑誌「国華」(2015現在、引き続き刊行中)は創刊後まもなく経営難に陥っていたが、その苦境を救うため、朝日新聞社が同誌の発行元となったことが、村山が古美術に関心を持つきっかけになったという。収集は刀剣武具から始まり、仏教美術、茶道具へと広がっていった。なお、香雪美術館の収蔵品のなかには、村山の娘婿で、のちに朝日新聞社長となった村山長挙(1894~1977)の収集品も含まれている。運営主体である公益財団法人香雪美術館は、株式会社朝日新聞社の発行済み株式の10%(2008年9月時点)を保有する第5位の、また朝日放送の同7.0%(2010年6月時点)を保有する第3位の、テレビ朝日の同5.00%(2010年9月時点)を保有する第3位の大株主である。★2018年3月21日、中之島フェスティバルタワー・ウエストに、中之島香雪美術館を開館した。
★「村山龍平記念室」
http://www.kosetsu-museum.or.jp/nakanoshima/parmanent/
村山龍平の生涯を貴重な展示品や大型年表、解説パネルなどにより紹介します。また、朝日新聞社の発祥の地である中之島の歴史を辿ります。
・・・展示物の素晴らしさはもとより、「村山龍平記念室」の充実ぶりは圧巻でした。
《参考》「月刊・島民」
https://nakanoshima-daigaku.net/
2018年4月号特集「香雪美術館から広がる世界」
ついに中之島香雪美術館がオープン!主役は、朝日新聞社を創業した村山龍平が遺したコレクション。雅号「香雪」を名乗る数寄者であった、村山の人柄や生き様を覗いてみよう。
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・・・「中之島」が元気になる、すなわち「大阪」が元気になるということです。