個展(21) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・とうとう、最終日となりました。

 

 

・・・最後の最後まで、途切れぬ「差し入れ」。堺市の銘菓を、存分に味わわせていただきました。

 

 

《小島屋泰芳》 

590-0955堺市堺区宿院町東1-1-23/072-232-0313 

http://www.keshimochi.com/

江戸・延宝年間に小島屋と称して堺市少林寺町においてけし餅の製造を創める。昭和28年現在地に移転。昭和40年5月法人組織とする。室町時代、南蛮貿易が盛んだった堺の町。けしの実は、インドからもたらされたと言われ、大阪・堺・和歌山周辺で栽培が始まりました。その後、千利休によって広められたお茶の習慣が、数多くの和菓子を生み出し、その中でけしの香味を活かして考案されたのが「けし餅」です。小豆のこしあんを餅皮で包み、けしの実をふんだんにまぶした贅沢な風味をお楽しみいただけます。 

●「堺燈台もなか」 

旧堺燈台は、明治10年に大半を市民の寄付によって、イギリス人技師ビグルストーンが建設した木造洋式燈台で、現地に現存する木造洋式燈台としては日本で最も古いもののひとつで、約一世紀の間、堺の港を照らし続けましたが、昭和43年廃灯となりました。昭和47年国の史跡に指定されています。その燈台をかたどり最中にしました。最高級の小豆をたっぷり使用したつぶ餡の美味しさは最中の素朴な味わいを一層豊かにしています。

 

 

・・・展示を少しずつ片付けながら、一味違う作品に変化していくのを楽しみました。

 

 

・・・とうとう空っぽ、寂しいね。

 

 

・・・その反面、自宅は騒々しくなりました。まだ半分くらいしか持ち帰れていませんので、搬出は明日も続きます。ともあれ、ご高覧いただきました皆様には、本当に感謝しております。これからの制作につきましては、十二分に個展での経験を生かして、さらなる努力を積み重ねていく所存です。ありがとうございました。