近つ飛鳥博物館(2) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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《スポット展示「近つ飛鳥ギャラリー」》

●「2017夏休み児童はにわ展」

平成29年7月29日(土)~8月27日(日)

http://www.chikatsu-asuka.jp/?s=event_annai5

近つ飛鳥博物館では、小・中・高等学校の児童生徒に歴史や文化財に興味関心を持ってもらうことや、博物館をより身近な 存在として、児童・生徒の学習に役立ててもらうことを目的として「埴輪づくり」「古代衣裳着用体験」「勾玉づくり」 などの出前授業を行っています。「2017夏休み児童はにわ展」では、出前授業の一つである「古代人の思い・埴輪づくり」を行った小学校28校の6年生の 作品から各校の代表作品を展示いたします。同時に授業風景も写真パネルで展示いたします。8月6日(日)には優秀作品の表彰式を行いました。

 

・・・子どもたちが興味関心をもってくれたら、それこそ大人はおちおちしていられないですよね。

 

 

●「堺アルフォンス・ミュシャ館紹介展」

平成29年8月31日(木)~10月4日(水)

http://www.chikatsu-asuka.jp/?s=exhibition

堺アルフォンス・ミュシャ館のコレクションを紹介する展覧会です。ミュシャの作品の数々(複製品)をご覧いただけます。

 

・・・「堺市」は南河内地区へもジャンジャン宣伝、見習うべき積極性です。

 

《NEWS1》2017.7.31のりものニュースより

http://www.nankai.co.jp/traffic/otoku/sakai_saiko.html

「さかい最高きっぷ」発売 「百舌鳥・古市古墳群」世界遺産登録を応援/南海ほか

堺市と南海電鉄、阪堺電気軌道、南海バス、泉北高速鉄道が、2017年8月1日(火)から、企画乗車券「ハニワ課長のさかい最高きっぷ」を発売します。概要は次のとおりです。

●発売期間:8月1日(火)〜2018年3月31日(土)

●発売箇所:南海電鉄の主要駅、泉北高速鉄道の各駅

●内容・発駅から堺東駅または堺駅までの往復割引乗車券・阪堺電気軌道(我孫子道〜浜寺駅前)と南海バス(堺市内ワイドエリア)の1日フリー乗車券「堺おもてなしチケット(南海バス拡大版)」・さかい利晶の杜 立札呈茶券(茶の湯体験施設での抹茶と和菓子の提供)・堺市博物館 観覧券

●価格・難波駅発着の場合、大人1150円(通常より570円お得)きっぷの発売は、「百舌鳥・古市古墳群」の世界文化遺産登録に向けた取り組みのひとつです。8月1日(火)からはこれにとともに、堺東駅や堺駅に観光案内カウンターが設置されるほか、ウェブサイト「堺のあるきかた」も開設されます。

 

 

《NEWS2》2017.8.1朝日新聞デジタルより

「がっかり遺産」回避へVR遊覧/百舌鳥・古市古墳群

2019年の世界遺産登録をめざし、念願の国内候補に決まった百舌鳥・古市古墳群(大阪府堺市、藤井寺市、羽曳野市)。知名度アップで観光客の増加を見込むが、天皇らの墓とされるため、大半の古墳が★立ち入り禁止。樹木に覆われ、訪れても、その姿はわかりづらい。地元自治体は「来た人をがっかりさせてはいけない」と工夫をこらす。国内最大の古墳とされる仁徳陵古墳(大山、大仙古墳)は全長486メートル。世界文化遺産のクフ王のピラミッド(底辺約230メートル)、秦始皇帝陵(全長約350メートル)と合わせ、堺市が「世界三大墳墓」とPRする百舌鳥古墳群の代表格だ。有名な鍵穴のような形を見たいという人は多いが、大きすぎて地上からは森のようにしか見えない。そこで市は19年度末までに、仁徳陵古墳の西側に展望デッキを備えた★ガイダンス施設を作る計画だ。市の担当者は「古代に船が通行していた海の方角からの視点で、墳丘の大きさや奥行きを感じてもらえれば」。ただ、風致地区内にあり、建物の高さは15メートルに制限。展望デッキに上っても古墳の形はわからない。市によると、全景を見るには250~300メートルまで上る必要がある。超高層ビルのあべのハルカス(大阪市阿倍野区)級の高さだ。このため、市は気球に観光客らを乗せる構想を温めているが、より手軽に全景を味わえる企画も始めた。「古墳がいっぱい見える。すごい!」。堺市博物館(同市堺区)では1日、バーチャルリアリティー(仮想現実、VR)技術を使った疑似体験ツアー(1回★800円)が始まり、家族旅行で訪れた仙台市の会社員、名和昌輝さん(44)もさっそく楽しんだ。

 

・・・「立入禁止」それが最大の課題。「VR」「気球」「天望デッキ」等のいずれにせよ、次なる課題「誰の墓?」は謎に包まれたままです。

 

★「大仙古墳と仁徳陵古墳という名称」について/近つ飛鳥博物館

http://www.chikatsu-asuka.jp/?s=child/16protector

本文に使用している大仙古墳という名称は、仁徳天皇陵かどうかはわからないことから地名からとっています。しかし、この名称は学術用語としては流動的でいまだに確定していません。1970年以前には、明治時代以降つけられた★「仁徳天皇陵」という名称を使っていましたが、考古学研究者の中から「仁徳天皇陵」という古墳に入っている人が、実は仁徳天皇かどうか分からないにもかかわらず、仁徳天皇と呼んでしまうと、誤解を生んでしまうので、「仁徳陵」と呼ばずに★「仁徳陵古墳」と呼ぼうと提案がありました。そして、さらに1976年には、ふつうの遺跡の命名法で、もともと呼ばれていた地名をとって★「大山古墳」にしようという呼びかけがありました。この間、若干のタイムラグをおいて教科書の用語表記は追従し、変化しています。最近では★「大仙古墳」「大仙陵古墳」という名称になりつつあります。この本文では最も新しい名称を採用しています。ちなみに全国から寄せられた小学生からの質問の名は「大山古墳」です。この30年の間に同一の古墳の名称が教科書の上で、3度も名前を変えることになっているのが現状といえます。つまり、内容がそれほど変わらないと思われがちの歴史の教科書でも10年ごと にこれほど大きく変わっています。本文にある「大仙古墳」の名は小学生の教科書にあわせたかたちで用いていす。しかし、1970年代前半までに学校教育を受けた方々には耳慣れない名称ではないかと思います。したがって、そうした方々に配慮するため、「近つ飛鳥博物館」の展示では仁徳陵というという名を残すとともに、この古墳は仁徳天皇の墓ではなく、現在、宮内庁に仁徳天皇陵として管理されているところの古墳という意味で、1970年代前半に用いられた「仁徳陵古墳」の名を採用しています。

 

・・・「誰の古墳?」について、そう簡単に結論は出そうにありません。だからこそ、堺市の前向きな姿勢に敬意を払いたいと思います。堺市(150 km²★43中学校)は南河内全体(9市町村約290km²★37中学校)ほどの規模ですから、羽曳野市・藤井寺市だけでなく他の自治体にも協力連携してもらって取り組んでいかなくてはと思います。

 

★近つ飛鳥博物館限定「MOZU-FURU CARD(もず・ふるカード)」ができました

http://www.chikatsu-asuka.jp/?s=event_annai7

百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録を応援するMOZU-FURU CARD(もず・ふるカード)に、新しい仲間が加わりました。百舌鳥・古市古墳群の出土品を展示している近つ飛鳥博物館限定のカードです。MOZU-FURU CARD(もず・ふるカード)のコレクションにぜひお加えください。展示室に入館していただいた方を対象に配布しておりますので、ご希望の方は、博物館受付での入館手続きの際にお申し出ください。

 

・・・「MOZU-FURU CARD(もず・ふるカード)」もらってきました。

 

 

・・・さて、活発に取り組みが進む堺市の「百舌鳥古墳群ガイダンス施設」について、

 

《NEWS3》2015.6.26産経WESTより

堺市は「仁徳天皇陵古墳」の西側に隣接する★「大阪女子大学跡地(堺区大仙町)」に平成31年度末のオープンをめざしている「(仮称)百舌鳥古墳群ガイダンス施設」の基本計画案を明らかにした。7月中に市民から案への意見を募り、8月に基本計画を決定する。仁徳天皇陵古墳を含む「百舌鳥・古市古墳群」の、平成29年の世界文化遺産登録に照準を合わせた周辺施設の整備計画。市によると、約1万5千平方メートルの敷地に延べ約4千平方メートルの施設を建設。建築費は20億円程度を想定しており、市民や企業などからも寄付を募る。高さは風致地区制限の15メートルまでに抑えながら、仁徳天皇陵古墳を仰ぎ見て、木々に覆われた墳丘の稜線を一望できる展望デッキを屋上などに設けるのが特徴。映像や体験型展示なども合わせ、築造に膨大なエネルギーをつぎ込んだ世界有数の巨大王墓のスケールや古代国家形成の姿、1500年以上にわたって守られてきた文化遺産としての価値などを観光客らに理解してもらうことを目的としている。近くの市博物館では出土遺物などを公開。最寄りのJR百舌鳥駅周辺は再開発を進めて観光案内や飲食、物販など受け入れ態勢の充実を図り、中世の遺産が数多く残る旧堺市街地とセットにした観光戦略を描いている。市世界文化遺産推進室では「古墳は3世紀中ごろから6世紀後半にかけて日本列島に20万基も造られた。仁徳天皇陵はその代表であり、大小の古墳が集まる百舌鳥古墳群が世界に類をみない重要な遺産であることを国内外の方々に体感してもらえる施設にしたい」としている。

 

 

《百舌鳥古墳群ガイダンス施設基本計画》

http://www.city.sakai.lg.jp/kanko/rekishi/sei/ayumi/guidance-keikaku.html

堺市は、百舌鳥古墳群を広く国内外に情報発信するため、仁徳天皇陵古墳の西側に位置する旧大阪女子大学跡地に「(仮称)百舌鳥古墳群ガイダンス施設」の整備を計画しており、11月頃に同施設建設工事基本設計を完了させ、今年度内に実施設計に着手する。実施設計は17年度も引続き実施し、18年度から建設工事に着手し、★19年度末の完成をめざしている。ガイダンス施設の整備は、市民や来訪者に百舌鳥古墳群の歴史的意義や価値を理解させ、古墳群の保護意識を醸成し、古墳群を堺の魅力として広く国内外に情報発信するガイダンス施設が必要とし、仁徳天皇陵古墳に隣接する旧大阪女子大学跡地を10・12年に大阪府から取得し、同地を活用して百舌鳥古墳群についての『学び』、『交流』、『周遊』を目的に整備する。ガイダンス施設基本計画では、世界遺産―百舌鳥古墳群に出会う『古代日本・百舌鳥野への招待』をコンセプトに体験機能・交流機能・周遊支援機能及び仁徳天皇陵古墳を体感する景観形成を基本方針としている。また、周辺都市機能の連携と役割分担として、JR百舌鳥駅前に観光案内・飲食・物販等の便益機能を集約、堺市博物館と役割分担し、さかい利晶の杜への周辺案内を行い、堺環濠都市への回遊性の向上を図る。計画地は、堺区大仙町2―1の敷地面積約5・3haとし、ガイダンス施設ゾーン〈世界遺産に対する学び、市民や来訪者の交流、古墳群周遊の起点ゾーン〉と駐車場・広場ゾーン〈同施設及び大仙公園利用者の駐車場と緑地空間ゾーン〉の2つのゾーンに分け、ガイダンス施設ゾーンを先行して整備する。駐車場・広場ゾーンは府道深井畑山宿院線からの進入路の整備後に着手する予定。ガイダンス施設は約4000㎡(公開エリア2600㎡、非公開エリア1400㎡)の規模で整備し、公開エリアは▽共用ゾーン(エントランス、トイレ、通路、階段、ロビー等)900㎡▽体験ゾーン(視聴覚室、体験展示コーナー、展望ラウンジ、展望デッキ)1050㎡▽交流ゾーン(交流センター、団体用多目的室、会議スペース)600㎡▽周遊支援ゾーン(情報コーナー)50㎡。非公開エリアは管理事務所ゾーン(管理事務室、ユネスコ「アジア太平洋無形文化遺産研究センター」)450㎡とバックヤード950㎡となる。設計は★乃村工藝社が担当。概算整備費は約39億円(建築費約20億円、外構費約12億円、展示費7億円)とし、建築費は他事例をもとに算出、展示費は展示内容で大きく変化することから、展示設計の中で検討していく考え。整備後の管理運営は指定管理者制度の導入を基本とし、入館料金は無料とする。

 

 

・・・「大阪女子大学」跡地を見に行ってきました。