人権平和アート(11) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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《日本交通文化協会》

http://jptca.org/

http://jptca.org/publicart-works/page/10/

★陶板レリーフ「なにわの精華」/作:西山英雄

★「大阪城公園駅」/作:司馬遼太郎

おごそかなことに、地もまたうごく。

私どもは、思うことができる。この駅に立てば、台地のかなたに渚があったことを。遠い光のなかで波がうちよせ、漁人が網を打ち、浜の女らが藻塩を焼いていたことども。秋の夜、森の上の星だけが、遙かな光年のなかで思い出している。

(中略)

悲しみは、この街に似合わない。

ただ、思うべきである。とくに春、この駅に立ち、風に乗る万緑の芽の香に包まれるとき、ひそかに、石垣をとりまく樹々の発しつづける多重な信号を感應すべきであろう。その感應があるかぎり、この駅に立つひとびとはすでに祝われてある。日日のいのち満ち、誤りあることが、決してない。司馬遼太郎

 

 

《報道発表1》2016.9.26

http://www.city.osaka.lg.jp/keizaisenryaku/page/0000377004.html

リニューアルに向け、旧第四師団司令部庁舎の準備工事をしています

平成28年9月15日(木)から大阪城公園にある旧第四師団司令部庁舎の準備工事をしています。大阪城公園の本丸地区にある旧第四師団司令部庁舎の建物は、昭和6年に建設され、戦後、大阪市警察本部などに利用された後、昭和35年から大阪市立博物館として使われていましたが、平成13年に現在の大阪歴史博物館へその機能を移転して以降、閉館となっていました。本建物については、大阪市が平成26年度に実施した大阪城公園パークマネジメント事業者募集(平成26年6月19日報道発表済)において、取り組むべき事業の一つとして、近代建築としての価値を保存しながら観光拠点に相応しい魅力と賑わいの創出及び飲食や物販などの公園の便益施設として活用する提案を求めたことに基づき、事業者である大阪城パークマネジメント共同事業体により、このたび耐震補強工事に向けた準備工事を始めました。準備工事後は、耐震補強工事や改修工事を実施する予定としており、来年度のリニューアルオープンをめざします。本建物の活用により来園者の利便性向上を図り、大阪城公園の魅力向上につなげます。

 

・・・河合隆三さんの作品がどうなるか心配していましたが、ジョー・テラスの正面に設置され、以前よりも素敵な場所です。

 

 

《報道発表2》2016.12.9

http://prw.kyodonews.jp/opn/release/201612097034/

大阪城パークマネジメント共同事業体(以下PMO)は、大阪城公園の魅力創出、新たな賑わいづくりをめざし、大阪城公園駅前に「JO-TERRACE OSAKA(ジョー・テラス・オオサカ)※愛称」(2017年6月開業予定)、本丸広場に「旧第四師団司令部庁舎(もと大阪市立博物館)※愛称未定」(2017年秋開業予定)の2つの施設を開業します。

★「JO-TERRACE OSAKA」は、大阪城公園の新しいエントランスとして、大阪城公園駅前に開業します。観光客だけでなく、近隣の企業の方や住民、大阪城ホールの利用者など幅広い公園来場者にとって利便性を高める飲食を中心とした施設です。また、本丸広場では、歴史的建造物である旧第四師団司令部庁舎(もと大阪市立博物館)を改修し、大阪城天守閣を訪れる多くの観光客を対象にした飲食、物販施設や歴史体感施設を開業します。

【ネーミング・コンセプト】

「城=JO」というワードをネーミングに盛り込むことでストレートに大阪城らしさ、また、「TERRACE」という言葉でゆったりとした時間を過ごせるリラックス価値の訴求と、飲食スペースであることのわかりやすさを発信します。

【ロゴマーク・コンセプト】

野外で茶会をする際に用いる「野点傘(のだてがさ)」をモチーフにデザイン。大阪城公園の自然を感じながら、人々が集い、くつろぐことのできる、この施設を象徴しています。

【施設コンセプト】

大阪城公園駅前のエリアが、新施設と共に生まれ変わります。和モダンの落ち着いた空間は、なごみのテラス。公園に訪れる人々のにぎわいと自然の静寂が大阪の新しい日常をつくり出します。カフェで友達や仕事仲間と会話を楽しんだり、お気に入りのお店をのぞいてみたり…散歩するだけでも心地いい。大阪城公園の新しいエントランスが誕生します。

【出店予定店舗】※()内は運営会社名
パンケーキ:gram(株式会社gram-routine)鉄板焼:錦城亭(錦城亭)ランニングステーション:名称未定(スポーツクラブNAS株式会社)レストラン、カフェ:名称未定(株式会社ポジティブドリームパーソンズ)カフェ:タリーズコーヒー(タリーズコーヒージャパン株式会社)ビュッフェ:城の森ダイニング(西屋デリシャスフーズ)ベーカリー:Ferdinand(有限会社フェルディナンド)※以外に8店舗オープン予定

【施設概要】

所在地:大阪府大阪市中央区大阪城3/建築面積:3、295.21㎡/延床面積:4、823㎡ /建設構造:鉄骨造2階建/営業時間:9:00~22:30(予定)/交通:JR環状線 「大阪城公園」駅から徒歩1分/設計・施工:大和ハウス工業株式会社/運営・管理:大阪城パークマネジメント共同事業体/WEBサイト: http://www.jo-terrace.jp
●[本丸広場] 旧第四師団司令部庁舎(もと大阪市立博物館)※愛称未定2017年秋開業予定

【施設コンセプト】

大阪城公園内の歴史的建造物。旧第四師団司令部庁舎(もと大阪市立博物館)が、装い新たに複合施設としてよみがえります。歴史と文化のエンターテイメントを満喫して、思い出の品やプレゼント選びが楽しいショップめぐり。レストランでは、大切な人とディナーやパーティー。屋上に行けば、いままで見たことのなかった景色。なんと目の前に天守閣が現れます。時代を越えて愛されてきた伝統から、新たに生まれるトレンド。大阪の非日常体験をここに集めました。過去から現在、そして未来へつづく物語と人々が交差する。天守閣のそばで、いままで知らなかった大阪城を感じることができる、そんな施設が誕生します。

【出店予定店舗】※()内は運営会社名

カフェ:タリーズコーヒー(タリーズコーヒージャパン株式会社)レストラン:(仮)THE LANDMARK SQUARE OSAKA(株式会社ポジティブドリームパーソンズ)土産物販売:大阪城本陣(株式会社読売テレビエンタープライズ)土産物販売:忍屋(株式会社読売テレビエンタープライズ)※上記以外に歴史体験施設オープン予定

【施設概要】

所在地:大阪府大阪市中央区大阪城1-1/建築面積:1、706㎡/延床面積:約7、000㎡/建設構造:鉄筋コンクリート造地上3階地下1階/営業時間:9:00~22:30(予定)/交通:大阪市営地下鉄谷町線「谷町四丁目」駅1-B出口から徒歩15分/設計・施工:大和ハウス工業株式会社

 

 

《大阪城パークマネジメント共同事業体》

http://www.motohaku.jp

2017.6.22「ジョー・テラス・オオサカ」がオープンしました

https://www.jo-terrace.jp/

新たな公園施設「ジョー・テラス・オオサカ」がオープンしました。20店舗のショップとレストランが営業中。JR大阪城公園駅から直結していますので、ベビーカーや車椅子をお使いの方もデッキを通って公園内にアクセスすることが出来るようになりました。授乳室や24時間対応のコインロッカーも完備、インフォメーションではスマートフォンの充電やフリーWi-Fiもご利用いただけます。

 

http://www.m-k-k.co.jp/goryo_osaka.html

 

・・・「SL」は健在でしたが、「PARK御両」のあったところが「麺菓装」という店になっていました。

 

https://twitter.com/menkasoh

https://www.tenpodesign.com/work/detail/25403

 

・・・さて「ジョー・テラス」もいいけれど、すぐ横にある「顕彰塔」も忘れて欲しくないものです。

 

 

《大阪社会運動顕彰塔》

http://shaunkyo.jp/shaunkyo/kenshouto.html

社会運動顕彰塔は、大阪城公園内の一角に位置し、戦前戦後の社会・労働運動に功績のあった方々を顕彰しています。 戦前は民衆の社会・労働運動に対して、時の権力が弾圧で臨み、そのため多くの先覚者が無産階級解放のため、窮乏に耐え命を賭して、その生涯をささげてきました。 大阪社会運動顕彰塔は、真の歴史を創造した労働者や農民が幾世紀にわたり、支配権力の圧政に抗して生活と権利を守り闘い続けた歴史の塔です。1956年9月24日、大阪地方メーデー実行委員会が森ノ宮の大阪市立労働会館で開催した「戦後労働運動物故者追悼祭」を端緒とし、1966年、全大阪の労働者、農民、民主団体、有識者有志の協力、拠金によって、大阪社会運動顕彰塔の建設が始められ、1970年10月に竣工。さらに1992年、連合大阪や労働福祉事業団体が資金を分担して改修工事が行われました。顕彰塔は、彫刻家で舞台装置なども製作した、★浅野孟府(1900-1984 日本プロレタリア美術家同盟)の設計。 大阪市電の敷石(大阪を表現)の基盤の上に、理想を象徴する15m四方の上屋を、大衆の腕を表す4つの柱によって支える構造になっており、 顕彰塔の内部には、社会運動、労働運動に功績のあった物故者の芳名板が掲げられています。顕彰塔が完成して以来、毎年10月15日に「社会運動物故者合祀祭」が行われてきました。1992年からは、その名称を「社会運動物故者顕彰追悼式」に改め、 毎年、新たな顕彰者名を記した芳名板を顕彰塔内部に掲げ、2015年10月15日現在、1703名の方々が顕彰されています。

 

 

・・・これから「旧第四師団司令部庁舎」に向かいます。

 

《大阪城周辺に残る戦争の傷跡》ピースおおさかHPより

http://www.peace-osaka.or.jp/model_course/

戦前の大阪には軍事施設が数多くあり、砲兵工廠では大砲などの兵器が製造されていました。1944(昭和19)年12月から終戦直前の1945(昭和20)年8月14日までに大阪府内では50数回におよぶ空襲を受けました。私たちが住むこの大阪で、戦争の記憶を風化させず後世に語り継いでいくため、軍事施設跡や空襲で被害のあった地域を訪ね歩く、モデルコースABをご紹介します。また、修学旅行用のプランとして、モデルコースCをご参照ください。各コースのマップは印刷できます。資料として、フィールドワーク用マップ「大阪城周辺に残る戦争の傷あと」を1部50円で販売しています。

 

・・・現在は工事中なので、建物の姿は見えません。リニューアル・オープンが待ち遠しいですね。