■建物名:梅田DTタワー/北区梅田1-10
作品名:「GendrdⅠ」「GendrdⅡ」/所有又は管理者:TAKリアルティ(旧竹中不動産)/制作者:バリー・ フラナガン
大阪駅前の南、阪神梅田駅(地下駅)のすぐ南に位置し、高層ビルや大型建造物が立ち並んでいる。
四つ橋筋(大阪市道南北線)・御堂筋(国道176号)・曽根崎通(国道2号)に囲まれた五角形の区画がダイヤモンドに似ていることと、大阪で一番地価が高かったことからダイヤモンド地区と呼ばれるようになった。1992ダイヤモンドタワーの名称で着工。1993不況のあおりを受けて工事が中断。2000 約8年ぶりに工事が再開される。2003(平成15)梅田DTタワー竣工。3月6日 、梅田DTタワーオープン。世界初となるハイブリッド免震システム(中間層免震)や免震エレベータが当ビルには採用されていて、比較的地震に強いのが特徴である。計画当初は、上から見たら菱形、横から見たら下層部が斜めになっているダイヤモンドのような外観をしていた。敷地面積の約55%の公開空地として用いられており、隣接するビルとの間の空間が十分に確保されている。
ダイヤモンド地区のほぼ中心にあるこのサンクンガーデンは静かで気持ちの良い空間。梅田DTタワー竣工に合わせ設置された彫刻家バリー・ フラナガンによる一対のウサギと象、大切なものを運ぶ担い手としての象、軽やかに時空を超え駆け巡るウサギ。 過去、現代、未来へと向けられたフラナガンの眼差しを感じることができるそうです。
《参考》2005(平成17年)第25回大阪まちなみ賞/大阪府建築士会長賞
大阪駅前再開発の最後を飾る建物である。地区の中心という難しい敷地に対して、駅への正面性を意識した端正かつシャープな表情を提示している。免震層以下は公共に解放されており、ディテール、植栽のエッジなど、きめ細かなデザインがなされている。地下街からの出口として防災上も重要なサンクンガーデンは、規模は小さいがイベント舞台としても設計されており、なによりビル群を仰ぎつつ地下から街に上がっていく感覚は良質な都市体験である。
【バリー・フラナガン(Barry Flanagan)】(1941~2009)
http://barryflanagan.com/home/
17歳にして彫刻家になることを志し、バーミンガムカレッジオブアート、セント・マーティンズなどで美術を学び、セント・マーティンズでは後に教鞭を執った。また、ロイヤル・アカデミー・オブ・アートのメンバーでもあり、多額の寄付をしたことでも知られていた。ウェールズ生まれ。2001年にアイルランドの住民権をとり、その後8年間はダブリンで生活していた。代表作は1970年代後半から制作されたブロンズ製ウサギの彫刻。(名古屋市美術館、福岡市美術館他所蔵)
《参考》「ディアモール大阪」
530-0001大阪市北区梅田1丁目大阪駅前
ダイヤモンド地下街1号/06-6348-8931
梅田の地下街の中では比較的新しく、1995年(平成7)にオープンした。カジュアルストリート、マーケットストリート、バラエティストリート、ファッショナブルストリートの4つに分かれている。当初は楽器の形をした壁があり、音階のボタンを押すと音が鳴るものがあったが、後に撤去された。
【布山恵子(旧姓:堀)】(1981~)
1981岐阜県生まれ。2004★東京藝術大学デザイン科卒業。バッグ・デザイナーとして会社勤めしながら、作品制作に励んでいる。
2004堀恵子展「躍る人」/ぎゃらりぃ朋(東京)
2006堀恵子展/日本橋高島屋(東京)
2008~2009「D-party1」/77ギャラリー(東京)
2010堀恵子展/ぎゃらりぃ朋(東京)
2010★ディアモール大阪、地下通路にて壁面広告展示(大阪)
2012布山恵子展/ギャラリーゆう(岐阜)
2012~2014布山恵子展/ハートフィールドギャラリー(愛知)
2013「ShinPA展」/小布施ミュージアム(長野)、佐藤美術館(新宿)
2013「お寺deアート展」/顯正寺(愛知)
2013「波濤の會」/松坂屋(上野・名古屋)、小倉井筒屋
2013「ハートにアートを『贈るアート』展」/伊勢丹(新宿)
2014 猫・ネコ・NEKOアート展/伊勢丹(新宿)
2014「ShinPA展」/小布施ミュージアム(長野)、佐藤美術館(新宿)
★「ShinPA」は★東京藝術大学デザイン科卒業生と大学院生による大作の平面を中心とした展覧会です。「新しい波」を築いていこうという意図のもと発足し、一年に一度展覧会を開催してまいりました。日本画・洋画という枠組みを超えた、デザイン科出身ならではという様々な表現が混在し、作家の成長を楽しむことが出来る内容となっております。2015年には前進「作家の卵展」から数えること10回目の開催を終えることが出来ました。
・・・またまた脱線します。東京藝術大学デザイン科卒業つながりの安岡亜蘭さん、素敵なカエルを描いておられますので紹介します。
【安岡亜蘭】
https://ameblo.jp/asianorchid/
1978神奈川県生まれ。
2003★東京藝術大学デザイン科卒業、東京藝術大学「サロン・ド・プランタン賞」受賞「東京藝術大学美術学部卒業制作展」(東京都美術館)C-DEPOT「キモチノカタチ」展(アートガーデンかわさき)「a-une park」(東京芸術劇場 展示室1・2)
2004EXHIBITION C-DEPOT 2004(横浜赤レンガ倉庫1号館)「上海アートフェア」に出展(上海、Shanhai Mart)「-機動式鳥獣図録-安岡亜蘭展」(松屋銀座7階美術サロン)「rainbow」(ギャラリー金輪)
2005「ト-キョ-ワンダーシード」入選 EXHIBITION C-DEPOT 2005 face(スパイラルガーデン)「mechanimal」(ギャラリー金輪)
2006光化門国際アートフェスティバル」に出品(ソウル、世宗文化会館美術館本館)「安岡亜蘭展 -kasane-」(四季彩舎)「安岡亜蘭展 -Forest-」(松屋銀座7階美術サロン)
2007「安岡亜蘭展 -Fantasia-」(四季彩舎)「安岡亜蘭の部屋」(シブヤ西武 美術画廊)2008「安岡亜蘭展 -urara-」(四季彩舎)「安岡亜蘭展 -suzukure-」(大丸東京店 アートサロン)「安岡亜蘭展 -irodori-」(日本橋三越本店 美術サロン)「安岡亜蘭展 -koharu-」(大丸心斎橋展 特選ギャラリー)
2009「安岡亜蘭展 -aoba-」(四季彩舎)「安岡亜蘭展 -hatsuhana-」(三越仙台店本館7階アートギャラリー)「安岡亜蘭展 -ranman-」(シブヤ西武 オルタナティブスペース)「安岡亜蘭の部屋」(シブヤ西武 美術画廊)
2010「安岡亜蘭展 starlight-episode.0-」(四季彩舎)「安岡亜蘭展 -百花撩蘭-」(新宿タカシマヤ 美術画廊)2011「安岡亜蘭展 starlight」(四季彩舎)「安岡亜蘭展 -夢見月-」(日本橋三越本店 美術サロン)「安岡亜蘭展 -風待月-」(JR大阪三越伊勢丹6階アート解放区)「mechanimals」(Galerie Vanessa Rau(パリ))