《参考1》ヤノベケンジ「私と茨木」
http://www.city.ibaraki.osaka.jp/koho/eeyan/watashi7.html
自宅があった北春日丘から近かったこともあり、子どものころは大阪万博の跡地でよく遊びました。廃墟に迷い込んだような不思議な場所だったことをよく覚えています。また、祖母が春日商店街で本屋をしていたので、そこでマンガや図鑑をたくさん読みました。考えてみれば、そういった経験や環境が私の脳内の文化形成に繋がっているように思います。歴史ある寺社仏閣のすぐ近くに新興住宅地が立ち並ぶ、そんな新旧が混在し、どこか非日常的な空間を創りあげているのが、茨木市の特徴であり魅力ではないでしょうか。阪急南茨木駅前に私の作品★「サン・チャイルド」が恒久設置されることになり、東日本大震災から1年を迎えた平成24年3月11日に除幕式が行われました。本当に光栄なことで、夢のように思っています。「サン・チャイルド」には、地域の皆さんに愛されるだけでなく、「日本の復興と再生への願い」というメッセージを多くの人に伝えていってもらいたいですね。
《NEWS》2012.3.6朝日新聞デジタルより
未来の空眺めて/復興祈り「サン・チャイルド」像登場
巨大な未来の子ども像が大阪府茨木市の阪急南茨木駅前に現れた。東日本大震災と原発事故からの復興と再生への願いを託し、現代美術家で京都造形芸術大教授のヤノベケンジさん(46)が製作した「サン・チャイルド」。震災から1年となる11日、除幕式がある。高さ6.2メートルの強化プラスチック製。防護服を着た子どもがヘルメットを脱ぎ、放射線を測定する胸のガイガーカウンターはゼロを示している。右手に持つのは、ネオンで出来た太陽。「希望のエネルギー」「再生の光」の象徴だ。原子力や放射能をテーマに作品を発表しているヤノベさんが、事故が起きたチェルノブイリ原発近くの町を1997年に訪れた際、廃虚となった保育園の壁に描かれていた太陽の絵をモチーフにした。ヤノベさんは震災後★「今こそ芸術がやるべきことがある」と考え、学生17人と3体のサン・チャイルドを製作した。ヤノベさんの出身地の茨木市のほか、1体は4月以降に第五福竜丸展示館(東京都江東区)に、もう1体はロシア・モスクワの美術館に14日から展示される予定だ。ヤノベさんは「来るべき未来を想像できるようなものを作るのが芸術家の役割。今、日本は大きく傷つき、サン・チャイルドも顔にばんそうこうを貼っているけど、たくましく立ち、未来の空を眺めています」と話す。
《参考2》「高槻市立第三中学校」美術デザイン部(TSAC)
569-0823高槻市芝生町2-49-5/072-694-0386
http://www.takatsuki-osk.ed.jp/sanchu/
★美術デザイン部の作品紹介10月「アート展」より
http://www.takatsuki-osk.ed.jp/sanchu/gakkouseikatu/kurabukatudou/bijyutu_club/bijyutu_tennzi.html
・・・高槻三中だけでなく、高槻市内の美術部はいろいろな活動を展開しているようです。素晴らしい、ますます茨木市はアートな若者が育っていくことでしょう。
《参考3》第43回「現代美術」茨木2016展より
http://www.city.ibaraki.osaka.jp/ibarakidayori/2016/id160601/id16060202.html
2016年5月30日から6月5日まで、市立生涯学習センターきらめき(畑田町1-43)で、「第43回現代美術-茨木2016展『ノンセンスダイアリー 世代をこえて…』」を開催しました。この美術展は出品者相互の交流と現代美術の発展を目的として、市が昭和43年から継続して開催しているものです。 今回は作風や年代の異なる特集作家3人(亜鶴さん、上野秀明さん、内藤伸彦さん)と公募出品者63人による現代美術作品を展示しています。この美術展の最大の特徴は、個人の世界観を最大限に引き出すため表現方法を限定しないことです。絵画やオブジェなど、平面・立体等多彩なジャンルの創作意欲あふれる86点が出展されました。作品の中には、トイレットペーパーの芯で作られた★「カルシウム・シルト」や、紙と風船で作られた「バルーンドット」など様々な素材を用いた作品が展示されており、出品者の工夫をより感じることができるようになっています。来場者は「普段見ることのできないような独創的な作品が多く、集中して全作品を見ました。どれも個性的で似た作品がひとつもなく、見飽きることがなかったです」と笑顔で話していました。最終日の6月5日は、特集作家によるワークショップ「折り紙をつぶす」(逆転の発想で折り紙を見直し、違った視点を再発見する)とパフォーマンス、さらに特集作家を交えて現代美術について語り合うアーティスト・トークを開催しました。
・・・このトイレットペーパーの芯を用いた作品は昨年も出品されており、今年はさらに進化しているようです。タイトル(カルシウムとシルト)もカッコイイなあ。
《HUB-IBARAKI ART PROJECT 関連企画「報告展2016-2017」中島麦》
2017年6月1日(木)~20日(火)
GLAN FABRIQUEギャラリー“la galerie”/茨木市駅前1-8-28
https://www.facebook.com/events/218216958693254/
2017年3月22日より開催している「HUB-IBARAKI ART PROJECT 」の報告展の開催のお知らせです。この度の報告展は、本プロジェクトの舞台裏や茨木市内各所で行われた公開制作・現地制作の様子を楽しんでいただく展覧会になります。アーカイブ映像の上映、制作現場の痕跡の展示、作家自身による手描きのラフスケッチなど、実際の作品を見ることだけでは知り得ない、アートプロジェクトの作品制作の舞台裏を、市内にあるGLAN FABRIQUE ギャラリー “ la galerie ”にて一挙公開します。メイン会場の1つである茨木市市役所周辺施設からもほど近いので、HUB-IBARAKI ART PROJECTと合わせてぜひご覧下さい。
・・・中島麦さんの制作のプロセスがとても興味深く、衣服や靴そして作業場に飛び散った絵具の痕跡も美しいですね。
《東駅前公園》
http://www.city.ibaraki.osaka.jp/kikou/kodomoikusei/kosodate/menu/etc/oyako/park23.html
静かな公園です。★キリンのすべり台などがあり、小さな子どもも楽しく遊ぶことができます。
・・・通りかかった公園でキリンを発見、うれしくなりました。