・・・フェスティバルタワー「ウエスト」は新しいシンボルですが、古くから中之島のシンボル(顔)として愛されてきたのが、
《フェスティバルホール》
http://www.festivalhall.jp/about_hall.html
1958年(昭和33)芸術性の高い演奏会を開催するにふさわしいホールがなかった当時の日本において、エジンバラやザルツブルクの芸術祭に匹敵する国際的な音楽祭を開催できるホールとして、大阪・中之島に「フェスティバルホール」は誕生しました。地上31m、土佐堀川に面する南壁面にはフェスティバルホールの象徴ともいえる★「牧神、音楽を楽しむの図」(行動美術協会制作)と題する信楽焼きの大レリーフが掲げられ、1階正面のロビーには豪奢なシャンデリア、真紅のカーペット。そして間口30.7m、奥行き22.5mの大舞台は、広壮華麗をつくす2,700席の客席と相まって、世界有数のホールとうたわれました。こけら落としとなった「大阪国際フェスティバル」は、オープン以来、毎年春に開かれ、出演者はカラヤン、バーンスタイン、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、ウィーン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座など、錚々たる顔ぶれが並んでいます。当時の日本における文化発信は西高東低、大阪発の音楽祭は国内外で高く評価されました。特に大阪国際フェスティバル10周年記念となった1967年には、ワーグナーの孫であるウォルフガングやビルギット・ニルソン、若きブーレーズらが来演。この「バイロイト音楽祭 初の海外公演」は世界的な注目を集め、日本のオペラ史上、最も輝かしい金字塔として今も語り継がれています。日本のクラシック音楽界に初めて登場した、優れた音響を誇るフェスティバルホールは、その後、その領域をオペラ、バレエ、クラシックからポピュラーミュージック、ジャズ・ロック、能、狂言、舞踊などあらゆるジャンルへ広げ、多くの感動と歴史を人々の胸に刻みました。建替えのため一時閉館をした2008年12月末には、4千万人に届く来場者数となりました。2013年春、新しいフェスティバルホールが始動しました。“天井から音が降り注ぐ”と称された音響特性や、舞台間口30m、2,700人収容のスケールはそのままに、赤を基調とし、快適性を大幅に向上させた椅子、旧ホールの伝統を継承しつつ、進化を実現いたしました。中之島フェスティバルタワー正面玄関を入ると、フェスティバルホールのエントランスホワイエへと続く、赤じゅうたんが敷き詰められた大階段が迎えてくれます。階段を上がり、さらに緩やかな傾斜のエスカレーターで5階のメーンホワイエに着くと、そこには3層吹き抜け構造のダイナミックな空間が広がっています。内壁は重厚さをより継承できるようにレンガ積みとし、赤じゅうたんやシャンデリアと相まって、華麗な非日常空間を演出します。舞台面積は袖舞台や奥行きが増えたことにより、旧ホールの倍近くになり、様々な演出が可能となり、大掛かりな舞台セットにも対応できます。
《中之島フェスティバルタワー「レリーフ製作プロジェクト」》
https://www.ohmi.co.jp/report/index.php?topics2_category_pk=1464062648
日本および世界を代表する音楽家から絶賛され、2008年にその歴史を閉じた大阪の音楽の殿堂「フェスティバルホール」。現在、その跡地に朝日新聞社が超高層の新ビル「中之島フェスティバルタワー」を建設中です。(2012年秋竣工予定)名ホールとともに、中之島の風景として長年親しまれた外壁レリーフは、この新ビルにも装いを新たに設置されることになりました。これからの100年先もビルの、そして中之島の風景の象徴として美しく存在感のあるものを・・・50年輝き続けたレリーフと同じ素材“焼き物”で、しかも、当社の最新の技術と現代の感性をもって、新しいレリーフを製作することになりました。 その現在進行中の巨大レリーフ製作プロジェクトをレポートいたします。
・・・ちょうど「大塚オーミ創業45周年展」が開催されていましたので、遠路「信楽」へ行ってまいりました。
《紫香楽宮》
http://www.geocities.jp/tenpyounomiyako/index.html
・・・時間があれば、帰りに散策したいと思います。
《滋賀県陶芸の森》
529-1804滋賀県甲賀市信楽町勅旨2188-7/0748-83-0909
・・・残念ながら閉館日、またの機会に。
《大塚オーミ陶業》
本社:540-0021大阪市中央区大手通3-2-21/06-6943-6695
https://www.ohmi.co.jp/news/index.php?c=topics_view&pk=1491191373
●創業45周年記念企画「大塚オーミ陶業の陶板の世界」展
会期:2017年4月22日(土)~5月16日(火)9:00~17:00
会場★信楽伝統産業会館
520-1851滋賀県甲賀市信楽町長野1142/0748-82-2345
http://www.city.koka.lg.jp/shigarakiyaki/
●同時開催 【特別企画】「パブロ・ピカソ氏の陶板名画展」
会場:大塚オーミ陶業(株)★信楽工場ショールーム
529-1836滋賀県甲賀市信楽町柞原926/0748-82-3001
創業45周年を記念し、「大塚オーミ陶業株式会社の陶板の世界」展を開催します。本展では、大塚オーミ陶業の歩みと共に、縄文土器の複製やキトラ古墳壁画の複製、大塚国際美術館の陶板名画作品、★中之島フェスティバルタワーのレリーフ再製作作品など、大塚オーミ陶業の多様な陶板をご紹介いたします。また、弊社信楽工場ショールームにて、特別企画として、パブロ・ピカソ氏の陶板名画をご覧いただけます。期間中、随時見学受付可能ですので、この機会に是非お運び下さい。実際に見て、触れて、陶板の魅力を感じていただける展示内容となっております。皆様のお越しをお待ちしております。
《参考》大塚国際美術館「それは一握りの砂から始まった」
772-0053徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池65-1鳴門公園内/088-687-3737
http://www.o-museum.or.jp/publics/index/47/
大塚製薬創立75周年事業として1998年(平成10)「大塚国際美術館」を設立いたしました。
・・・スタッフの方といろいろなお話をさせていただきましたが、旧フェスティバルのレリーフが「信楽工場ショールーム」に一部保存されているとのことでした。よ~し、それが観たかったのです。