・・・新しい情報を得ることができないので、調査研究をひと区切りつけた「府立大阪博物場」でしたが、ここに来て再燃しました。
《大阪市史編纂所》
550-0014大阪市西区北堀江4-3-2(大阪市立中央図書館3階) 06-6539-3333
http://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=871
大阪市史編纂所セミナー「探そう!大阪市の歴史魅力」では、『新修大阪市史』(本文編・史料編)、『大阪市の歴史』等に書かれていることや、大阪市史編纂所が集めた歴史情報をわかりやすくご紹介していきます。
★第9回講演会「写真に見る近代の大阪」於:中央図書館5階大会議室
平成29年3月4日(土)14時~16時
http://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jo2o9mv2z-6714
大阪最初の写真館は、慶応元(1865)年に開業。幕末にもたらされた写真は、明治時代には普及し始めていました。また、明治33(1900)年に私製絵葉書の印刷が始まると、名所や美人を題材にした写真絵葉書が流行しました。古写真や絵葉書を見ていただきながら、近代の大阪についてお話しします。
★講師【堀田暁生】大阪市史編纂所長
1945年大阪府生まれ。関西学院大学大学院修了。文学修士。関西学院大学・神戸山手女子短期大学・近畿大学講師、大阪市史料調査会調査員等を経て、1996年に大阪市史編纂所副所長、1997年同所長(現職)。著作に『大阪川口居留地の研究』(思文閣出版、1995)などがある。川口居留地研究会会長。
《大阪市立図書館「デジタルアーカイブ」》
http://image.oml.city.osaka.lg.jp/archive/
平成29年★3月2日から大阪市立図書館デジタルアーカイブの著作権の切れた画像等をオープンデータとして提供を開始しました。開始時のコンテンツは約6千点、画像:約13万枚です。
http://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jojeh77qp-510#_510
デジタルアーカイブのオープンデータ化は、公共図書館としては★日本初の試みです。(公共図書館以外では、京都府立京都学・歴彩館が国宝東寺百合文書をオープンデータとして提供されています)加工も商用利用もできるクリエイティブ・コモンズ・ライセンス「CC-BY」で提供「大阪市オープンデータの取組に関する指針」や「大阪市ICT戦略」に則り、地域経済の活性化に資することを目的に、加工も商用利用も許容するクリエイティブ・コモンズ・ライセンスにおける「CC-BY」の条件で、図書館のデジタルアーカイブのコンテンツの中から、著作権の切れた文化資源をオープンデータとして提供を開始します。図書館のデジタルアーカイブで公開している画像のうち、著作権の切れているものを提供します。その中には、浪花百景などの錦絵、浄瑠璃本、百人一首文庫や2016年8月に国の重要文化財の指定を受けた「間重富・間家文書」といったコレクションも含まれています。
・・・こういうことが、どんどん広がっていくことを期待します。芸術文化を庶民が身近にかんじられるよう、親しめるようにさらに工夫してほしいですね。
・・・この日は特別に、エレベーターで5階まで上がれるよう設定されています。なかなかいいホールです。
・・・講演会では直接「博物場」についてふれられることはなかったのですが、参考資料として紹介していただいた様々な写真集などに「博物場」が掲載されていました。講演会の後、中央図書館3階の「大阪コーナー」で、いろいろな図書・資料を調べました。
・・・「大阪春秋」は前々から知っていましたが、ようやく「博物場」に関する資料を発見することができました。これから、牧村史陽さんの文献を調査しようかと思っています。