《奥村組》2005宝塚造形芸術大学「クリスタルステージ棟」
http://www.okumuragumi.co.jp/technology/jisekisyu/indexc4.html
基本設計:アンドレ・ボージャンスキー (ル・コルビジェの弟子)
敷地面積:97,084.00㎡/延べ面積:1,288.82㎡/規模:地上3階/構造:RC造
【Andre Wogenscky】(1916~2004)
http://archiwebture.citechaillot.fr/fonds/FRAPN02_WOGAN
フランスの建築家。ヴォージュ県ルミルモンで、18世紀にポーランドから亡命した貴族の家系に生まれた。1936年から1956年にかけてル・コルビュジエの事務所に勤務し、ユニテ・ダビタシオン、ラ・トゥーレット修道院等の設計を担当。1956年独立。日本での作品に宝塚造形芸術大学がある。妻は高松宮殿下記念世界文化賞を受賞した、彫刻家★マルタ・パン。
【Marta Pan】(1923~2008)
http://www.praemiumimperiale.org/ja/component/k2/pan
1923年、ハンガリーのブダペスト生まれ。ブダペスト国立美術学校を卒業後、パリに移住。現代美術の巨匠、フェルナン・レジェやブランクーシと交流を持つ。現代建築に大きな足跡を残したル・コルビュジエのアトリエで、生涯のパートナーとなる建築家のアンドレ・ヴォジャンスキーと出会い、結婚。以降、パリ郊外に住みながら旺盛な創作活動を続けた。ポリエステル樹脂やステンレスといった現代的な素材を用いた、シンプルで完成されたフォルム。どの作品も時間、場所、周囲との関係まで成り立っている。自然の中に置かれて、おおらかで心地よい自由な空間を生み出すパンの作品は、環境芸術の先駆けともなり、オランダのクレーラー=ミューラー美術館の庭園など世界中の美術館や公園に置かれ、市民に親しまれている。日本でも、東京の都庁舎の人工池にある「風景の断片」(1991)や、横浜関内ホールの「平和」、箱根・彫刻の森美術館の池にある「浮かぶ彫刻」(1969)、札幌、芸術の森美術館にある「浮かぶ彫刻・札幌」(1986)など数多く見ることができる。
【Alain Richard】(1926~)
https://www.1stdibs.com/creators/alain-richard/furniture/
《大学院公聴会および修了制作展》
宝塚大学大学院メディア・造形研究科修士課程では、平成29年3月修了予定者による公聴会と修了制作展を開催します。
http://www.takara-univ.ac.jp/zoukei/news/2017/01/post-31.html
<公聴会>平成29年2月13日(月)13:00~(予定)
宝塚大学(宝塚キャンパス)マルチメディアタワー4階1401教室
<修了制作展>平成29年2月8日(水)~2月14日(火)
宝塚大学(宝塚キャンパス)マルチメディアタワー3階ギャラリー
★《参考》「舟×千の夢舟」プロジェクト★
http://zukagei.takara-univ.ac.jp/yumefune/
Turning Angle「反転角」(意思を持って反転する)をテーマにお贈りする、宝塚大学創立25周年記念事業プロジェクト。舟づくりの毎日を、水上雅章がお届けするブログです。
★宝塚大学「造形芸術学部(宝塚キャンパス)」の学生募集停止★
平成27年5月14日/宝塚大学・学長:﨑田喜美枝
平成27年5月9日に開催した理事会におきまして、造形芸術学部の平成28年度以降の新入生の学生募集停止を決定し、文部科学省に報告いたしました。昭和62年4月に兵庫県宝塚市に開設し、建学の精神「芸術と科学の協調」を掲げ、四半世紀を超えて地域・社会に貢献できる人材を輩出するため、日々努力をして参りました。しかしながら、近年の入学者の減少に歯止めがかからず、苦渋の選択ではありますが、造形芸術学部(宝塚キャンパス)の学生募集停止を決定するに至りました。これまでに造形芸術学部の教育活動にご支援とご協力を賜りました皆様方には、深く感謝し御礼を申しあげます。なお、造形芸術学部の在学生の皆さんに対しましては、全員の方が卒業されるまで授業、就職指導など、責任をもって支援をして参ります。東京メディア芸術学部(東京新宿キャンパス)と看護学部(大阪梅田キャンパス)におきましては、学園をあげて教育環境の充実をはかるための支援を行い、建学の精神を具現化するための教育研究活動を行ってまいりますので、引き続いてご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
《NEWS》2015.5.15神戸新聞NEXTより
宝塚大造形芸術学部の新入生募集停止
宝塚大造形芸術学部(兵庫県宝塚市)が、2016年度から新入生の募集を停止することが14日、同大を運営する学校法人「関西女子学園」への取材で分かった。定員割れが続いていることが理由で、同学部は在校生(約250人)が卒業するまでは存続する。宝塚大は大阪・梅田(看護学部)と東京・新宿(東京メディア芸術学部)にもキャンパスを持ち、両学部の募集は続ける。同学園によると、9日に開いた理事会で決定し、文部科学省に報告した。14日には在校生に説明し、ホームページ上で公表した。同大は1987年、宝塚造形芸術大として開学し、2010年に改称。同学園は「造形芸術学部の入学者が減り、苦渋の判断だった。在校生には責任を持って対応する」とした。文科省は今年2月、大学などの運営状況に関する14年度の調査結果を公表。同学部の学部長や学科長の交代などをめぐり「健全な運営と言い難い」と指摘し、ガバナンス(統治)の再構築や新入生の確保を求めていた。
・・・難しいことはわかりませんが、この素晴らしいキャンパスの存続を願うばかりです。