・・・堺工科高校の線香モザイク画が「大阪府教育センター」に展示されているというので、あわてて行ってきました。
《大阪府教育センター》
558-0011大阪市住吉区苅田4-13-23/06-6692-1882
※参考1「ロビー展示」
http://www.osaka-c.ed.jp/tenji/lobbypage.html
※参考2「大阪府教育センター附属高等学校」
http://www.osaka-c.ed.jp/partner/
【金井良輔】
1951大阪府生まれ、京都市立芸術大学美術学部彫刻科卒業。大阪府教育センター竣工記念モニュメント「無限の輪」など公共彫刻を数多く手がける。個展・グループ展を多数開催。
★大阪府立堺工科高等学校がお香でつくった世界最大のモザイク画|ギネス世界記録
http://www.guinnessworldrecords.jp/news/2016/12/largest%20incense%20stick%20mosaic
《世界最大の煙香るモザイク画》
2016年12月17日、大阪府立堺工科高等学校の生徒たちがギネス世界記録に挑戦しました。この記録挑イベントは、同校が創立80周年を迎えた記念行事として催されることになったものでした。彼らの挑戦は、線香を用いた世界最大のモザイク画を製作するという内容です。モザイク画のモチーフとなったのは、堺市が世界文化遺産登録を狙う★「百舌鳥・古市古墳群」にちなんだものです。赤、黒、緑、黄土の4色の線香、約3万6400本(!)を520枚(!)の台紙の礎部分に1本ず1本、接着剤を使って貼り付けてゆきます。記録名は、お香でつくった最大のモザイク画|Largest Incense Stick Mosaicというものです。面積という尺度で世界一にならなければなりません。記録挑戦時、同記録カテゴリーの記録保持者は「淡路市商工会」で、2010年7月18日に明石海峡で樹立した「4.83 m² (52 ft²)」が、その記録の数字でした。1回目は失格、しかし2回目で…この記録に挑んだ大阪府立堺工科高等学校で集められた挑戦者は、生徒と教員を合わせて約600人にものぼりました。これだけの人数で一丸となって取り掛かっても、作業開始から約2時間後という時間がかかりました。できてみると、彼らが完成させたモザイク画は、4.98㎡を大幅に上回る「10.48㎡」という面積をほこるものでした。ところが、一回目の認定では、テーブルの高さが異なったことから全体イメージが破損しているという理由などで、失格となってしまいます。しかし諦めずに、修正を加えて二回目の認定に挑み、ここで見事にギネス世界記録への認定が決まりました。お線香を用いたモザイク画のギネス世界記録が、日本から誕生したのは、お線香の国としては嬉しいことですが、さらに嬉しいのは、同校が地元の★お線香を用いて、この記録挑戦を行ったことでしょう。
ギネス世界記録への認定、おめでとうございます!
記録名:お香でつくった最大のモザイク画|Largest Incense Stick Mosaic
記録挑戦日:2016年12月17日/記録保持者:大阪府堺工科高校/記録:10.48㎡
《大阪府立堺工科高等学校》
590-0801堺市堺区大仙中町12-1/072-241-1401
12月17日(土)本校創立80周年記念式典第3部の記念事業で、本校生徒、教職員(全日制、定時制の合同)で地元堺の伝統産業である『線香』を使った世界最大のモザイク画(10.48平方メートル)を作成し、ギネス記録を更新することができました。
この事業は、本校の伝統のスピリットとしての「挑戦」と、地域に支えられている学校としての「感謝」を胸に、創立80周年という機会に実施したものです。作品は、堺市の伝統地場産業の線香を使って、「前方後円墳」などを描き仕上げました。約600名が、赤、黒、緑、黄の4色の線香を約3万7千本使って、それぞれの担当ピースを作成し、最後にそれをパネル上に並べて完成させました。結果発表で、ギネス公式認定員の方から認定が告げられると、ご臨席の皆様も含め、会場は大きな歓声に包まれました。
★府立堺工科高校がギネス世界記録の認定をうけたモザイク画の展示
http://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=26393
平成28年12月17日に、大阪府立堺工科高等学校が、学校創立80周年式典の記念行事として、地元堺の伝統品である「お線香」を用いた世界最大のモザイク画の制作に挑戦し、見事ギネス世界記録の認定を受けました。モザイク画は、大阪府・堺市・羽曳野市・藤井寺市の4者が一体となって、世界文化遺産登録の早期実現をめざした取組みを進めている「百舌鳥・古市古墳群」をモチーフとしていて、大きさはこれまでの世界記録の約2倍の面積です。このモザイク画を以下のとおり大阪府教育センターにて展示しますのでお知らせします。
平成29年1月17日(火)から平成29年1月20日(金)
午前9時~午後5時/場所:大阪府教育センター1階ホール
※なお、モザイク画の制作に携わった堺工科高等学校全日制の課程および定時制の課程生徒には、教育長賞が贈呈されることになっています。
《線香》
http://www.city.sakai.lg.jp/kanko/sakai/keisho/dentosangyo/senko.html
16世紀の終わりに中国から製法が伝わり、日本で初めての線香が作られました。堺は当時我が国有数の貿易港であり、原料の香木が集まりやすかったことや、寺院が多かったことが線香づくりの発展を支えたと思われます。
厳選された天然香料と職人技の妙が合わさり、独特の「調香」を施して完成した堺線香は、香りの芸術品と称されるほど奥深いものです。工程の機械化が進み、コンピューター制御によって調合されるようになった現代でも、一部の高級線香は、熟練職人の手によって調合されています。また、香料の調合率などは、それぞれの製造元の秘伝とされ、時代に合わせて工夫を加えながら受け継がれています。
・・・作品も素敵ですが、お香の良い薫りが漂っていました。おめでとう。さて、ここまで来たので、久しぶりに「長居公園」へ行ってみようと思います。
《花と緑と自然の情報センター》06-6694-8788
http://www.nagai-park.jp/n-syoku/n-jyoho.html
花と緑のまちづくり推進のための情報集積と発信機能を持ち、市民の実績活動を支援するための各種普及啓発及び人材育成の中核施設です。また、大阪市立自然史博物館に隣接する立地を活かして、自然史博物館事業である大阪の自然に関する各種情報の集積・発信機能をも併せ持つ施設です。
・・・こちら側から入館するのは初めて、池に彫刻があったのでプレートを見てみると、なんと「川合敏久」さんでした。視点を変えて訪問することの大切さを、痛感しました。
・・・「屋上庭園」から建物に入るのも初めて、メガネやカメラが曇ってしまうほど寒暖差が激しく、レンズを拭き拭き撮影しました。