・・・シキボウの「マーメイド」つながりで「新西宮ヨットハーバー」までやって来ましたら、「具体美術」にも出会いました。
《NEWS》2014.9.18西宮経済新聞より
新西宮ヨットハーバー(西宮市西宮浜4)で9月20日、故嶋本昭三の作品「100年続けるアート!平和の証制作ビン投げ!」のアートイベントが開催される。同施設内に設置されたコンクリート製のキャンバスの上に100年かけて描き続けるペイントアート。100年の間アートイベントが継続されるということはその間が平和だったということで、完成すれば「平和の証」になる。作品は嶋本昭三が「ノーベル平和賞候補」に推薦されたときから平和のパワーへの信念と理念を込め1999年から制作を始めた。クレーンにつられ上空から絵の具を入れたガラス瓶を落下させるパフォーマンスは話題となり、2004年の日産CMに起用された。昨年の没後は、同作品を主催した★「アート・アンアイデンティファイド(AU)」が引き継ぎ、年2回定期的に制作が続けられている。広報担当の高田さんは「『100年続けるアート!』は平和だから続けられる芸術。毎回多くアーティストや一般の方々に制作者として携わっていただいている。イベントを通じて平和の意味を体感してもらえれば」と来場を呼び掛ける。開催時間は11時~15時、途中昼休憩を挟む。雨天の場合翌21日に順延。絵の具代として1瓶100円。要事前連絡(TEL 0798-64-5730)。
★「アート・アンアイデンティファイド(AU)」
https://www.facebook.com/AU.artunidentified/
兵庫県の新西宮ヨットハーバー施設内に設置されたコンクリート製のキャンバスの上に100年かけて描け続けるペイントアート。 100年続くということはその間が平和だったというわけで、完成すると「平和の証」になる。
開催日時:2016年9月3日(土)
午前10:30準備開始(雨天4日(日)に順延)11:00 ビン投げスタート
午後 1:00終了
開催場所:新西宮ヨットハーバー
兵庫県西宮市西宮浜4-16-1
JR「西宮」駅・阪神「西宮」駅より阪神電鉄バス「マリンパーク行」にご乗車ください。「ヨットハーバー前」バス停下車
参加費用:ビン投げ1回=¥100
※参加希望の方は事務局までお知らせください。
問合せ:AU事務局TEL:0798-64-5730
email:art.unidentified@gmail.com
・・・来年こそ参加したい。
★「嶋本昭三」オフィシャルサイト
前衛美術家 嶋本昭三が、平成25年1月25日午後5時17分逝去しましたので、お知らせいたします。(親族代表・嶋本高之)逝去いたしました前衛美術家故嶋本昭三のお別れの会「Shozo-ism」を平成25年3月13日に開催しました。
1928大阪に生まれる。
1954「具体美術協会」の創立会員「具体」という名の提案者。以降主な具体全展に出品。1955第一回具体美術展には【この上を歩いてください】と言う体感する作品を発表。1956野外具体美術展に出品した【大砲絵画】をきっかけに、トレードマークとも言うべき瓶詰した絵の具を画面上で炸裂させる手法をあみ出し、それが1993年「ベネチア・ビエンナーレ」に招待、1970年万博博覧会お祭り広場1000人花嫁のアートのプロデュース。1957舞台を使用する具体展に前衛芸術映画を発表。そのとき日本におけるミュージック・コンクレートの先駆的な音響作品を試み、ポンピドーセンターに所蔵される。1976メールアートを本格的に始め年間60ヶ国8000のネットワーク交流によって世界の多くのプロジェクトに参加。作家活動の傍ら日本障害者芸術文化協会の会長も勤め、1992年大阪海遊館で日本ではじめての大がかり障害者の芸術展を企画。故ケネディ大統領の妹「ジーン・ケネディ・スミス」氏と毎日新聞上で対談。1993ベネチア・ビエンナーレに具体グループとして招待。1994グッゲンハイム(New York)に招待。1996広島に投下した原爆製造の原子物理学者バーン・ポーターが来宅し以後平和運動の推進者となる。1997アメリカ芸術大学の教科書ABRUM社『ART HISTORY』に明治以降ただひとり日本人で名が掲載。1998アメリカMOCAの戦後の世界展にポロック、ジョンケージ、フォンタナと共に世界4大アーティストの一人に選ばれる。1999デビットボーイ、オノヨーコと共に再びベネチア・ビエンナーレに招待出品。
2000日本ユネスコ・フェリシモ美術館共催で、フランスの城でコラボレーションアート宣言、世界の2000年元旦の新聞をならべアートを発表。作品はパリ・ユネスコにて展覧会。★兵庫県から「新西宮ヨットハーバー」に土地と設備を提供され、100年かけてアートを制作。
2001ロンドンのJAPAN YEARに招待。作品はテートモダンの所蔵となる。(白人以外では初めてのコレクション)2003「ベネチア・ビエンナーレ」Extra.50に招待。ビエンナーレにパフォーマンスを初登場させる。ベルギーで発刊されたProminentem(20世紀の巨匠)に嶋本の剃った頭のアートが掲載。2004「ベネチア・ビエンナーレ」のパフォーマンスのプレイベントとしてヘリコプターを提供され、パフォーマンスを行う。「女拓」の作品3点はビエンナーレの殿堂カ・ペーサロ美術館に所属。2005イタリア・トレビでヘリコプターよりペイントを落とし絵画制作。世界最小のアート。ナノテクノロジーにより歯ブラシの先にアートを製作。トレビの美術館で発表。NHKにんげんドキュメントで全国放送。2006デュッセルドルフにて、ZONEZERO展に招待出品。中国新竹市国際ガラスフェスティバルに出品。
・・・まさしく「具体」の人でした。