《マーメイドマーク》
1892年(明治25)大阪市此花区伝法町に有限責任「伝法紡績会社」を設立(資本金10万円)シキボウの前身誕生。
1893年(明治26)本社を大阪市福島区上福島に移転福島紡績株式会社に改称。
1920年(大正9)本社を大阪市北区玉江町(堂島)に移転。
1944年(昭和19)朝日紡績株式会社を合併。商号を「敷島紡績株式会社」に変更。本社を大阪市東区備後町に移転。
1954年(昭和29)現在も使用されている★マーメイドマークが誕生(デザイナー:結城昇氏)
1965年(昭和40)大阪市東区備後町3丁目35番地(現・中央区備後町三丁目2番6号)に敷島ビルを建設、本社を移転。
2002年(平成14)商号をシキボウ株式会社に変更
・・・「敷島ビル」でこの彫像を発見した当初は、「シキボウ」のマーメイドと結びつかず、変わった彫刻やなあと思ったにすぎませんでした。そして、ようやく「そうだったんだ」と気づいたのは、ずいぶん時間が経ってからでした。そして、これまでに訪問した様々なこと・ものが、気持ちいいぐらいに一本の糸で結ばれていったのです。
【結城昇】(デザイナー)
残念ながら、詳しいことはわかりません。引き続き調べていきます。
《「シキボウマーメイドの歌」(敷島紡績株式会社)》
作詞:野坂昭如/作曲:いずみたく/歌:北野路子、ブラック・キャッツ
https://www.youtube.com/watch?v=orYLeUe1WQg
【堀江謙一】
http://www2.suntory-mermaid2.com/index.html
家業は自動車部品工場。1962年、小型ヨット「マーメイド号」による西宮 - サンフランシスコ間の太平洋単独横断航海に成功。水20リットル、米40kg、缶詰200個を積んで出航した。水は20リットルでは足りず、航海中に甲板に降った雨水を蓄えるなどした。「マーメイド号」は横山晃設計によるキングフィッシャー型19フィートのスループで、姫路市の奥村ボート(現・オクムラボート)にて建造された。現在はサンフランシスコの米国立海洋博物館で保存公開されている 船名は資金不足に悩んでいる際、敷島紡績(現:シキボウ)からの、同社商標★人魚マークを入れてくれれば帆を一式寄付するとの申し出を受け入れた事にちなむ(秘密裏の計画だった太平洋横断のスポンサーではない)。
1974年には「マーメイドIII号」で、イギリス人のロビン・ノックス・ジョンストンに次ぐ世界で2人目の単独・無寄港世界一周航海を270日余りで成功させた。これについても、石原慎太郎から「週刊プレイボーイ」上で成功する可能性があり得ないものとして非難され、堀江を擁護する本多勝一らとの論争を呼んだ。
2004年には、ヨット「SUNTORY マーメイド号」で単独無寄港による世界一周航海(東回り)に挑戦し、10月に西宮市の新西宮ヨットハーバーから出発、2005年6月に同地に帰還を果たした。東西両方向周りで世界一周航海をしたのは日本人初、世界でもオーストラリア人に次ぎ2人目という記録である。
2006年7月、69歳になる2008年春に波の力だけを動力とする波浪推進船「SUNTORYマーメイドII号」(速さは約3ノット、2007年5月30日完成)で約6000Kmある紀伊水道 - ハワイ間の世界初の航海に挑戦する、と発表した。同船は東海大学海洋学部の協力で製作された。なお、これは波浪推進船の初の実用航海になるものとされている。船は、2008年3月15日ハワイホノルル沖を出港、当初の予定よりは遅れたが、7月4日午後11時50分、和歌山県・日ノ御埼沖の洋上に設定したポイントに無事ゴールした。★新西宮ヨットハーバーに「SUNTORY マーメイド号」が永久展示されました。2枚の案内板で航海の様子、ケープ・ホーン通過時の様子などを伝えています。センターハウス「マーメイドギャラリー」1Fロビーには、堀江謙一氏のマーメイド号を屋内係留展示しています。キースレイノルズアートミュージアムとして、多数の絵画を展示・販売しています。
2009年、学校法人大前学園が設置するサポート校の専修学校・西宮甲英高等学院の校長(のちに名誉校長)に就任する。
《新西宮ヨットハーバー》
662-0934兵庫県西宮市西宮浜4-16-1/0798-33-0651
http://www.sinnisi-yh.co.jp/index.html
◆【西宮市貝類館】◆
662-0934西宮市西宮浜4-13-4/0798-33-4888
http://shellmuseum.jp/shell_db/index.html
1999(平成11)年5月7日に開館致しました。建築家★安藤忠雄氏の設計によりヨットの帆をイメ-ジした外観を持ち、館内は海の中を思わせるようなブル-で統一されたユニ-クな貝類専門の博物館です。日本貝類学の礎を築いた黒田徳米博士の学術資料を核としており、「みてきいてふれて」楽しめることをねらいとして2000種、5000点の貝を来館者向けに分かりやすく展示しています。さわれる貝もたくさんあり、貝に触れ、耳に当てて、また肌触りをたしかめるなど、貝の感触を視覚からだけではなく実感して頂けるのではないでしょうか。生きている化石として有名なオウムガイが悠然と泳いでいる姿を見ることもできます。中庭には海洋冒険家★堀江謙一氏の「マ-メイド4世号」を展示しています。海洋生物、貝類を通して自然環境の大切さを学んでみませんか。
・・・以下、参考として。
◆【木材・合板博物館】◆
東京都江東区新木場1-7-22新木場タワ―3F・4F
新木場駅から徒歩約5分の地の新木場タワーの3階、4階に2007年10月開館の木材・合板博物館があります。同ビルの1階には1962年に堀江謙一さんが日本人として初めて単独太平洋横断を成功させた際に使用した小型ヨット「マーメイド号」★レプリカが展示されています(実際のMermaid号はSan Francisco Maritime National Historical Parkの博物館に展示されています)。
https://www.nps.gov/safr/learn/historyculture/kenichihorie.htm
また、同ビルを所有するJKホールディングスの歴史を紹介するJK MUSEUMへの階段があります。木材・合板博物館は日本の森林資源、建築材料、日本の材木に関する流通の歴史、そして合板の製造に関することなど、とても勉強になります。子ども達の自然科学に対する勉強の場、工作を楽しむ場として、また、建築に関心ある人など、多くの方にお薦めしたい展示施設です。休館日は月曜日、火曜日、祝日、年末年始で10:00~17:00の開館、そして入館料は無料です。
《大蔵海岸公園》
673-0879明石市大蔵海岸通2-11/078-914-7255
http://www.kobe-j.co.jp/okura/
青い海と雄大な明石海峡大橋が目の前にあるシーサイドの公園です。海洋冒険家・堀江謙一さんの★「モルツマーメイド2号」が展示されています。また、ヨットの帆をイメージした休憩所や霧が出てくる珍しい日時計などもあります。夏は海水浴やバーベキューサイトでにぎわい、夜はシーズンごとにパターンの変わる大橋のライトアップと、一日中ゆったりと過ごせます。
「マーメイド号」は多くの人の歓声を浴びながらサンフランシスコからこの大蔵海岸に到着しました。兵庫県の瀬戸内海は堀江氏が育った地域でもあり・・・明石市市制80周年の記念としてこのヨットが寄付されました。
《日活調布撮影所》
東京都調布市染地2-8-12/042-483-1511
http://www.nikkatsu.com/studio/index.html
2012年9月に創立100周年を迎えた歴史のある撮影所です。名称を「日活調布撮影所」と改め,これからも「つくる喜び」「見る喜び」を提供します。日活の100周年は“日本映画”の100周年、常に日本の映画界を引っ張ってきた日本を代表する撮影所です。今も自社作品のみならず、たくさんの映像を制作しています。
《San Francisco Maritime National Historical Park「米国立海洋博物館」》
国立海洋博物館、白い船をかたどった建物。船に関係する事物を紹介するこの博物館の片隅には、「マーメイド号」の実物が展示されている。1962年、当時22歳の堀江謙一さんが単身、太平洋を横断したときのヨットで、その著書「太平洋ひとりぼっち」は、石原裕次郎主演の映画にもなった。ヨットの全長はわずか6mほどで、広大な太平洋に比べてみればあまりにも小さい。