《STAINED ATELIER B.O.O 生徒作品展》
2016年11月2(水)~4日(金)/大阪市中央公会堂3階第6~第8会議室
【緒方修一】
1954大阪に生まれる。
1978大学卒業後、アパレル会社に生産企画として就職。
1980輸入買い付けの為、渡米中、ステンドグラスに出会い、独学にて勉強を始める。
1983ステンドグラス工房「ステンドアトリエB.O.O.」設立。
大阪アトリエ:大阪市鶴見区今津北4-4-29/06-6969-3097
・・・偶然「ステンドグラス」の展覧会も開催されており、夜の街にピッタリの気分を演出してくれました。
《栴檀木橋》
http://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000023561.html
江戸時代、中之島には諸藩の蔵屋敷が建てられ、船場との連絡のために土佐掘川には多くの橋が架けられていた。栴檀木橋もそうした橋の一つであった。橋名の由来は『摂津名所図会』ではこの橋筋に栴檀ノ木の大木があったためとしているが、詳らかではない。明治になっても木橋のままであった栴檀木橋は明治18年の大洪水で流失した。再び架けられたのは大正3年のこととされる。これは明治37年に、大阪府立図書館が建てられ、明治末には大阪市庁舎の建設が決定されるなど、橋が再び必要となっていたためであろう。その後、昭和10年に架け替えられた橋は桁の高さが一定のシンプルな美しさを強調した設計であったが、当時の設計者はこれを理想としていたようである。昭和60年9月、新しい橋に架け替えられたが、旧橋のイメージを大切にしながら橋面などは府立図書館や中央公会堂など、背景にある歴史的建築物との調和を考えてデザインされた。また、センダンノキをモチーフにした欄間パネルが取付けられている。由来碑と大正時代の親柱は橋梁の橋詰に設置され、橋の歴史が一目でわかるようになっている。
・・・設置されている「親柱」は何度も観ていますが、なんと草むらにあるもう1本の「親柱」を発見しました。明るい日中には気が付かないのに、暗闇で発見するとは不思議なものです。それが、夜の魅力(魔力)なのでしょう。
・・・日あらためて「中之島図書館」再訪、そのココロは、
《中之島図書館と野口孫市の建築術》
2016年10月26日(水)~11月30日(水)
https://www.nakanoshima-library.jp/infomation/?gen=kikaku
建築における明治前期は、西洋文明を直接的に摂取した辰野金吾などの第1世代の時代であったが、その世代は文明の移入そのものが使命だった。それに続く野口孫市など第2世代の建築家たちは、明治後期という文明的成熟を迎えた時代の中で、それぞれに独自の輝きを放っていた。その中で野口孫市は、「ものとしての建築」の移入ではなく、「空間の経験や意味としての建築」を豊かにデザインしようとしていた。これは、イタリア・ルネサンス期の考え方にも通じ、また後の時代のモダニズムへの胎動でもあったとも考えられる。今回の展覧会では、ほぼ同時に設計と建設が進められていた中之島図書館と須磨別邸に焦点を当て、「野口孫市は何を考えながら設計しようとしていたのか?」という彼の建築術に迫ることを試みた。
https://www.nakanoshima-library.jp/aboutfacility/
・・・手前の「展示室」には何度か来ましたが、奥の「多目的スペース2」は初めてで、それだけでも感激です。
・・・さらにこの後、「書庫」を見学させていただきます。わくわくドキドキ。