【佐々木壮六】(1936~2000)
251-0871神奈川県藤沢市善行1-23-1-302 アトリエS-E-M/0466-82-3540
1936大阪に生まれる/1961京都市立美術大学洋画科卒業/1970シェル美術賞展1等(大谷学園在職中)/1973上京(練馬区南大泉)、フジテレビギャラリー専属となる/1977ユーゴスラビア国際美術展選抜出品、神奈川県藤沢市に転居/1979明日を拓く精鋭23人展出品/1983 第1回上野の森美術館絵画大賞展特別優秀賞/1991サロン・ドートンヌ出品(~'94)/1993フィレンツェ賞展永久顧問となる/ 1997「佐々木壮六画集」刊行(求龍堂)/無所属、2000年64歳で亡くなるまでこの地で制作を続けた。
《参考》
「ギャラリー田辺」
242-0003神奈川県大和市林間1-4-20第一映光ビル1F/046-278-2488
「大和田画廊」
300-0061茨城県土浦市並木2-16-13/029-821-0030
《西洋食倶楽部「紅茶屋カン月」》
583-0872羽曳野市はびきの4-14-15/072-958-4130
【営業時間】11:00~21:00【定休日】月曜日
カン月は、現在の店主さんから見て2代前、祖父の代で1963年に大阪市内で開業されたお店で、羽曳野では1983年からこちらで営業され、現在の店主になられてからは10数年とのこと。羽曳野で営業を始められたのは店主のお母様のご出身がこの羽曳野だったから。現在は大阪市内のお店は閉めて、こちらのお店と河原城にある倉庫カフェの2店舗の営業となっています。お店の名前「カン月」のカタカナの部分、このお店の名前には2通りの説があり、当代の店主も真相は不明との事。その2つの説とは、初代が甘党だったので「甘月」という説と、先代が関西学院大学出身で、「関」という字と関学のマークが好きだったので「関月」なのではないかという説です。カン月は、甘味好きであった初代の「これからは甘党の時代だ!」という考えからスイーツ店として初められ、音楽家だった2代目が「これからは紅茶の時代だ!」と紅茶専門店へ変え、ヨーロッパで修業を積まれた現在の店主の代で「これからは洋食の時代だ!」とレストラン形式のお店に変化し、先代を重んじる気持ちを込めて、「紅茶屋カン月」という店名に西洋食倶楽部を付けたそうです。以前はケーキの販売もしていたそうですが、近隣にケーキ屋さんも多く、店主の「当店でしか食べられない出来立てのスイーツを食べてほしい!」という思いから、現在はケーキの販売はしていないそうです。何よりも「カン月」の特徴は、お店の外観にあります。そして凝った内装、奥の暖炉やお洒落なフェイク(実際には入れない)の2階、カウンター奥のガラスの向こうは本格的なワインセラーです。
・・・先代マスターが高校時代、壮六先生の1年後輩だということで、作品を飾られることになったようです。これだけ作品があれば「個展」さながらです。美術文化の薫りうすい羽曳野市としては、おすすめしたいスポットでもあります。そして、ぜひ佐々木壮六先生について、多くの方に知っていただけたらと思います。
・・・快く撮影取材を許可してくださった「カン月」さんに、もちろん壮六先生から教えていただいた「折り蟹」をプレゼントしました。