・・・アートや伝統文化を追いかけていると、「負の遺産」にも多く出会います。価値観や道徳観は時代によって変化することもあり、長く(永く)広い(偏りのない)視野をもって観ていかなければ、と言い聞かせています。
《参考》三菱マテリアル大阪支社
530-6070大阪市北区天満橋1-8-30 OAPタワー28階/06-6355-5000
http://www.mmc.co.jp/corporate/ja/
「三菱マテリアル堺工場の歴史」より
http://www.mmc.co.jp/sakai/history.html
堺工場の発祥は1891年(明治24年)に我が国で最初に電気分銅事業を工場化するために設立された宮内省御料局生野支庁附属大阪製煉所にあります。その後、政府からの払い下げにより大阪造幣局に隣接した旧三菱合資会社の一部門となり、今日の堺工場につながっています。約100年におよぶ歴史の中で、大阪製煉所は数々の変革を遂げてきました。 1950年にはビレット及びケーク(型銅)、1952年には荒引線の製造をスタートしました。1971年、大阪製錬所は日本で始めてSCR式銅荒引線製造システムを導入しました。また、1976年には米ゼネラルエレクトリック社により開発されたDIPフォーミング式銅荒引線製造システムを導入しました。急速に進む都市開発により、1980年代後半に大阪製錬所は大阪南部の堺市築港新町に位置する臨海工業地帯への移転を決定しました。その後、大阪製練所の跡地には★大阪アメニティーパーク(OAP)や帝国ホテル等が建てられました。
《NEWS1》2016.7.20産経WESTより
旧三菱金属(現三菱マテリアル)の大阪製錬所跡地に隣接する大阪市立北稜中学校(大阪市北区)の敷地から、環境基準を超えるセレンやヒ素など有害物質が検出されたとして、大阪市が三菱マテリアルを相手取り、除去工事にかかった費用など約4千万円の支払いを求める訴訟を大阪地裁に起こした。第1回口頭弁論が20日に開かれ、三菱側は請求棄却を求めた。同社などが製錬所跡地に整備した複合施設「大阪アメニティパーク(OAP)」をめぐっては、★土壌汚染を隠してOAP内のマンションを販売したとして大阪府警が平成17年、宅建業法違反容疑で関連会社の当時の役員らを書類送検。その後、起訴猶予とされた。訴状によると、中学校はOAP敷地の南側に立地。校舎建て替え工事に伴う土壌調査で汚染が明らかになった。
《参考》大阪市立北稜中学校「沿革」より
http://swa.city-osaka.ed.jp/swas/index.php?id=j512001&frame=enkaku
1952(S27)年10月29日、大阪市北区★新川崎町一番地(元桜宮高等女学校、前桜宮中学校校舎跡)に移転。
《NEWS2》2016.9.1毎日新聞より
【北京時事】中国人★強制連行問題で、三菱マテリアル(旧三菱鉱業)など2社に謝罪や賠償を求め、北京の裁判所に提訴している被害者団体は1日、新たに32人の遺族が原告に加わり、原告数は計149人に達したと発表した。同団体は、三菱マテリアルと被害者らの間で★「6月に成立した和解」とは別に、訴訟による解決を求めている。中国の「抗日戦勝記念日」の3日を前に、明らかにした。同団体は和解に関し「犯罪行為の核心的事実を覆い隠し、法律的責任を逃れるためだ」と三菱側を批判している。
・・・ずいぶん昔の話のですが、今もってスッキリしていないのが現実です。
・・・「風の万華鏡」作:新宮晋さんの見学に、大阪市北区天満「ブレーンセンター」を訪問させていただきました。その行き帰りに「南天満公園」を散策しますと、あるわあるわ。
《日本分析化学専門学校》
530-0043大阪市北区天満2-1-1/06-6353-0347
昭和42年2月、日本産業教育学園創立(大阪市北区金屋町、現天満)。
昭和57年4月、学校法人重里学園(理事長 重里國麿) 大阪府知事より認可を受け専修学校日本分析化学専門学校、工業専門課程を設置。
平成14年2月、創立20周年記念行事★ハラタマ胸像除幕式およびハラタマ講演会 (大阪大学名誉教授芝哲夫氏)。
http://www.bunseki.ac.jp/hajimari.html
わが国の近代化学の発祥の地といわれる舎密局(セイミキョク)。セイミとはオランダ語でchemi=化学のことです。明治2年5月1日、クーンラート・ウォルテル・ハラタマを教授として開校。やがてのちに第三高等学校となります。舎密局が建設されたのは大阪城大手門から西へ行った、現在の大阪府庁の西あたり。化学の将来性と実験の大切さを説いたハラタマの遺志は、わが日本分析化学専門学校の講師陣にも脈々と受け継がれているのです。
・・・ちょっと、玄関ロビーを見学させていただきました。