大阪府立大学(5) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・坂根進さんの作品が1990(平成2年10月)★第1回「大阪市都市環境アメニティ」表彰を受けられましたが、同じ「すすむ」さんの★新宮晋さんは2度も表彰されておられました。

 

【1988(昭和63年)「空の鼓動」】作:新宮晋

540-8510大阪市中央区城見2-2-33(OBP)読売テレビ本社/06-6947-2111

http://www.ytv.co.jp/index.html

1990(平成2年10月)★第1回「大阪市都市環境アメニティ」表彰

 

 

《NEWS》2014.8.28建設ニュースより

読売テレビは大阪ビジネスパーク(OBP)内に本社ビルを移転して建て替える。放送機器が更新期を迎えているほか、スタジオなどが手狭になっているためで、新本社の延床面積は最大で4万5000平方㍍を想定している。2016秋に着工し、19年8月28日の開局記念日に放送を始める。建設地は毎日放送(MBS)が運営する劇場「シアターBRAVA(ブラバ)!」の跡地を含む敷地面積約1万2000平方㍍。現社屋の敷地の約1・5倍の広さにあたる。建物高さは約80㍍を想定していることから、20数階建て程度になりそうだ。現本社もOBP内にあり、新本社は南西に400㍍ほど離れた場所に移る。社内に「建設委員会」を設け、14年度に基本計画をまとめる。基本設計は15年度から着手する。16年夏ごろまでに実施設計を終えたい考えだ。「シアターBRAVA!」は16年春に閉館する。16年秋に土地の賃貸契約が終了するためで、劇場を所有・運営する毎日放送は、土地所有者との間で契約延長を協議していたが、合意に至らなかった。西側の駐車場を含めた土地1・2㌶土地は竹中工務店が所有している。敷地は松下IMPビルの南側に位置する。劇場の建つ大阪市中央区城見1-3-2(地番)の敷地9266・60平方㍍と、西側の駐車場として使っている城見1-3-3(地番)の敷地3220・83平方㍍はいずれも竹中工務店が所有している。両方の土地を合わせると敷地面積は1万2487・43平方㍍になる。駐車場はMIDファシリティマネジメントが「MID城見パーキング」として営業している。現本社ビルは14階建て延べ3万1500平方㍍で、1988年に竣工した。14階建ての高層棟のほか、6階建ての低層棟の計2棟で構成する。設計は日建設計・鹿島JV、施工は鹿島が担当した。

《NEWS》2016.7.25

読売テレビ放送(大阪市中央区)が大阪ビジネスパーク(OBP)に計画する新本社ビル「読売テレビ新社屋」計画の詳細が分かった。ビルは17階建て延べ約5万平方㍍超で、建物高さは85・06㍍。現在は毎日放送(MBS)が運営していた劇場「シアターBRAVA(ブラバ)!」の解体工事を進めており、10月下旬から新築工事に入り、2019年1月末の完成を予定している。

http://www.ytv.co.jp/fromytv/news/number/page_2002148.html

 

 

・・・新宮さんの作品は、「府大中百舌鳥キャンパス」にも設置されています。

 

《大阪府立大学中百舌鳥キャンパス「学術情報センター」中庭》

599-8531 大阪府堺市中区学園町1番1号/072-252-1161

http://www.osakafu-u.ac.jp/affiliate/center/index.html

【1992(平成4年)「空の記憶」】作:新宮晋

http://www.museum.osakafu-u.ac.jp/html/jp/natural/detail.php?id=230

高さ2.42m/幅6.05m/奥行5.45m/約350kg・ステンレス

 

 

・・・そして、その同じ年に「風の万華鏡」が造られました。

 

《参考》2013.10.20ブック・アサヒ・コムより

「ぼくの頭の中InsideMyThinking」/著:新宮晋

無人探査機「ボイジャー1号」が先ごろ、完全に太陽系の外に出たという。同機は、地球の言葉や音、画像を記録した金属製のレコードを搭載している。地球外の知的生命に向けたそんな試みがまた行われるなら、そのときはこの一冊も搭載候補になるかもしれない。ちょっと大げさだけれど。風や水で動く彫刻で知られる新宮晋(しんぐうすすむ)(76)が、どうやって作品を生み出してきたか、という過程を示す本だ。いや、本の形はしているけれど、スケッチブックの複製だと思った方がいい。設計図は手描きだし、写真はクリップ止めのイメージ。文字も活字は使わず、日英ともに新宮自身の手書きだ。大阪万博のスイス館に隣接した池に浮かべた現代版ししおどしのような作品に始まり、関西空港では設計者のレンゾ・ピアノに頼まれ、ロビー内の空気の流れが見えるような作品を実現させている。一方で、なぜ作ったのか失念してしまった兵庫県のアトリエ近くの作品の話や、展示期間が終わった後も置いてほしいと言われたパリの公園の例も紹介されている。設計図は、科学読本の解説並みの分かりやすさながら、アートの味わいもちゃんとあって、色彩も鮮やか。完成後の動きを想像すると実に楽しい。風や水といった大自然の動きとかかわる作品のためか、どこかレオナルド・ダビンチの構想を思うことも。筆者は、地球を訪れた宇宙人がお土産にこの星ならではの自作を選んでくれるのではないか、と記している。ならばこの本も、お薦めだ。「ぼく」という地球人の頭の中が分かってしまうのだから。(本社編集委員:大西若人)

 

・・・もちろん新宮さんの頭の中を知りたくて、購入しました。素敵な本です。

 

 

【1992(平成4年)「風の万華鏡」】作:新宮晋

530-0043大阪市北区天満4-2-13株式会社ブレーンセンター/06-6355-3300

http://braincenter.co.jp/

1994(平成6年10月)第5回「大阪市都市環境アメニティ表彰」

 

 

動く彫刻と建築の一帯作品。総合デザイン・設計は日本の彫刻家である新宮晋。施工は松村組。設計管理は尾形建築事務所。構造は山田建築構造事務所。ブレーンセンターの本社ビル。1992年竣工。アートと建築が一体化となった独創的な建物で世界的にも例がない。他分野のアーティストが建築設計を行うという日本では極めて稀な試み。世界的な美術家新宮晋の初めての建築作品。

高さ約37メートルのビルに、大きさの異なる8つのオブジェを一直線に配置。上部の3つは自然風で、下部の5つはらせん階段の上昇気流で回転する。

2013年7月には、京阪電気鉄道株式会社の車内吊り・京阪電車各駅ポスター貼りの「京阪沿線繪になる名建築(水津俊和・画)」vol.10に選ばれ、2013年9月まで掲示された。

http://www.bcbook.com/windkaleidoscope.html

 

《参考》風の万華鏡のオリジナルTシャツ

http://up-t.jp/info.php?type=item&id=9910000354540&PHPSESSID=slcb6d5fojt326vcufustr3rn5