気になること(2) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・「花の寺子屋」さんから西へ行くと、「脊戸口町」の地車小屋・堺口地蔵があります。


せとく1


《堺口地蔵》

堺口門の傍らにあった地蔵堂で、西脇口とともに、中野から鷹合を経て住吉や堺に通じる出入り口でした。地蔵堂の西側の道路は環濠跡です。向かいにある「観音寺」は、昔から銀杏観音と呼ばれ、その大木は有名です。

 

《観音寺》

547-0044大阪市平野区平野本町4-7-1906-6791-0212

銀杏山大慈院と号し、本尊は十一面観音菩薩で、弘仁七年(816)広野麻呂慈心大姉の開山である。古来真言宗であったがその後浄土宗にかわり、元禄七年に本堂を再建し、表門を建立し、大正二年に本堂は大修理し庫裡を改築した。銀杏の観音として銀杏の大樹とともに名所の一つとなっている。


せとく2


《太鼓台》

布団太鼓とも呼ばれ、神輿の御移動を町に知らせ、道中の露払いをする役目があります。その年の宮入一番町より選ばれた、3~12歳くらいの男児が赤い投げ頭巾を被り、化粧をした敲児(たたきこ)として奉仕します。敲児は、地面に足を触れないように肩車で移動するなど、神事に携わるための潔斎を重ねて祭礼に臨みます。


せとく3


《宮入一番町》

宮入一番町から約30分間隔、およそ4時間半をかけて九町のだんじりが次々に宮入りする、夏祭の中で最も賑わう場面です。2016年の宮入一番町は★「脊戸口町」でした。脊戸口の名前の由来は、全興寺の背の戸口=現在の堺口地蔵の木戸口ということのようです。


せとく4


・・・祭りのあとの静けさ、気になるものが「拝殿」境内にあるのです。


せとく5


《大門》

鎌倉期の建築物で、平野区内でもかなり古いものです。昔、文化財に登録しようという話もあったらしいが、地車を境内まで入れるようにしたいということで、地車がくぐれるように改造、大門の下に石を履かせて嵩上げしたということです。