東住吉区(1) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・阿倍野区から東住吉区へ、忘れてはならない大切な場所があります。


ひがし1


【模擬原子爆弾投下跡地之碑】

http://www.city.osaka.lg.jp/higashisumiyoshi/page/0000033897.html

太平洋戦争終結1ヶ月前に、アメリカが世界初の原子爆弾の実験に成功し、日本に投下する前に、原爆を放出した後の爆撃機の退避訓練を必要としました。さもなくば、投下後の爆発に、自らも被爆する恐れがあったからです。実際に原爆投下をしたB29は、当時の戦闘機並みの急旋回(155度)をして、爆心地の上空から退避したのでした。


ひがし2


ズングリした4.8トンの原爆と同型で、同重量のTNT爆弾(パンプキン:南京型爆弾)が投下練習と投下後の退避訓練のために116発も試作され、49発が日本国内に投下されました。その内の1発が昭和20年7月26日に田辺2-3の田辺小学校の外側、北西の一角に投下され、その跡地に石碑が建立されています。アメリカには、「国家機密でも後の歴史研究者の批判に資するために、50年経過すれば公開される」という法規定があるので、この模擬原爆投下実験の詳細が日本人の目に留まったのです。これによると、投下実験の結果や天候条件、飛行機の操縦法等が克明に記録され、搭乗員にとって、最も安全で確実な投下方法が確立されたのです。この49発の模擬原子爆弾の投下によって、死者400名、負傷者1200名を数えるに至る、かくれた原爆犠牲者があったのです。なお、この爆弾は一般の爆弾に比較して効率が悪く実戦に使えないことから、戦後は残りのすべてをテニアン島沖の海中に投棄されました。


ひがし3


《参考》2011講談社「パンプキン!模擬原爆の夏」

作:令丈ヒロ子/絵:宮尾和孝


ひがし4


《恩★楽寺》

546-0031大阪市東住吉区田辺1-14-18/06-6621-2856

《大念寺》

546-0031大阪市東住吉区田辺1-13-18/06-6621-0363

《安★楽寺》

546-0031大阪市東住吉区田辺1-11-11/06-6621-0620

《法★楽寺》

546-0031大阪市東住吉区山坂1-18-3006-6621-2103

http://www.city.osaka.lg.jp/higashisumiyoshi/page/0000033892.html

・・・「楽」がつくお寺がならんでいておもしろいですね。何らかのつながりがあるのではないでしょうか。「法楽寺」については、以前「慈雲尊者」関連で紹介しました。とにかく「市役所」まで行ってみましょう。


ひがし5


【東住吉区役所】

546-8501大阪市東住吉区東田辺1-13-406-4399-9986

http://www.city.osaka.lg.jp/higashisumiyoshi/

★「東住吉100物語」は、とても参考になります。

http://www.city.osaka.lg.jp/higashisumiyoshi/category/1209-5-1-0-0.html