近松門左衛門(10) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・「淀殿」を追ってOBP(大阪ビジネスパーク)を巡りましたが、寝屋川は★お染・久松の恋物語でお馴染みの「野崎参り」と深い関係にあります。当時、大坂から今福・徳庵を経ての「野崎参り」は、屋形舟で鯰江川や★寝屋川をさかのぼり住道で舟を降りて観音様まで歩いていくか、★寝屋川の堤をてくてくと歩いていくかのどちらかでした。★春たけなわ菜の花の咲く中を舟の乗客と土手を通る人が旅行気分で、お互いにののしり合う光景は、落語の「野崎詣」でユーモラスに演じられています。ということで、私も寝屋川添いにさかのぼってみることにしました。


まいり1


NEWS》2014.8.28建設ニュースより

読売テレビ(本社・大阪市中央区城見2-2-33望月規夫社長)は大阪ビジネスパーク(OBP)内に本社ビルを移転して建て替える。放送機器が更新期を迎えているほか、スタジオなどが手狭になっているためで、新本社の延床面積は最大で4万5000平方㍍を想定している。2016年秋に着工し、19年8月28日の開局記念日に放送を始める。建設地は毎日放送(MBS)が運営する劇場「シアターBRAVA(ブラバ)!」の跡地を含む敷地面積約1万2000平方㍍。現社屋の敷地の約1・5倍の広さにあたる。建物高さは約80㍍を想定していることから、20数階建て程度になりそうだ。現本社もOBP内にあり、新本社は南西に400㍍ほど離れた場所に移る。社内に「建設委員会」を設け、14年度に基本計画をまとめる。基本設計は15年度から着手する。16年夏ごろまでに実施設計を終えたい考えだ。「シアターBRAVA!」は16年春に閉館する。16年秋に土地の賃貸契約が終了するためで、劇場を所有・運営する毎日放送は、土地所有者との間で契約延長を協議していたが、合意に至らなかった。西側の駐車場を含めた土地1・2㌶土地は竹中工務店が所有している。敷地は松下IMPビルの南側に位置する。劇場の建つ大阪市中央区城見1-3-2(地番)の敷地9266・60平方㍍と、西側の駐車場として使っている城見1-3-3(地番)の敷地3220・83平方㍍はいずれも竹中工務店が所有している。両方の土地を合わせると敷地面積は1万2487・43平方㍍になる。駐車場はMIDファシリティマネジメントが「MID城見パーキング」として営業している。現本社ビルは14階建て延べ3万1500平方㍍で、1988年に竣工した。14階建ての高層棟のほか、6階建ての低層棟の計2棟で構成する。設計は日建設計・鹿島JV、施工は鹿島が担当した。


まいり2


・・・「読売テレビ」前に、新宮さんの「空の鼓動」が設置されていました。なんと、★平成2年10月「大阪市都市環境アメニティ表彰」のプレートがついていました。坂根進さんと同じく、名誉ある第1回受賞ではありませんか。


まいり3


・・・読売テレビが移転したら、新宮さんの作品も移設されるのかなあ。


まいり4


《鴫野橋・朝日橋》

http://www.city.osaka.lg.jp/joto/page/0000000674.html

江戸時代から明治時代にかけて寝屋川は、大阪の市街と北河内・中河内をつなぐ交通の要路で、今福は茨田地区の「浜」とともにその中継地として栄えたところです。大正の初期、巡航船は、寝屋川の天満橋から片町★鴫野橋★朝日橋を経て、新喜多大橋(今福南1丁目)までを往復し、一時は上流の徳庵まで運行していたこともあります。


まいり5


昭和8年頃市バスが寝屋川北岸の片町・極楽橋間に乗り入れるまで、★大阪砲兵工廠に通勤する人や学校に通う学生たちなどの重要な交通手段として10年余り活躍しました。船は屋根つきの30人乗りで、窓際に板張りの腰掛が作られていました。船乗場では、台船を利用して乗り降りしましたが、夕方の6時で運航を終わりました。当時の運賃は、初乗りが4銭で一区間ごとに1銭ずつ上がっていく形式でした。今福の船着場は現在の新喜多大橋と新喜多橋の中ほどにありました。


・・・寝屋川沿いで、いろいろな歴史や文化に出会えそうでワクワクします。