・・・ネットで検索できなければ、最終「図書館」で調べるしかありません。まず、「日本生命保険相互会社本店本館」入口彫刻のことが、日本建築協会誌「建築と社会」2013年1月号「再読・関西近代建築」(文:安達英俊)に記述されているということを、「日建設計」さんに教えていただきましたので、実際の本を手にしてた見てみたいと思います。
《日本建築協会》
540-6591大阪市中央区大手前1-7-31
OMMビル7階B室(私書箱107号)/06-6946-6981
「建築と社会」誌は大正6年3月に創設された日本建築協会(当時:関西建築協会)の機関誌として同年9月に創刊され、今日まで至っている歴史と伝統のある機関誌です。
・・・やっぱり実物を手にして、自分の眼で確かめて、本当のスッキリです。
・・・さらに、「土屋壽満]さん関係も同じ「建築と社会」に掲載されているようなので、受付でお願いするとすぐに書庫から探してきてくださいました。さすが、です。
★建築と社会79(1)、54-55、1998-01
【光響の都・アデレ-ド】文:土屋壽満
《参考》アデレード(Adelaide)
オーストラリア連邦南オーストラリア州の州都。オーストラリア各州の州都の中では5番目の規模である。文化と芸術の都として知られている。アデレードはしばしば"教会の街"と呼ばれるが、これは現在よりも過去の状態を反映した言い方である。噂によると、アデレードに建てられたすべての教会ごとに、あまり信心深くない人のためのパブも建てられたそうである。文化生活は州知事ドン・ダンスタンのリーダーシップの元、1970年代に花開いた。彼は文化的活動において、よりピューリタン的な制限を取り除いたが、やがてそれはオーストラリア全体へ広まっていった。現在、アデレードはバロッサ音楽祭、アデレード芸術祭、アデレード映画祭、アデレード・フリンジ・フェスティヴァルなどのイベントの開催地である。オーストラリア最大のワールドミュージックのイベントの Womadelaide(が年一回、植物公園の素晴らしい環境の中で開催される。
・・・こちらは古い雑誌なので[合本化]されていました。
・・・そして、3つ目にお願いしたのが「府立大阪博物場案内図」です。これは、展覧会で展示されるほどの貴重資料なので、実際に手に取って観れるとは思っていませんでした。しかし、なんと顔を近づけて(老眼のため)細部まで観察することができました。コピーすることは不可でしたが、データ出力OKということでディスクから印刷させてもらうことができ、感激です。
・・・これまで「博物場」について調べてきましたが、資料に掲載された「案内図」は小さくて「文字」が判読できなくてイライラしていたのです。これでスッキリしました。気分爽快、図書館の記念室室・階段室もじっくり見学してきました。