大阪再発見(7) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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プリンセス・トヨトミ】著:万城目学

http://www.osaka-info.jp/locaguide/index.html

別冊文藝春秋にて2008年1月号から2009年1月号まで連載、2009年3月に文藝春秋より刊行された。第141回直木賞候補作。『鹿男あをによし』と『鴨川ホルモー』に続く「関西三部作」のひとつ。400年にわたりあるものを守り続けてきた大阪の男たちと、それを知らずに大阪へやってきた会計検査院との攻防を軸に、親子の絆を描いたパラレルワールド的な作品。


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http://www.osaka-info.jp/locaguide/toyotomi/index.html

小説の映画化で、大阪府が全面バックアップ。エキストラの累計参加人数1万人を予定する規格外のスケールの作品府庁内大会議室(★正庁の間の使用が許諾されたのは、故松田優作さんの遺作「ブラック・レイン」(1989)以来、実に21年ぶり度目のこと。5000人のエキストラが府庁に集また撮影の日は、朝時までの完徹撮影で500人が完徹の撮影に付き合った。1カット終わるたびに拍手起こ、衣装も自前で落語家やタイガースのユニホームを着た人もいて、それぞれが役作りをして撮影に挑んでいる、恐るべき大阪。クライマックスシーンでは大阪府警に協力を要請し、周辺の車線を封鎖して撮影に臨んだ


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【正庁の間について】

http://www.pref.osaka.lg.jp/otemaemachi/seicyou-koukai/

大正15年に竣工し、モダニズム建築のさきがけとなるデザインの大阪府庁本館。その中で、5階中央にある「正庁の間」は、かつて年末年始の行事や人事発令・式典などに使われていた特別な部屋です。庁舎が手狭になったことから、近年は執務室等として使用してきましたが、この度、大正時代当時の姿に復元改修を行い、平成24年1月から、府民の皆さんや来庁者に公開(週2日水曜日・金曜日)しています。国内最大級の大きさの天井ステンドグラス、壮麗な室内装飾、当時の部材のまま復元されたシャンデリアや寄木貼の床、大阪城が望める東窓など、みどころがたくさんあります。


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★2015.11.13正庁の間に隣接する展示室をリニューアルオープンしました

来年で90周年を迎える大阪府庁「本館」が建てられた時代の貴重な資料や、現在工事中の本館耐震工事で出土した遺物などを展示しています。正庁の間とあわせてご覧ください。


2015.10.20正庁の間東窓面の外壁工事が終わりました


長期間ご不便をおかけしましたが、大阪城天守閣への眺望が復活しました。


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大阪府公文書総合センター

http://www.pref.osaka.lg.jp/johokokai/archives/index.html

大阪府公文書総合センターは、歴史的文書や資料を閲覧できる「大阪府公文書館」と、府政に関する情報が得られる「府政情報 センター」の両方のサービスを提供する府の公文書の総合窓口です。


・・・以前も紹介しましたが、新しい情報もありますので再掲します。


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★「大阪府公文書館

https://archives.pref.osaka.lg.jp/search/

大阪府公文書館は、昭和60年(19851111日に、大阪市住吉区帝塚山で開館し、平成27年(20151111日に、開館30周年を迎えました。帝塚山の地で開館されたのは、昭和59年(1985)に策定された「大阪府公文書館(仮称)設立第一次基本計画」において、当面の構想として、帝塚山にあった旧大阪女子大学図書館の既存施設を有効活用し、暫定的に開設することとされたからです。基本計画にある長期構想の考え方としては、「情報の収集、蓄積及び府民の利用の便等を考慮して、府庁の本庁舎又はその周辺が望ましく、今後、庁舎周辺整備等の具体化の中で検討を行うこととする」としていました。庁舎が狭隘化、分散化していた当時の状況では、公文書館を開設するだけのスペースを本庁舎又はその周辺に、見出すのは困難なことだったと思われます。大阪府が公文書館を開館した2年後の昭和62年に、国及び地方公共団体に、歴史資料として重要な公文書等の保存及び利用に関し、適切な措置を講ずる責務を謳った公文書館法がようやく制定されていますが、公文書館の当時の整備状況において、大阪府公文書館は都道府県公文書館としては、全国で11番目、近畿府県としては京都府、兵庫県に次いでの開設となりました。帝塚山時代の公文書館は、南海電鉄高野線の「帝塚山駅」から徒歩6分、阪堺電軌鉄道上町線「帝塚山三丁目駅」から徒歩3分の地にあり、万代池公園のそばの閑静な住宅街が広がる文教地域にあって、3階建てのモダンな建物でした。しかし、書庫の容量が少なく、隣接する府有施設の一部を借りて書庫にしなければならない状態で、また建築年次も昭和26年のために、老朽化と耐震性の両面での課題を抱えていました。その後、本府の財政状況や行財政改革の視点、庁舎周辺整備や府有財産の活用状況など、さまざまな要素を加味して、公文書館の移転について検討が行われて、平成23年(2011)に、帝塚山から大手前庁舎本館1階に移転することになったのです。移転にあたっては、「大阪府公文書総合センター」を設けて、現用の公文書の閲覧・公開請求、公表資料の提供の窓口である「府政情報センター」と、歴史的文書資料類等の閲覧申出・提供の窓口である「公文書館」を併設することにより、窓口機能を一元化して、現用文書、歴史的文書の情報をワンストップで提供し、府民の利便性の向上を図ることにしました。公文書館は、帝塚山での開館以来、四半世紀を経て、長期構想の考え方どおり、府庁の本庁舎へ移設されたことになります。現在府庁本館について、耐震改修工事を実施しており、平成28年度には、現在の本館西側1階から、東に大阪城を望むことができる、本館東側5階★「正庁の間横に移転することになっています。開館30周年を迎えて、今後とも閲覧・展示スペース、書庫などの設備の充実に努めるとともに、公文書の収集・保存や調査研究・レファレンス機能の充実を図り、より府民に親しまれ役立つ公文書館、歴史を未来につなぐ公文書館を目指していきたいと考えています。(平成27年10月「大阪あーかいぶず」47号より