イケフェス大阪(4) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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【参考】銀橋サイト(大阪国道事務所)

http://www.kkr.mlit.go.jp/osaka/ginbashi/

昭和5年に架け渡されて以来、大阪のシンボルとして、人々に親しまれてきた桜宮橋(通称 銀橋)。四季を通じて大阪の風景に彩りを与えてきた。夏には、大阪天満宮の天神祭の船渡卸と花火で、春は、造幣局の通り抜けで、遠来の人々にも広く親しまれている。大阪人の原風景の中のある、この銀橋に隣接して、今回新たに新銀橋を建設する。計画に際し、新しい橋の登場によって、既存の銀橋の魅力もより引き立つ、新旧が対となり、互いに刺激しあうような場所づくりを提案する。新銀橋の形状は、旧銀橋に倣いアーチ型とし、最高高さ、軸の方向など、様々な要素について、可能な限り旧銀橋の相似形となるよう計画する。ただ、それをつくる技術については、あくまで最新の素材・工法を用いる。おのずと、新橋は旧橋と比べて、スレンダーなものとなるから、それら新旧の橋が、対として並置されることで、現在と旧橋建設当時の技術の違い、その間にある時間的奥行きを表現することが出来る。旧銀橋は新銀橋とともに、21世紀へと足を踏み出し、次の100年を生き抜いていく。新旧の間に喚起される、時間を超えた<対話>が、大阪の都市空間に刺激を与え、新たな命を吹き込んでいく。この計画が、近代の大阪を、時間的、空間的に奥行きのある、豊かな都市をしていく、その第一歩となることを期待している。


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・・・そして今回の「イケフェス」予約抽選で、やっと念願かなったのが、


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1871泉布観」/設計:トーマス・ウォートルス

530-0042大阪市北区天満橋1-1

1871年(明治)に造幣寮(現在の造幣局)の応接所として建設された。設計者はトーマス・ウォートルス。完成の翌年に明治天皇が行幸し、貨幣を意味する「泉布」と館を意味する「観」から泉布観と命名。明治天皇自身も3回も訪れ、皇族や外国の要人を数多く迎えた。1917年(大正)には大阪市に移管され、1956年(昭和31)には国の重要文化財に指定された。1962年~1964年(昭和37~39)には保存のために補修工事が施された。


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国産の煉瓦造りの階建てで、「ヴェランダ・コロニアル」という形式。建物の外周には花崗岩の柱が「トスカナ式」という形態で立っている。内装も美しく、天井が高く、シャンデリアが設置されている。階の部屋には楕円形の暖炉が設置されていて、床にはタイル張りのようにみえるペンキで描かれた市松模様がある。また、玉座の間もある。なお、トイレは水洗式だった。


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現在の部屋の内装は1908年(明治41年)の施されたものが残っている。現在は、毎年春分の日前後にのみ一般公開されているが、大阪市は2010年度よりふるさと納税の寄付金を原資として、外観補修や庭園整備を行い、2013年3月29日から31日に年ぶりに内部を公開し、4月15日より外観の常時公開を行っている。また、敷地内に隣接する旧桜宮公会堂(旧造幣寮鋳造所正面玄関、旧ユースアートギャラリー)では民間活力を利用し、2013年4月15日よりパーティーレストラン「旧桜宮公会堂」として一般に公開されることとなった。


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・・・やっぱり中に入らないと建物の良さ・スゴサはわかりませんねえ。